よみがえるケインズ

ケインズの一般理論を基に日本の現代資本主義を読み解いています。
カテゴリーが多岐に渡りすぎて整理を検討中。

場外乱闘篇 4:竹中白書は経済学の破壊であり、理論を信仰に代え、現実の経済をも破壊した

2020年11月23日 | 週刊 日本経済を読む
 穴を掘って埋めるの意図的曲解は産業を破壊したケインズを生かす いよいよ「穴を掘って埋める」箇所だが、当時も今もまともに反論する気にはなれない。また反論したとしても改革熱、構造改革という神話に浮かされていた人々は聞く耳を持たなかったろう。 しかし、今は構造改革の結果が死屍累々であることは皆知っている。熱も冷め、神話も崩壊してしまった。 もう一度冷静に考えてみる時期ではある。これがケインズの批判にな . . . 本文を読む