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光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

東京国立博物館(2012.6.3) ミュージアムシアター「洛中洛外図屏風 舟木本  京の信仰/京の政」

2012年06月03日 | アート 日本画

5月19日に続き、ミュージアムシアター「洛中洛外図屏風 舟木本」の6月バージョン「京の信仰/京の政」に行ってきました。

シアターの導入画面は、蝋燭の灯りに照らされた屏風でした。

ちなみに、5月の導入画面は町屋の部屋の片隅にー

そして4月の導入部は見逃したのですが、花見の宴の席にーでした。

それぞれに、屏風が置かれたシチュエーションが想像できて、素晴らしい導入部でした。

今月のテーマである「京の信仰/京の政」では、屏風図に描かれた
・東寺、西本願寺、東本願寺、六角堂
・二条城での裁き、内裏での舞楽や将軍の牛車での参内光景
の説明がありました。

寺では東寺の絵が面白い。(リーフレットをスキャンしているので粗い画像になっていますがシアターではくっきりでした)
左上では僧侶の読経や信者がかしこまっているのが描かれていますが、右下では若い女に抱きつく老僧が描かれています。

 

京の政では、二条城での裁きの場の説明がありました。  白州に若い女性が訴えており、殿上では京都守護職の板倉勝重が聞き入っている。
 


今日のシアターは少し時間があるとのことで、祇園祭の説明があり、 前回、私が鷺舞と説明した孔雀の羽のような飾りを背中に担いだ武者は、母衣(ほろ)を担いだ鎧武者で、母衣は戦場で矢を防ぐ具足で、祭りでは飾りとして用いられているとのこと。
お詫びして訂正します。

 

ところで、屏風のレプリカは250万円もするので、とても無理ですが、手頃なリーフレットがミュージアムショップで売られていました。
屏風のように6枚折りで2対、精巧に印刷されています。  紙厚もあって屏風のように立てられます。  1隻の大きさが高さ45cm×幅90cmでちょうどよい大きさです。  値段は840円で買ってきました。
今日の写真は、最後の1枚を除いて、すべてこのリーフレットからスキャニングしたものです。

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