てるこのひとり言

てるこの日常のあれこれ・・・

第66回 正倉院展

2014-11-02 14:18:45 | 日記


        10月31日(金)


   


        聖武天皇の愛用品など9000件以上の宝物が伝えられ、その一部が公開されます。

        66回の今年は、天皇、皇后両陛下の傘寿を記念し10月24日~11月12日の20日間

        奈良国立博物館で調度品や貴重な楽器、美術工芸品など59件が展示されている。



   



        桑木阮かん(絵ハガキより)

        円形の胴に竿がついた4本の弦をもつ楽器、桑の木で作られている。

        真ん中には、松の木の下で囲碁を楽しむ人たちが描かれている。



   


        白瑠璃瓶 (絵ハガキより)

        ガラスで作られた瓶、透明で少し淡い緑色です、上部には指をかける

        取ってがついていて、空中で息を吹き込む技法で出来ていて、全体に

        気泡が入っている。良く似たガラス製の水差しが見つかった例がある

        ことから、現在のイラン周辺にあたる西アジアで作られシルクロード

        を通って日本まで伝えられたと言われている。
        


   
   


        のうの御礼履(儀式用の靴)(絵ハガキより)

        つま先がそりあがり、先端が二つに別れた靴、聖武天皇が大仏完成を

        祝う儀式で履いたものとみられています。

        左右同じ形で表面は鮮やかな赤色に染めた牛革、内側は、柔らかな

        鹿革、金線で縁取り、左右には花の形をした飾り13個、銀製の金具

        に真珠、水晶、色ガラスなどをはめた豪華な靴です。
         



  


        鳥獣花背方鏡(鏡)(絵ハガキより)

        正倉院に納められた中で、唯一の四角い鏡です。

        銅やスズ等の成分の比率から中国・唐より日本に伝わったと考えられる。

        獅子形のつまみを中心に、6頭の獅子とブドウのつるや、葉をデザイン

        した模様で、一般に「海獣葡萄鏡」と呼ばれます。

        その外側には、鳥や蝶、蜂など描かれています。 
        



  


        鳥毛立女屏風 (鳥毛貼りの屏風)(絵ハガキより)

        聖武天皇が愛用した6枚セットの内4枚が出品、木の下にいるふっくらと

        した女性が描かれている。衣服や木の部分に貼られていたヤマドリの

        羽毛などから日本製とみられている。



            



        私、奈良市内に住んでいるので毎年恒例のように見に行きます

        遠くから沢山の方が来られてます。
  
        改めて、幸せを感じます  



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