昨日午前は、脳神経外科の診察を受けました。
2年ぶりに受けたMRI検査で「病変」(脳の左側血管に窓=血管の狭窄)が見つかったためです。
今の気持ちは、終わる時はあっけない。
日々気に病む・気にかけるひと・もの・ことと別れる時、誰しもそう思うのではないですか。
そんな感想です。
世の中には、クスリで困っている人は多いと思います。
わたしもこの4年間に、過剰投与疑い・処方の偏り疑い・処方間違いを経験しました。
座骨神経痛の再発時、「(初発に受けた医者が処方した)薬の種類数が多い。痛み止めばかりなので、これでは効かない」
こう、整形外科医から言われました。
また、お馴染みの?血をサラサラにする薬に、併用して飲む薬のことでは悩みました。
血をサラサラにする薬には、胃を痛める副作用があるので、それを抑える薬として飲む薬があります。
この2錠はペアです。だから飲んでいるひとは多いでしょう。
ところが、私の場合この薬により、朝方(4~5時ごろ)胃を針で刺すような痛みがあったのです。
リハ病院入院中は毎日刺すような痛みに悩まされました。
退院後私は段階的に、実情を医者に話して、効能が軽い薬に変えてもらっていたのです。
この薬では、副作用のことを書いたスマホの画面をわたしに見せて、飲む必要性を説明した医者がいました。
しかし、胃痛が治まらない状態が続いていました。
23年7月、何度目かの訴えを聞いてもらえ、「危険性は説明を十分聞いたが自己責任で止める」ことができました。
その薬を止めると、朝の胃を刺す痛みは消えました。
不自然な痛みなので、原因は初めから、この薬だろうと睨んでいました。
そして、きのう。
「今の標準的なガイドラインに照らすと、飲まなくても良い」
「脳出血を起こすリスクがある」
「血管の細くなっている部分は、すぐに処置をするほどの状態ではない」
画像と腕・指の動き、そして話を聞いての判断だったようです。
ついに、血をサラサラにする薬からも解放されました。
これから、1週間分を薬箱に薬を用意することもありません。
「サラサラにする薬は、一生飲み続ける」と別の非専門医(内科)から言われていたのに。
いったいなんやね。
今回の診察では、思わぬことを言われるかもしれない、と書いていました。
まさにそれが当たりました。
会計が終わると、思わず無言の万歳をしました。