…………も、萌え死にしそう…………⊂(///∀///⊂⌒`つ≡≡≡
す、素晴らしい。素晴らしすぎるよ、ツンデレ執事!
『今回は赤のターン』と推して下さった担当様、ありがとう!!
そしてこんな萌え話を書いてくれた本宮さん、本当に本当にありがとうございます!!!
前巻の感想でも書いたけど、今回は夏休み後半編。赤=ツンデレ執事ことネイトとサリアン王子の活躍という事で、もうほんと~~~に首を長くして待ってたんですが、初っ端からやられました。
冒頭、バケーションを早めに切り上げて学院へ帰る切っ掛けになったリキシスの場面があるんですが、そこでのリキシスとアティーシャ&クロセが……もうもう!!
やっぱり天然て性質が悪いよね!
クロセも言ってたけど、本当にそう思うよ。
顔色悪いですよと顔を覗き込まれてギクリとするリキシスとか、アティーシャがせめて美味しいものを食べましょうよと葡萄を勧めるんですけど、そこでの台詞が「リキシス先輩に美味しいものを食べてほしかったのに……」って!!!
惚れた相手に(例え相手に他意はなくても)そんなん言われたら、そりゃあ動揺するってもんさ! それが堅物と言われる人間なら尚のこと動揺するだろうよ。全部(リキシスの気持ちとか、それにぜーんぜん気付いてないアティーシャとか)気付いてて爆笑するクロセの気持ち、解るよ! 秋津も読んでて思わず「くはぁッ」とか叫んで、膝で丸まってた猫が飛び起きたさ。
それにしてもクロセは相変わらず謎めいた人だなぁ。
アティーシャからの自分(アティ)の何を知っているかの問いに、明確な答えは返さないのに言外にアティが女の子である事実に気づいていることを告げて、尚且つアティ自身が知らないところで巻き起こっている陰謀に巻き込まれつつあることを忠告して、同時に自分はアティの味方であることを告げる。自身の素性とか言わずもがなのアティの性別であるとか、核心に触れることは何一つ口にしていないのにそこまで(あの鈍感な)アティに伝えることができるなんて、飄々としてるけどやっぱり相当頭が切れるよね。
前回の感想で確か、クロセは実はアティの父親の弟子だったのでは?と妄想したけど、あの後、もしかしたらアティの弟サディの就職先がクロセの実家なんじゃなかろうかと思った次第。
サディは動物を育てるのが上手くて、その腕をかわれて隣村の大きな農園に就職した→クロセはアティ&サディ姉弟の隣村の出身である→学園内で必要な物資は全て支給されるけど、友人との付き合いであったり年齢が上がるにつれて私物の購入等でお金が必要になるだろうから、貧富に問わず門戸が開かれているとしても生徒達は中流から上流階級出身が多い……そんな安易な三段論法で、クロセは直接の面識はなくてもサディの名を知っているからアティがサディではないと気付いた。
と、考えたんですけど、どうも今回のでそれも自信がなくなってきた。
アティが大きな陰謀に巻き込まれつつあると忠告してきたってことは、クロセはその陰謀の一旦なり気配を知りうる立場にあるってことで……。舞台が楽院内であるから何かの偶然で知ることが可能であったとしても、作中出逢って間もないアティに自分はアティの味方であると宣言するくらいなんだから、関わり方が偶然なんて浅い問題じゃないと思うのよね。
で、その謎を考えていて行き着くのが、やっぱりサリアンの存在。
今現在サリアンは異母なのか同母なのかは分からないけど、立場的にサリアンのすぐ上の兄に当たる?第12王子エルシオンに熱烈ストーカーされ中(語弊があるかも……でも、昔からサリアンに粘着的に執着してサリアンが大切にしているものをいたぶるのが好きだったという記載に真っ先に頭に浮かんだ言葉なんだorz)で、ネイトもバルムンド(楽院の教師。秘密裏にサリアンの護衛として派遣された)もそんなサリアンの警護に(特にネイトは心身すり減らして)ピリピリしてるけど、アティの巻き込まれている陰謀には絶対サリアンが関わってくるよね。
サリアンが黒幕って事でなく、最終的にサリアンの失脚を目的としている?的な感じで。
ジェッツが探している『フィスハの願い』という、神が作ったとされる12編からなる伝説の曲。神が作ったとされるだけあって、様々な奇跡の力を持つとされていて、その曲にアティの父親が関わっているのではとジェッツは推理してるけど、サリアン絡みの陰謀を企てている連中がその『フィスハの願い』を得ようと暗躍している一味と関わりがあると考えるのは、読者として自然の流れで……。
そうするといまはアティの父親のことは知らなくても、いずれはその事をつきとめるだろうし、そうなってしまえばアティが狙われるのは必至。ただでさえ今回、サリアンのお気に入りの下級生ってことで狙われてたしね。二重の意味でアティの身は危険だわ。
シリーズ第一巻でアティの手紙を拾って、アティが『サディ』という偽名を使った女の子であるという事実を知っている謎のキャンディの君は、やっぱりサリアンだと思うのです。
男装の少女が少年との同室は危険だからと考えて、自分の信頼する家令(ネイト)にそうと覚らせずに預けて、少女の身に(女性としての)危険が及ばないように気遣って、ただそうして自分が表立って動いてしまったことで無関係のアティにストーカー兄の魔の手や、楽院内での生活が平穏であるように方々に裏で手を回している……んじゃなかろうか?
