この本の目次は後ろのほうに、あいうえお順になっていて、単語で探す形になっている。きれいな写真資料がほとんどのページにあり、パラパラ読むだけでもおもしろい。内容はローマの成立から崩壊までの簡単な歴史、文化、身分制度、軍団、なぜキリスト教が受け入れられたか?、市民生活など。映画『グラデュエーター』で主人公が長々と自分の名を名乗っていたのは時代考証に忠実だったのだ。
例:「マルクス・トゥリウス・キケロ、マルクスの息子、コルネリア地区所属」
「個人名・氏族名・家名、父称、地区名」 (本文より抜粋)
ローマ人の世界
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