内海龍吉ブログ

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七転び八起き

2010年10月11日 | Weblog
高橋是清(たかはしこれきよ)は、日本の政治家の中で
異色な経歴を持った政治家です。

大正10年第20代内閣総理大臣となりなりましたが、
総理大臣よりも大蔵大臣としての評価が高いのです。

最初は大正2年第16代大蔵大臣として就任し、昭和9年まで
5回の大蔵大臣と初代農林・商工大臣を繰り返し歴任してるのです。

明治時代後半の日露戦争終了後の政治不安定な時代に
混乱する政界を立て直しに尽力するが、昭和に入り「金融恐慌が発生」

支払い猶予処置(モラトリアム)を行い金融恐慌を沈静化させる。
昭和6年の世界恐慌による日本経済のデフレも脱出させている。

こんにちの日本の状況をに置き換えてみるとまったく同じようです。
が、腹の据わった指導者の決断が明らかに違います。

(高橋是清記念公園:東京赤坂)