なんか考えすぎて混乱してきたけど。
大体見も知らずの他人、いくら男装の少女であると知った行きがかり上とはいえ、他人の為にそこまでするだろうか?
でもクロセが自分の素性(アティが少女であると何故知っているか等)を内密にしながら味方であると明言するのは、クロセ個人だけの感情ではないと思うんだよねぇ。
サリアンが裏に方々で手を回していたと仮定しても、それをネイトに内密に実行するのは可能なのか?とか、サリアンが手を回していたとして、ではサリアンとクロセの関係は?とかね。
どうもここら辺の謎は、アティの入学前に話が遡っていかないと分からないと思う。
あと、秋津はサリアンこそがキャンディの君であると思ってるけど、実は偶にその考えが揺れ動いたりもします。
何故ならキャンディの君が拾った手紙を読んだ感想が「(故郷で心配するサディが)ハゲるかもな」だったの……。
同一巻でのとあるシーンでサリアンは、「下賤の言葉で言うと『ナメられて堪るか』ということだな」と言ってるんですけど、そのシーンを思い出すたびにすごく不安になるんです。
高貴なお方が『ハゲ』なんて言葉を使うんだろうか?
でも『ハゲ』って『ハゲ』だよね? ハゲに敬語ってか丁寧語? 綺麗な日本語の表現てあるの? 『御髪が薄い』とか? そりゃ遠回しな嫌味だろ! ああっ、皇室の方が『ハゲ』をなんて表現するのか聞いてみたい!!
……なんて、グルグルグルグル考えましたとも。
いまも『ハゲ』の謎を考えると、サリアンがキャンディの君という考えの自信が揺らぐ秋津ですよ。
そんな訳で、長くなったので続きはまた次回! ←続きがあるの!?∑(゜Д゜)
もちろん。ネイトへの萌え語りを全然してないからね!
す、素晴らしい。素晴らしすぎるよ、ツンデレ執事!
『今回は赤のターン』と推して下さった担当様、ありがとう!!
そしてこんな萌え話を書いてくれた本宮さん、本当に本当にありがとうございます!!!
前巻の感想でも書いたけど、今回は夏休み後半編。赤=ツンデレ執事ことネイトとサリアン王子の活躍という事で、もうほんと~~~に首を長くして待ってたんですが、初っ端からやられました。
冒頭、バケーションを早めに切り上げて学院へ帰る切っ掛けになったリキシスの場面があるんですが、そこでのリキシスとアティーシャ&クロセが……もうもう!!
やっぱり天然て性質が悪いよね!
クロセも言ってたけど、本当にそう思うよ。
顔色悪いですよと顔を覗き込まれてギクリとするリキシスとか、アティーシャがせめて美味しいものを食べましょうよと葡萄を勧めるんですけど、そこでの台詞が「リキシス先輩に美味しいものを食べてほしかったのに……」って!!!
