夏の終わりから秋にかけて開花するベゴニア属の仲間で原産地は中国、和名の「シュウカイドウ」は、中国名の「秋海棠」をそのまま音読みにしたものだそうです(季節の花 300)。
いかにも「秋」を思わせるような呼び名ですが、淡い桜色の花弁と黄色いシベのコントラストも、秋らしさを感じさせます。
花に近い茎の部分には、茎の緑色が待ちきれずに花弁の桜色に変わろうとでもしているかのような、不思議なグラデーションがついています。
草丈は20cmほど。地植えですが根元や茎はとても脆いので、誤って踏みつけたりしないように注意しなければなりません。