年に一度の帰省をこの間の夏休みに行いました
行う!なんて大げさに聞こえますが…これにはそれなりの訳がありまして
実は東日本大震災の後、初めて日本を離れる事になったからです。
大震災直後、日本人の日頃の行いの良さが証明されたように、
世界各国から支援のオファーが殺到しましたね。本当に嬉しかった
またその反面で、日本の周辺の国々が、
放射能に汚染される事に過剰な反応を示して、
日本にいる私達は悲しい気持ちにもなりました
その大震災後、初めて韓国に帰ってみると、
おや?飛行機に乗って二時間も飛んでいないはずのここは
*壊れてるのか? 蛇口からは水が流れっぱなし
*ちゃんと見てるの? 一晩中ついている隣の部屋のテレビの光
*誰が付けたの? 人のいない部屋でクルクル回っている扇風機
*どっちかにしろよ! クーラーがんがんの部屋で、布団を体に巻き付けて寝ている暑がりの兄
*これでいいのか? 深夜まで続く近くの海水浴場のカラオケ大会
自分が育った国なのですが、なぜかイライラする場面が多く、
これでいいのかなぁ?と何度も思いながら扇風機の電源を消していました。
これが国が違うって事なのかなぁ。
などと訳もわからずチョッピリ淋しくなりました。
しかし、僕も所詮人間
節電と言う言葉からの解放感で、
肌寒い時には電気カーペットの上で『気持ち良い~』と言っていたのも事実です
別世界