３０８

民主党３０８議席獲得
圧倒的多数の「政権交代」となりました。

広島県内の七選挙区でも自民党は１勝６敗となりました。
大物議員中川元幹事長も敗れたのです。

国民が求めたこの「政権交代」は自民党の大物ばかりでなく
公明党の大田代表をはじめ幹部が全滅しました。

これから政権構築が始るのでしょうが、国民新党、社民党等との
連立政権が出来るのか？
政策実現に向けてどのように進めていくのか見つめていきたい。

荒神さん

わが集落に「荒神さん」と呼ばれる社があります。
毎年８月２８日を祭りの日として関係者が寄っているのです。
今年は都合により今日が祭りの日となりました。

地荒神は、屋敷神・同族神・神として祀る荒神の総称で、
当地の神は、生活全般を守護する神として山麓に祀られたのでしょう。

数年前まで、１２戸の関係者で祭りを行なっていたのですが、
中国横断道尾道松江線の関係で離れ離れとなりました。

年に一回の出会いの場なので、今年は８戸が集まりましたよ。
時と共に地に根ざした習慣も無くなっていくのでしょうか。

政権選択

自公連立政権の継続か、民主党を中心とした野党による
政権交代か。いよいよ明日決着することになりました。

メディアが増幅して興奮状態を引き起こした前回の総選挙は
「小泉劇場」といわれて自民党が圧勝しました。

今回はまったくその逆の現象となり自公の大物政治家が
苦戦する様子を面白おかしく報道するメディアに扇動され
民主党一色の流れとなっています。

世論調査によると政権交代で政治が「良い方向に向かう」と
答えた人は２５％です。５４％は「変わらない」と考えています。

長く続いた自民党支配の政治を変えたい、という有権者の思いが
風を起こしているのでしょう。

日本の地方の明日は本当に大丈夫なのでしょうか

全国学力調査

文部科学省が昨日発表した全国学力調査の結果で、
広島県の県立・公立学校の平均正答率は、２年連続で

中学校の数学Ｂ（応用問題）だけが全国平均より下回った。
小学校ではすべての教科・問題で全国１０位以内だった。

中学校の核問題の都道府県別順位が、小学校の各問題の
順位に比べて総じて低かったことについて県教委は、

「授業研究している中学校の割合が、小学校に比べて３０%
少ないのが一因」と話している。

３回目となった全国の小学校６年生、中学校３年生を対象とした
学力調査の傾向は、都道府県別の上位層、下位層とも大きな変化はなかった。

秋扇（しゅうせん）

「秋扇」とは、夏には重宝された扇が、秋風と共に
打ち捨てられて顧みられなくなる悲哀を言う。

その、人心の離れた秋の扇さながらに、自民党の苦戦は
甚だしい。１００議席に届くのかという厳しさです。

４年前の郵政選挙を裏返したような情勢に、大勝というのは
くせもので、おごりや慢心が後に大敗を招く。
だから勝ちは６・７分でいいと武田信玄も言っています。

圧勝の遺産にしがみついた自公与党に嫌気のさした人は
少なくなかったのでしょう。

民主党の優勢は「小泉劇場」をも映しており、人気に
比べて政策への評価は低く、仮に大勝しても
すぐ秋風が吹きかねないことも予想されます。