貧乏社畜サラリーマンの海外旅行記

長期休暇に有給休暇をくっつけて、
仕事と家族を日本に置き去り、海外旅行へ
貧乏社畜リーマンによる海外旅行記。

【ギリシャ・キプロス】未承認国家北キプロス・トルコ共和国【五日目(後半)】

2018-04-22 | 2018年03月_ギリシャ・キプロス・北キプロス
ギリシャ・キプロス・北キプロス一人旅の五日目(後半)です。
[初日はコチラ]

キプロス観光を終え、無事ギリシャに到着。

キプロス観光の締めくくりに、北キプロスの情報を。
なお、以下は2018年3月現在の情報です。

基本情報
 北キプロス・トルコ共和国(英語名:Turkish Republic of Northern Cyprus :TRNC)、通称北キプロスは、キプロス共和国からトルコ系住民が独立を宣言し、キプロス島北部を実効支配している国家です。
ただし、いわゆる未承認国家で、北キプロスを国家承認しているのは、トルコのみとなります(トルコは南部のキプロス共和国を未承認)。
なお、日本政府は北キプロスを「トルコ軍支配地域」として扱っています。

北キプロス側のニコシア市内には国家承認しているトルコの大使館が存在します。





ファマグスタの港にはトルコの国旗を掲げた軍艦が停泊していました。


ファマグスタで見た、大きなトルコ国旗。

国旗
このようにトルコと大変結びつきが強いのですが、国旗はトルコの国旗を赤白反転させたものになり、トルコ国旗とセットで掲揚されています。






ただ、これは南部のキプロス共和国も事情が同じで、キプロス共和国の国旗と併せてギリシャ国旗が掲揚されています。


国境
南北キプロスは、国連が引いた緩衝地帯(グリーンライン)によって分離されており、北キプロス・トルコ共和国とキプロス共和国間の「国境」となっています。

グリーンラインは首都ニコシアも南北に分断しています。

以下は南側(キプロス共和国側)から。

奥に北キプロスの国旗が見えます。


国連の緩衝地帯。




このように市内の道が通行止めになっています。










南部のキプロス共和国とギリシャの結びつきの強さがわかります。


写真左側の城壁内側は北キプロス。


城壁の下部には鉄条網。


こちらは国連の緩衝地帯を挟んで、奥が北キプロス。

次は北キプロス側から。

南部と同じように道が途中で途切れています。






北キプロスとトルコの国旗の奥には、キプロス共和国とギリシャの国旗。

行き方
キプロス共和国から北キプロスへはクロスポイントからの「入出国」となります。

ニコシアのクロスポイントはレドラ通りにあります。

まずはキプロス共和国を出国。

グリーンラインを歩いて・・・


北キプロス側の入国手続き。

クロスポイントでの出入国は、南北両キプロスともパスポートのチェックのみで、スタンプの押印はありません。
まぁ、キプロス共和国側からすると北キプロスの独立は認めていないわけですし。

ちなみにニコシアには、レドラ通り以外にも旧市街の西の城壁外側にもクロスポイントはあります。

北キプロス側から国境を越えて・・・


国連緩衝地帯を歩きます。






キプロス共和国側のパスポートコントロール前には、コントロール壁があります。

キプロス共和国に入国。


通貨・両替

北キプロスの通貨はトルコ・リラになります。
ニコシアやファマグスタには両替所はありました。また、ニコシア、ファマグスタともにカフェや売店でのユーロ払いは可能でした。


北キプロスのニコシア旧市街のウォーキングマップには南部も含まれてました。

六日目(前半)に続く。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【ギリシャ・キプロス】キプ... | トップ | 【ギリシャ・キプロス】アテ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

2018年03月_ギリシャ・キプロス・北キプロス」カテゴリの最新記事