丁未堂画室二の丸 TeibidoStudioBranch

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北京南宮五洲植物楽園の中の鸚鵡園

2018-09-26 10:53:28 | 燕京見聞録
北京南宮旅游景区は、北京の南西、豊台区王佐鎮にあります。
このエリアには西周時代の遺跡も残っており、北京市内からの日帰り観光エリアとして、宣伝しているところです。
ちなみに市内からは高速を使って渋滞なしで、1時間ほど。

そこに40種類の鳥類が、人類と遊んでくれる鸚鵡園があるとのことで、見学して来ました。

それは植物園の中の一部で、園内に入るには60元のチケットを買います。
中に入ると、鸚鵡園の他、大きな砂場や遊具がたっぷりあるところ、フードコートなど複数の建物に分かれており、折しも祭日だったので、駐車場が満車になるほどの家族連れで賑わっていました。
また、こまめに清掃されており、園内はとても清潔です。

子供達に滑り倒されるスフィンクス。




世界の名所?が散りばめられたのミニチュア庭園。
北京の土地開発者はこんなのが大好きで、よく見かけます。
これは「天守閣」と書いてありましたが、名古屋城でした。




他にも凱旋門だのロンドン橋などありましたが

このモアイ達が「共産圏における良い子の印=赤いスカーフ」を首に巻いており、いつからモアイはピオニールに入隊したのか!と、とても笑えました。




裏から見ても笑えます。




孔雀の間は、孔雀の足跡で石庭のみたいになっていました。





さて、こちら。





惜しげなく、地面から1メートルくらいの高さの位置に、鳥類のみなさんがおられます。
風切り羽は切られてないけれど、どちらさまもダンボのお母さんみたいにアンヨを短い鎖で繋がれており、心中いかばかりかと思いました。







セキセイインコはフリーダムです。
たまにメジロが混ざっています。
文鳥や、オカメちゃんたちはいませんでした。






よそのゴハンを貪るセキセイインコ。




入り口でエサを買うと、粟と白ヒマワリの種が入った袋&白いプラスチックスプーンを渡されるようで、子供達はそれで各鳥に食べ物を勧めていました。
緑のお方↑が玩具にしているスプーンは、それです。






「鳥の餌は持ち込まないでください」
「つつかれ注意」
啄の字が、つつかれ感を倍増させますね。





時間は早めの午後、みなさんリラックスタイムに入っておられます。












関西の婦人衣類のような配色。





「動物を弄ぶなかれ。」
「小鳥にゴハンをあげる時には、足元の小鳥にご注意下さい。もしも不注意から、足元の小鳥を踏んで死なせたら、その鳥の原価に基づいて弁償してもらいます。」と書いてあります。
良心に訴えるより、お金という現実を持ち出した方が、誰でも理解しやすいという北京式です。




他にも、植物園で、わあバナナがたわわ!と思った端から




「採取すな」





さて、気になるヨウム事情ですが、一羽だけ
ベニコンゴウインコ、モモイロインコと、大きな籠(檻?)の中で同居なさっていました。

籠がデカイのだから、鎖しないでやればいいのに、お客さんの目の高さにするためか、低い位置で繋がれてました。

その美しさと、過酷な環境で耐える生き様を褒めたら、知らん人なのにクチバシで握手してくれ、
まっこと、ヨウムは礼儀正しい方々です。





世界のヨウムのみなさま、ならびに鳥類の幸せを心から願ってやみません。







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2 コメント

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モヤイがツボ (wanko)
2018-10-02 22:25:10
モヤイは渋谷駅の方だった。
うちのお犬様sも、冷却バンダナを首に巻くのですが、首の前にあった三角部分が柴ドリルの後に後ろに行ってしまい、これで赤けりゃ紅領巾だわと思いながら眺めています。
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Re:モヤイがツボ (teibido)
2018-10-08 10:03:46
柴犬はもちろん、バンダナ巻いた柴犬も大好き!!似合うよね。
で、色によってはピオニールになるわけですね。
チェブラーシュカが特別のいい子だけがなれると言ってたので、それはそれでよし?
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