N響の茂木さんからご招待を頂き、サントリーホールで第九を聞いてきました!
N響は年末いつもNHKホールで第九を演奏してますが、今回は
10月、11月の二ヶ月間、開館25年を記念して行われている
「サントリーホールフェスティバル」の一環でこの日の演奏となりました。
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サントリーホール25周年記念
ベートーヴェン「第九」
2011年11月3日 開演16時
クロストファー・ホグウッド指揮
NHK交響楽団
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
ベートーヴェン:交響曲第9番二短調 op.125 「合唱付き」
ソプラノ:スザンネ・ベルンハルト
アルト:クラウディア・マーンケ
テノール:ジョン・トレレーベン
バリトン:ウドルフ・ローゼン
合唱: 東京混声合唱団、二期会合唱団
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冒頭のアヴェ・ヴェルム・コルプスは弦楽と合唱とパイプオルガン。
Aの調弦のためにパイプオルガンのAを出していて、サントリーホールに来たな、
という気分が盛り上がりました!
美しい合唱と透明な弦の音。
(息子の砂遊びにギリギリまで付き合って、慌てて着替えて電車に駆け込んでホールにぎりぎりに入った)
私を非日常の世界に十分、いざなってくれました。
続いて第九。
第九は生が一番。大好きで何度も聴きにきてるんですが、
ただ、これまで合唱の入る4楽章があまりに感動的なので、
どうも1楽章から3楽章の間をどう理解していいかわからなくて、
もてあましてる自分がいたのですが、(大変正直な告白で、すみません・・・・)
昨日は、気持ちが演奏に入っていくことができてすごく聴いていて楽しかったです。
クリストファー・ホグウッドのメリハリのきいた指揮が、好きだったのかもしれません。
4楽章は、いつもどおり大変楽しみましたが、今回はソリストがいずれも素晴らしかったです!
特に最初に歌い始めるバリトンのウドルフ・ローゼンさん!!
冒頭の「おお、友よ!・・・・・」で始まる有名な歌詞をこんなにセリフのように
(もちろん歌うという範囲は全く逸脱してなくて)美しく歌い上げる様子に
感動しました!
続く、テノールソロもソプラノ、アルトもとても心地良い歌声でした。
第九って演奏が終わると、もう一度4楽章をアンコールしてくれないかな、って
思うんですよね、素晴らしすぎて。
でも・・・・
アンコールのかわりにたくさん拍手が続いて高揚感一杯に家路に着くから、
また次の年も聴きに来たいな、と思うのかも。
師走の雰囲気はないけど、気持ちは十分満たされた11月の第九でした。
そして、初めて、ちょっと歌いたくなってしまいました。
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