正しい保護者の過ごし方

子供の成長を見るものはいいものです。子供の部活動を見ながら休日を過ごす父親のブログです。

欲求

2010-06-01 21:40:12 | Weblog
先日私の座右の書について触れましたがその中にこのような話があります。
人の動機の根本は欲求である。したがって叱られて行う行為に100%以上の成果は決して生まれない。誉められてこそより上、つまり120%、130%の成果が生まれるのであるとあります。
人間は誉められたい、あるいは評価されたいという欲求の為なら自分の持てる力以上の努力を厭わないという話です。
私の娘はまさにその典型と言えます。ブタも煽てりゃ何とかではありませんが、巧いとかセンスがあるという言葉に非常に喜びを感じるタイプなのです。それと「今日は調子いいねぇ。」とか「今日は技がキレてるねぇ。」など、他人からの自分の日頃との比較をすぐ鵜呑みにして調子がホントに上がりいわゆる本番に思わぬ力を発揮出来るタイプなのです。
人にとってモチベーションの根底はまちまちとは言えその究極は欲求。特に直接的に勝ちたいという欲求も去る事ながら、その事によって誉められたいという欲求は何物にも変えがたい蜜の味なのです。それがさらに先生や先輩、あるいは柔道の高段位者だとその蜜はますます甘くなるのです。
普段練習では出さない動き、技、あるいは気迫。この根底は潜在的な蜜への欲求の為せる技なのです。
成果の称賛は当然ですが、さらにその過程の1ポイントでも良いから具体的に誉めることが重要なのです。そしたらホントに木にのぼる…かもしれません。
がんばれ、がんばれ。
君はホントは巧いんだから。