“今年生まれ”の『シオマネキ』の♂です。
甲幅10数mmの小さな小さな個体です。
どれぐらい小さいかというと...
左の方から何かやってきています。
『シオマネキ』の成体です。
大きいヤツだと、50mm近くにまでなります。
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つまり甲幅だと、成体の1/4程度しかありません。
若干♂の自己アピールである振り上げた“ハサミ”が下がって来たような...
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並ぶとこんな感じです。
“ハサミ”は完全に下ろしてしまいました。
『シオマネキ』よりも大分小型の『ハクセンシオマネキ』の成体と比べても...
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半分程度の大きさです。
『シオマネキ』や『ハクセンシオマネキ』は干潟の中でも、主に底質の違いによるそれぞれの好適環境の場所に集団で“コロニー”を形成して生息しています。
さらに、成体、幼体の区別なく、一緒に生息しています。
どんな生き物でもそうですが、そういった環境で晴れて成体となるには、色んな危険が待っていますし、それを生き抜いた個体は力強いです。
< 干潟 >
彼らは決して無駄な争いはしないと思います。
種の維持やよほどに自分の生活を脅かす事象に遭遇しない限りは...
最強のモビルスーツと
小さく、弱いモビルスーツを見るようで
笑ってしまいました。
食性を考えると、
平和主義者ですよね。
彼らは。