惚れた相手に(例え相手に他意はなくても)そんなん言われたら、そりゃあ動揺するってもんさ! それが堅物と言われる人間なら尚のこと動揺するだろうよ。全部(リキシスの気持ちとか、それにぜーんぜん気付いてないアティーシャとか)気付いてて爆笑するクロセの気持ち、解るよ! 秋津も読んでて思わず「くはぁッ」とか叫んで、膝で丸まってた猫が飛び起きたさ。
それにしてもクロセは相変わらず謎めいた人だなぁ。
アティーシャからの自分(アティ)の何を知っているかの問いに、明確な答えは返さないのに言外にアティが女の子である事実に気づいていることを告げて、尚且つアティ自身が知らないところで巻き起こっている陰謀に巻き込まれつつあることを忠告して、同時に自分はアティの味方であることを告げる。自身の素性とか言わずもがなのアティの性別であるとか、核心に触れることは何一つ口にしていないのにそこまで(あの鈍感な)アティに伝えることができるなんて、飄々としてるけどやっぱり相当頭が切れるよね。
前回の感想で確か、クロセは実はアティの父親の弟子だったのでは?と妄想したけど、あの後、もしかしたらアティの弟サディの就職先がクロセの実家なんじゃなかろうかと思った次第。
サディは動物を育てるのが上手くて、その腕をかわれて隣村の大きな農園に就職した→クロセはアティ&サディ姉弟の隣村の出身である→学園内で必要な物資は全て支給されるけど、友人との付き合いであったり年齢が上がるにつれて私物の購入等でお金が必要になるだろうから、貧富に問わず門戸が開かれているとしても生徒達は中流から上流階級出身が多い……そんな安易な三段論法で、クロセは直接の面識はなくてもサディの名を知っているからアティがサディではないと気付いた。
と、考えたんですけど、どうも今回のでそれも自信がなくなってきた。
アティが大きな陰謀に巻き込まれつつあると忠告してきたってことは、クロセはその陰謀の一旦なり気配を知りうる立場にあるってことで……。舞台が楽院内であるから何かの偶然で知ることが可能であったとしても、作中出逢って間もないアティに自分はアティの味方であると宣言するくらいなんだから、関わり方が偶然なんて浅い問題じゃないと思うのよね。
で、その謎を考えていて行き着くのが、やっぱりサリアンの存在。
今現在サリアンは異母なのか同母なのかは分からないけど、立場的にサリアンのすぐ上の兄に当たる?第12王子エルシオンに熱烈ストーカーされ中(語弊があるかも……でも、昔からサリアンに粘着的に執着してサリアンが大切にしているものをいたぶるのが好きだったという記載に真っ先に頭に浮かんだ言葉なんだorz)で、ネイトもバルムンド(楽院の教師。秘密裏にサリアンの護衛として派遣された)もそんなサリアンの警護に(特にネイトは心身すり減らして)ピリピリしてるけど、アティの巻き込まれている陰謀には絶対サリアンが関わってくるよね。
サリアンが黒幕って事でなく、最終的にサリアンの失脚を目的としている?的な感じで。
ジェッツが探している『フィスハの願い』という、神が作ったとされる12編からなる伝説の曲。神が作ったとされるだけあって、様々な奇跡の力を持つとされていて、その曲にアティの父親が関わっているのではとジェッツは推理してるけど、サリアン絡みの陰謀を企てている連中がその『フィスハの願い』を得ようと暗躍している一味と関わりがあると考えるのは、読者として自然の流れで……。
そうするといまはアティの父親のことは知らなくても、いずれはその事をつきとめるだろうし、そうなってしまえばアティが狙われるのは必至。ただでさえ今回、サリアンのお気に入りの下級生ってことで狙われてたしね。二重の意味でアティの身は危険だわ。
シリーズ第一巻でアティの手紙を拾って、アティが『サディ』という偽名を使った女の子であるという事実を知っている謎のキャンディの君は、やっぱりサリアンだと思うのです。
男装の少女が少年との同室は危険だからと考えて、自分の信頼する家令(ネイト)にそうと覚らせずに預けて、少女の身に(女性としての)危険が及ばないように気遣って、ただそうして自分が表立って動いてしまったことで無関係のアティにストーカー兄の魔の手や、楽院内での生活が平穏であるように方々に裏で手を回している……んじゃなかろうか?
なんか考えすぎて混乱してきたけど。
大体見も知らずの他人、いくら男装の少女であると知った行きがかり上とはいえ、他人の為にそこまでするだろうか?
でもクロセが自分の素性(アティが少女であると何故知っているか等)を内密にしながら味方であると明言するのは、クロセ個人だけの感情ではないと思うんだよねぇ。
サリアンが裏に方々で手を回していたと仮定しても、それをネイトに内密に実行するのは可能なのか?とか、サリアンが手を回していたとして、ではサリアンとクロセの関係は?とかね。
どうもここら辺の謎は、アティの入学前に話が遡っていかないと分からないと思う。
あと、秋津はサリアンこそがキャンディの君であると思ってるけど、実は偶にその考えが揺れ動いたりもします。
何故ならキャンディの君が拾った手紙を読んだ感想が「(故郷で心配するサディが)ハゲるかもな」だったの……。
同一巻でのとあるシーンでサリアンは、「下賤の言葉で言うと『ナメられて堪るか』ということだな」と言ってるんですけど、そのシーンを思い出すたびにすごく不安になるんです。
高貴なお方が『ハゲ』なんて言葉を使うんだろうか?
でも『ハゲ』って『ハゲ』だよね? ハゲに敬語ってか丁寧語? 綺麗な日本語の表現てあるの? 『御髪が薄い』とか? そりゃ遠回しな嫌味だろ! ああっ、皇室の方が『ハゲ』をなんて表現するのか聞いてみたい!!
……なんて、グルグルグルグル考えましたとも。
いまも『ハゲ』の謎を考えると、サリアンがキャンディの君という考えの自信が揺らぐ秋津ですよ。
そんな訳で、長くなったので続きはまた次回! ←続きがあるの!?∑(゜Д゜)
もちろん。ネイトへの萌え語りを全然してないからね!