8月27日(土)あてもなく電車に乗り、東京駅で降りると、足は丸の内方向に。 そういえばレンガ造りの三菱の美術館が昨年出来ていたので行ってみようかと。
明治27年(1894年)に三菱1号館として英国人建築家のコンドルによって設計され、当時は三菱の銀行部門と貸事務所として利用された。 戦後、隣にあった丸の内八重洲ビルチ゛ングが米軍のホテルとして接収され、三菱1号館もホテル従業員の宿舎として供されたあと、昭和31年に返還された。 その後、明治の三大建築物(日本銀行本店、旧赤坂離宮、三菱1号館)として建築学会などが保存の申し入れを文部省や三菱地所に行ったが、昭和42年(1967年)三菱地所は抜き打ち的に解体した。 地震対策や地下トンネルによる不同沈下などで強度的問題があったのと、オフィス需要の急伸が理由とされた。 保存と開発、いつの時代も難題です。
昨年、40年ぶりに赤れんがの1号館はレプリカとして復元され、美術館として利用されています。
写真の後ろのビル、丸の内パークビルと一街区をなし、丸の内ブリックスクエアとしてアートやショッピングゾーンとして洒落た雰囲気の街になっています。
ブリックスクエアの緑の庭から1号館。 1号館は8/22~8/31まで休館中で、中には入れませんでした。
庭にはいくつか彫刻があり、赤レンガの建物と似合っていました。
朝方の雨が、滴となって昼寝の方に。
丸の内のオフィス街のなかに、このような緑とアートの空間、いいですね。 やはり、歩いてみるものです。
説明プレートも植物に囲まれ、いい雰囲気です。
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