丁未堂画室二の丸 TeibidoStudioBranch

版画家のブログです。本丸MainBlog=http://blogs.yahoo.co.jp/teibido

蔵書票

2019-04-15 23:23:36 | 凸版画
急かされて必死で摺っている蔵書票です。 摺っても摺っても終わりません。 腕のいい日本の木版画摺師さんは、一日にB4サイズを500枚摺るものらしいです。 私もあやかろうと頑張りましたが、右肘故障中ということもあり、小さいサイズを150枚でもヘトヘトです。 明日は200枚を目指します。 早く終わらせて、別のことしたい。 . . . 本文を読む

器の中の魚

2019-03-30 16:28:08 | 凸版画
大変ご無沙汰しました。 「60日以上更新されないブログに出る広告」が出て来たので、慌てて更新しています。 12月=西暦の年末 1月=旧暦の年末 2月=年度末 で、繰り返し何度も年越しをした気分ですが、今度こそしばらくイベントないよね…と思いきや 4月=年号変わる前のわっしょい 5月−6月 北京の入試、卒業シーズン 7月−8月 夏休み 9月 北京の新学期 10月一拍おいて 11月−12月 年 . . . 本文を読む

2018年もお世話になりました。

2018-12-31 10:15:59 | 凸版画
年々バタバタして、今年は特に長期に出掛けることが多く、ブログも途切れがちでしたが、見に来て下さるみなさま、本当にありがとうございます。 これは↓ちうごくの凧です。 インドレポートを含む2018年の出来事ご紹介は、 せめて旧正月までには、すべて終わらせたいと思います。 2019年も、どうぞよろしくお願いします。 みなさまにも幸多き新年となりますように!!! . . . 本文を読む

清明上河図より

2018-07-05 07:56:24 | 凸版画
最近作った、北宋の名画「清明上河図」からの抜粋です。 ちなみに、「清明上河図」とは、北宋の画家 張擇瑞が手かげた、幅24.8cm長さ5.287mにも及ぶ大作で、北宋の首都 開封の活気溢れる様を描き出した名画です。 その部分ですが、こんなの↓ これは輪郭線だけにしたもので、実物はカラーで、しかも画面が経年劣化しており肉眼では何が描いてあるのか、よく見えません。 現在は、北京の故宮博物 . . . 本文を読む

Panda Nikiforov

2017-11-16 00:00:47 | 凸版画
ヴィクトル・ニキフォロフ (ユーリ!!!on iceというアニメの登場人物)が好きなあまり彫ってしまいました。 漫画の登場人物を、目がハートになるほど好きになるのは何年振りか思い出せないほどです。黄子満以来かも? (森川久美著「南京路に花吹雪」の主人公) このアニメを見過ぎて、フィギュアスケートのルールがちょびっと分かるようになりました。 ありゃ、大変な競技なんですね。 少女漫画好きで、 . . . 本文を読む

家族の肖像 干支版

2017-11-15 12:38:44 | 凸版画
ご家族全員を干支で表現というお題を頂戴して制作しました。 それぞれがお好きなものや、ご本人を象徴するものを手にしています。 サイズは15×40cm、技法は水印木版、紙は土佐和紙、板は杜木五合板、絵の具はポスターカラーやグワッシュ混合です。 . . . 本文を読む

嬴政は秦の始皇帝

2017-11-07 10:00:45 | 凸版画
この夏「秦時麗人明月心」というドラマが北京の街中に広告を出してまして、 それは、衛国のお姫様 麗姫が、秦の始皇帝でおなじみ嬴政と、史記の中で刺客としておなじみ荊軻など、歴史上の有名人物たちの間を渡り歩くラブストーリーなのですが、 地下鉄で、アニメみたいに窓の外で動く広告がありますが、この夏それが全部このドラマの予告編で、そのため頭の中に残像が残るほど、毎日その広告を見て暮らしました。 そこ . . . 本文を読む

鉛筆削り

2017-09-17 15:36:21 | 凸版画
大昔中国物産展へ行くと、我ら子供はこの手の土人形で出来た鉛筆削りやパンダのボールペンを買い与えられ、その後ザーサイならびにヨリヨリ(麻花)というお菓子を買って帰るのが定番でした。 というわけで、うちには何体かこの手の人形型鉛筆削りがあったのですが、引越しを繰り返すうちに、いつしかいなくなりました。 これらの多くは江蘇省無錫の恵山で作られたもので、文具ゆえ値段も安く消耗品だったようで、こんな . . . 本文を読む

靴の中敷

2017-07-05 23:16:26 | 凸版画
北京は雨があまり降らないので、伝統的な履物は布靴です。 人民の履くものとしましては、 紳士物はこんなので 婦人物はこんなの その布靴の中に靴の中敷を敷いて、靴を長持ちさせ、地べたからの衝撃も減らすという習慣がありまして、今ではミシン刺繍の既製品がありますが、以前は家族の手作りで、吉祥図案や縁起のいい言葉など、心のこもったものでした。 靴に柄付き中敷を敷くとこ . . . 本文を読む