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WCC(世界教会協議会)オラフ・トヴェイト総幹事が来日

2014年07月25日 | よしなしごと
キリスト教の世界団体は大別して3つあります。一つはバチカンを中心とするカトリック、LWB(ルーテル世界連盟、あるいはルター派世界連盟、Lutherische Weltbund)、そしてWCC(世界キリスト教協議会、World Council of Churches)。内おそらく最大なのはWCC(世界教会協議会)。その背景には世界中で5億人のプロテスタント信者がいます。

さて、7月2~8日にスイス・ジュネーブで開催された世界教会協議会(WCC)中央委員会で幾つかの声明が採択されましたが、そのうち二つは日本に関するもので、この地上からあらゆる「核」(核兵器・原子力エネルギー・原発)を取り除くことを求める『核から解放された世界へ』(和訳)と、『日本国憲法第9条の再解釈についての声明』(和訳)です。

今回のWCC(世界協会協議会)オラフ・トヴェイト総幹事の来日は、つまるところこの2つの声明を引っさげてのものであり、核の問題、日本国憲法9条の問題への、世界5億のプロテスタントの関心の高さをアピールするものと考えても間違いではありません。