天星人語

世間と空、そして(時々)海をぼんやり眺める毎日です。

血をサラサラにする薬を卒業した日(診察結果)

2024-05-10 07:07:07 | 医療・医学

昨日午前は、脳神経外科の診察を受けました。

2年ぶりに受けたMRI検査で「病変」(脳の左側血管に窓=血管の狭窄)が見つかったためです。

今の気持ちは、終わる時はあっけない。

日々気に病む・気にかけるひと・もの・ことと別れる時、誰しもそう思うのではないですか。

そんな感想です。

脳梗塞後、当たり前のようになっていた、4年間続いた薬の服用は終わりました。

世の中には、クスリで困っている人は多いと思います。

わたしもこの4年間に、過剰投与疑い・処方の偏り疑い・処方間違いを経験しました。

座骨神経痛の再発時、「(初発に受けた医者が処方した)薬の種類数が多い。痛み止めばかりなので、これでは効かない」

こう、整形外科医から言われました。

また、お馴染みの?血をサラサラにする薬に、併用して飲む薬のことでは悩みました。

血をサラサラにする薬には、胃を痛める副作用があるので、それを抑える薬として飲む薬があります。

この2錠はペアです。だから飲んでいるひとは多いでしょう。

ところが、私の場合この薬により、朝方(4~5時ごろ)胃を針で刺すような痛みがあったのです。

リハ病院入院中は毎日刺すような痛みに悩まされました。

退院後私は段階的に、実情を医者に話して、効能が軽い薬に変えてもらっていたのです。

この薬では、副作用のことを書いたスマホの画面をわたしに見せて、飲む必要性を説明した医者がいました。

しかし、胃痛が治まらない状態が続いていました。

23年7月、何度目かの訴えを聞いてもらえ、「危険性は説明を十分聞いたが自己責任で止める」ことができました。

その薬を止めると、朝の胃を刺す痛みは消えました。

不自然な痛みなので、原因は初めから、この薬だろうと睨んでいました。

そして、きのう。

「今の標準的なガイドラインに照らすと、飲まなくても良い」

「脳出血を起こすリスクがある」

「血管の細くなっている部分は、すぐに処置をするほどの状態ではない」

画像と腕・指の動き、そして話を聞いての判断だったようです。

ついに、血をサラサラにする薬からも解放されました。

これから、1週間分を薬箱に薬を用意することもありません。

「サラサラにする薬は、一生飲み続ける」と別の非専門医(内科)から言われていたのに。

いったいなんやね。

今回の診察では、思わぬことを言われるかもしれない、と書いていました。

まさにそれが当たりました。

会計が終わると、思わず無言の万歳をしました。


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