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大阪・関西万博、「詰んだ」

2024年06月19日 12時04分49秒 | 一言
 将棋で「詰む」といえば「王将の逃げ場がなくなる」こと。行き詰まりの意味から、若者言葉でも「詰んだ」=「終わった」という意味で使われています。
 来年4月開幕予定の大阪・関西万博も、「詰んだ」といっていい状況です。建設費は当初の約2倍の2350億円、運営費も警備費を含めて約7割増の1359億円に膨張。万博に関心がない人は7割に上り、チケット販売は目標の1割台どまり。財政的に破たんは必至です。
 そんな金があるなら、能登被災者の支援や物価高騰に苦しむ府民の暮らし・営業に回すべきだとの声があがり、開催反対は約5割にも。決定的なのは、会場が廃棄物最終処分場のためメタンガスが発生し、全域で爆発の危険に直面していること。学校単位で参加する小中高の生徒の保護者らは「危険な場所に連れていかないで」と反対の声が広がっています。
 普通の事業ならとっくに開催中止のはずなのに、それでも止まらない。万博に乗じて、カジノ大型開発規制緩和をすすめるねらいがあるからです。
 新府・市政と関西財界などが国に出した連名要望書では、万博関連のインフラ整備は9・7兆円。遠く離れた「四国縦貫自動車道の4車線化」など、不要不急の事業が。規制緩和では、紅麹(べにこうじ)事件に反省もなく食品表示規制の緩和をはじめ大企業のもうけ支援策がズラリ並びます。
 「詰んだ」将棋なら「参りました」で終わります。万博でそれを言わせるのは、府民・国民と日本共産党の共同したたたかいです。


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