光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

濱谷浩展 

2015年11月24日 | アート 写真

10月31日(土)に行った写真家・濱谷浩展を紹介します。 

もう、展示は終わってしまいましたが。

 今から60年前の苗代の光景。 何もかもがピタッと決まった写真で、見る私がこの場所にいる感覚になります。

 

 

 こちらも、そうです。 そして目だけ出した農作業服の女性の迫力が凄い。 

 

 

苗代、稲刈り、そしてこの田植え、いずれも稲作の女性を撮影したものですが、女性の持つ強さが写真に現れています。

日本の原風景や伝統を記録することが、出発点にあったと思いますが、人間を写すという基本姿勢が貫かれています。

 

 

 

 

 

 この写真は「裏日本」から、十和田市の谷地温泉の湯湯治光景。

私も、八甲田山の酢ケ湯温泉(混浴)に入りましたが、こんなぎゅうぎゅうではなかった。

 

 

 濱谷は、人物写真にも面白い作品が多い。  これは版画家、練方志功

 

 

 高村光太郎

 

 

 名脇役で知られる志村喬

 

こういう写真をみていると、私も人物写真を撮ってみたいと思う。

丁度今日、NHK日曜美術館で、写真家荒木経惟(ビデオ録画)を見ました。 「男」の顔写真

は見事でした。


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