光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

国立東京博物館(2013.1.2) クメールの彫刻 #2

2013年01月05日 | アート 古代

 クメールの彫刻の説明板です。   安易に撮って見づらい写真になってすみません。

 

これは、昨日、井浦新さんの写真と一緒に写っていた彫刻で、説明板も撮ったのですが、ぶれて文字が判読しにくいので、読めたところを書き込みます。 

 ナーガ上のガルダ
 カンボジア・バブーオン入口と象のテラス           砂岩   アンコール時代・12~13世紀

鷹の顔に人間の体を持つガルダはヒンドゥー教のヴィシュヌ神の乗り物です。  蛇を食べるといい、蛇神ナーガを口にする場面を表現したものもあります。
上げた両腕の後方には翼が表されています。  最下段と上の二段は本来、別のもので違う場所で倒壊していたものでしょう。

 

一見、一体的な像に見えるのですが、よく見ると解説にあるとおり、別のものをくっつけていますね。
ガルダにまつわる不死の神話は、手塚治が描いた「火の鳥」にも取り入れられています。  

 
位置関係を示す地図です。

 

蛇神ナーガはいろんな仏像にもでてきますね。  巳年にちなんでいるところもあるのかな。
仏の顔がガンダーラ仏とは違い、独特の顔。  特に唇あたり。

 

こちらの仏陀の顔も、特徴がでている。 



 

 こちらの仏陀の顔は、今までのものと少し違っていて、愛嬌があります。

 

 

浮彫りにダイナミックなリズムを感じる。 



 

次は金銅像です。

 

表情がユニーク。

 

 デザインが面白い。

 


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