地獄トイレ

お食事中の方がいたら、すみません
朝青龍の故郷として、よくテレビに映るモンゴルでは当たり前の、
草原に建つテントのようなトイレが、僕が幼い頃はたまに帰る田舎にもありました
部屋から行くにも、一旦外に出て庭を通って大門まで行かないといけない。
そのトイレは、
用を済ます事よりも溜まった肥料を畑にやる事を優先に作られているので、
車も溺れるほどの大きな穴に、細い丸太が二本置いてあるだけなのです
その丸太を跨いでボッタン
さらに匂いは半端無い！
幼い僕には、まるでそこは地獄のように思えました
ですから、
真昼でも下っ腹から信号が来ると渋々とトイレの近くまでは行くけれど、
結局のところトイレのそばで我慢できず…親戚の兄さん達から笑い者にされていました。
さらにトイレに行けなくなるような話まで聞かされ…
たまに子供がそのトイレに落ちて死んだ事もあるそうです
死因は溺死ではなく、糞の毒が体に回って死に至るとの事。
ですから、子供が糞に落ちると親は、
その時代には貴重な餅を大量に作って町の人々に配りながら、神様に祈ったとの事です。
こんな話を聞いてから、皆さんはあのトイレに行けますか？
リアルカリスマコリア