クリーニング

　今年は数えるほどしか化石採集に行っていません。

　当然採集化石（未クリーニング）の保管庫（ただのコンテナボックスですが．．．）もほとんど増減なしです。

　ということは．．．

　ほとんどクリーニング作業もやっていないという事です。

　これはいけないと思い、先日の和泉層群の『ナノナビス』以降少しずつクリーニング作業を始めました。

　年末・年始と色々な集まりで“化石交換会”なども催されるので、少しでもクリーニングをやっておかないと．．．
　（交換に出せるほどの化石が無いのも問題ですが．．．）

　まずは、勝田層群のビカリアです。
　ここの『ビカリア』は過去に何回かクリーニングしていますが、未だに自採品の無い未踏の産地のものです。
　行きたい行きたいと思いながらなかなかその機会に恵まれず今に至っています。
　これは、Ko氏にいただいたものです。
　今までほったらかしで失礼いたしました。

　この『ビカリア』と『ツリテラ』はどうしても自分で採りたい化石です。



　クリーニングとしては非常に簡単です。
　殻表面に付着している砂粒を除去するだけですから．．．
　細部までびっしり詰まった状態で付着はしていますが、癒着等もあまり見られず、根気さえあれば綺麗になります。



　後は、これ以上の風化（劣化）を防ぐために表面をコーティングしたら完成です。

　＜ 勝田層群 ＞