国立博物館に再び戻ります。 4月2日に朝鮮半島の文化を紹介して以来、約3週間ぶりです。
3月14日に国立博物館で撮った写真を見ていると、まだまだ紹介したい写真が多くあります。
まず表慶館のアジア美術の最後のコーナ、「インド文化の広がり」と「古代エジプトと西アジア」を
インド文化の広がりの展示室です。 古代の宗教関係の彫像が壮観です。
ガネーシャ坐像 悲しい物語の像です。
カンボジア、バイヨン 砂岩 アンコール時代・12~13世紀 フランス極東学院交換品
ガネーシャはヒンドゥー教のシヴァと妃パールヴァルティーの息子。 母の水浴の見張り番をしていたガネーシャは、父のシヴァさえも中に入れることを拒んだため、怒った父に頭を切り落とされた。 悲しむ母のため、シヴァは象の頭をつけてガネーシャを生き返らせた。
ナーガ(インド神話に起源を持つ、蛇の精霊)上の仏坐像
ミロのヴィーナスではないが、なかなか艶っぽい「女神立像」。
日本の狛犬などと少し通じるところも感じます。
人が尊いものを造ると、その作品に厳かさが自然に備わるのだろうか。