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遊歩道の柵は木製、水路の石垣は自然石と環境に優しい素材を使っています。
かなり見辛いですが、遊歩道の奥の部分は、歩道の1/3程度が空中に浮いています。つまり、水面幅も歩道幅も狭めたくないけど両者を確保する余地が無かったため、立体的に重なる構造とした訳です。
用水全体的な景色としても、木々が豊富にあり、水面にオーバーハングしているため、葉っぱが水面に落ちるとともに、落下昆虫なども見込めて河川生態系の成立に寄与するものと考えられ、石垣の隙間もドンコやカジカ類、ハゼ科の魚の生息や稚仔魚の生育場となり、水中の木製の杭も流れに変化を与えいい働きをするものと考える。
この時は水車も止まっていたが、実際に稼動するときはもちろん脱穀にも使用するという事である。(決して単なる飾りではない!)
う~ん...この水路は羨ましい!
こんな水路を考えれるような仕事を
したいですね。
機会があれば、見に行きたいです。
三面張りの用水路でも、少し手を加えれば
流れが乱れて、もう少しましな環境が
できるんじゃないかと
思うんですけどね。
実は平成4年なのです。今から13年前ですよ!最近でこそ環境配慮型の水路や河川は珍しくありませんが、こんなに以前に国交省ではなく地方自治体(日野市)の事業として施工された事に驚きを抱きます。
また、それだけの年月が経っているからこそ、これだけシックリ行く環境に落ち着いているのかも知れませんね。
機会があれば、是非行ってみて下さい。