・ドイツ・メルツ政権、前途は波高し 極右台頭が招いた造反劇
欧州では「極右ドミノ」が相次いできた。
オーストリアでは24年9月の総選挙でネオナチの流れをくむ自由党が第1党になり、東欧ルーマニアではEUに懐疑的な極右政党が大統領選挙をリードする。
スタートからつまずいたメルツ政権はポピュリズムの拡大にブレーキをかけ、欧州を束ねる大役を担う。
(25年5月7日日経電子版)
「物価高・移民・対ロシア地政学」が欧州の政治を揺さぶります。
目下の生活の厳しさは、どの政党でも良いので変えてくれ意識がまん延して行くのでしょう。
この機会に、大衆迎合政党(反移民・親ロシア・非人権)が票を集めます。
欧州のポピュリズムの背景には、
・物価高(エネルギー危機やインフレ)
・移民流入(シリアやウクライナからの難民)
・対ロシア制裁による経済苦境
があります。
一方、日本特有の動向としては「減税」に票が集まる。
移民や地政学(顕在化していない)より、物価高と経済停滞が政治の焦点。
7月予定の参議院選挙では自民と立憲以外の政党に票が集まりそうです。
選挙戦は、地上戦(街宣)ではなく空中戦(ネット宣)に変わった。
一億老若男女はネットを見ています。
政党は国家像=長期的なビジョンを主張しない。
国民からは、こういう書き込みがある。
政治家が、原資が不必要で、誰が考えても当たりまえな処方である、社会保障費用の高齢者と現役世代の負担配分に手を付けないことが1番の諸悪の根源やと思います!
【解説】
ポピュリズムとは、大衆からの人気を得ることを最優先とする政治思想や活動を指します。
本来は大衆の利益を重視する思想ですが、大衆を動する急進的・非現実的な政策を訴えることが多いです。
特定の人種など少数者への差別をあおる排外主義と結びつきやすく、対立する勢力に攻的になることもあります。
既存の政治に対する不満や現状への閉塞感が高まると、ポピュリズムは台頭しやすくなります。
フランス極右政党「国民連合」のルペン氏は、移民排斥などを訴え、2017年に続いて大統領選で決選投票に進出しました。
スペインでは、4月に北西部の州で極右政党「ボックス」が初めて州政権入りを果たしました。
米国ではトランプ前大統領が正確な事実に基づかない発言を繰り返したほか、極右の陰謀論集団「Qアノン」による偽ニュースの拡散も問題となっています。
移民排斥を訴える極右だけでなく、財源の裏付けがない「バラマキ型」の政策を掲げる左派のポピュリズムも台頭しています。
ギリシャでは反緊縮を掲げ、欧州連合(EU)と対立した急進左派連合(SYRIZA)が2015年から2019年まで政権を担いました。
スペインでは2020年に発足した連立政権で急進左派政党「ポデモス」が与党入りしました。
(2022年4月26日 日経電子版)
*該記事は今朝「はてな」で公開済みです。
試行錯誤中の練習です。