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鮟鱇

2015-04-12 16:28:25 | 燕京見聞録



 北京の三源里市場という所では、世界の食文化に対応出来そうなくらい様々な食材が売られており、見るだけでも楽しい市場です。

 で、サーモンを買いに行ったら、鮟鱇が売られていて、思わずあああああああんこう!!と古い友人に会ったような気持ちになりました。




 しかし、私が買ったのは鮟鱇ではなく、こちら「鸚鵡(オウム)魚」です。
 広東省出身。






 オウムは、鸚鵡Ying1Wu3というのですが、「英語」のことを北京語発音ではYing1Yu3と言うので、
 ワタシ「この魚の名前は何ですか?」
 魚屋さん「YingWuYu」
 ワタシ「(YingYuに聞こえたので、私が英語名を知りたがってると誤解したのかなと思い)いえ、英語ではなく中国語名が知りたいんですが」
 魚屋さん「YingWuYu!」
 ワタシ「いえいえ、中文でお願いします。」
 魚屋さん「鸚Ying鵡Wu魚Yu!」
 というコントのような会話をしてしまいました。
 魚屋さんは「オウムに似てるでしょう。だから鸚鵡魚というのです」と言っていましたよ。

 一斤(500g)55元もしました。
 これがどんだけ高価かと言うと、鯖は一斤15元、イトヨリ一斤18元、鯛一斤23元、ノルウェイ産冷凍サーモンでも一斤31元です。
 買うかどうか悩みましたが、名前がオウムだし、50元にまけてくれるというので、好奇心に負けて購入。



 塩焼きにして、ライムでよばれました。
 濃い味のスズキという感じで、身はコクがあり、とっても美味でした。
 ちり鍋にしても、いいダシが出そうです。






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