梅雨の晴れ間をみて、富士山吉田口登山道を一合目から五合目まで登る。
富士登山の歴史、富士講時代の古跡が残る趣ただよう登山道・ 吉田古道。
まず北口本宮冨士j浅間神社を参拝し、中の茶屋を経て馬返しまで車を走らせる。
ここからは歩く外はない、登山道は以前に比べてかなり整備されている。
馬返しには、いくつもの登山記念碑がある。
樹木林・原生林のなかを歩を進めるが、この道を登る人はごく希のようで五合目まで
一人旅であった。
かつては賑わったであろう休憩所や神社は今は廃屋となっており、
中にはすっかり潰れてしまって廃材だけの状態の所も有り、寂しさを感ずる。
三,四合目を過ぎると歴史を感じさせる石畳の山道になる。
やがて四合五勺の御座石小屋に着く、ここは雄大な展望が楽しめるというが、
かすんで何も見えない。残念!
少し進むと五合目の佐藤小屋である。ここだけは通年営業しているようである。
佐藤小屋の先、険しさを増す道をさらに登っていくと、五合五勺の
経ケ岳・日蓮上人が修行し埋経されたという六角堂の常唱殿がある。
ここをお参りし、来た道を戻り河口湖口五合目を目指す。
ここは冨士スバルラインを上がった所で、小御嶽神社があり、多くのレストハウスや
宿泊施設が並びみやげを買う人の姿がみられた。
観光バスや自家用車で来た人達で一番賑わう場所である。
聞くところによると観光客の7割方は外国人だそうです。
雲がかかって富士山頂はなかな望めなかったが、
一時雲が切れてカメラに収めることが出来ました。
ここで少し休憩して、また来た道を戻り下山の途についた。
約6時間半の登下山道の行程でした。
道中の写真はネットアルバム(1):ネットアルバム(続)にアクセツして
ご覧になって下さい。