世直しあるある探検隊が行く辛口雑記帳
天誅乙女の詩



食品捨てれば優良店!? コンビニ、30万円ノルマも (産経新聞) - goo ニュース
なにかと言えば”消費者のニーズ”という体裁のいい言葉で利益追求と資源のムダ使いを正当化する。そりゃ”安い、早い、旨い、新鮮、品揃え豊富、etc"と何でも客のわがままを聞いてくれれば客の評価はいいかもしれない。しかし、誰かにしわ寄せが来てが泣かないといけない。フランチャイザー(FCザー)はやりすぎですよ。競争ってそんなものか。これに耐えられないFCジーは店をタタメってことか?ヨーロッパでは旅行者にとっては不便なくらい土日はきっちり閉店にする店も多いと聞く。バブルの頃は日本経済はNo.1になったし、それゆえ外国人留学生も多かった。「きっと世界が日本の勤勉さと競争システムをまねることだろう」と思ったりしたが。民主主義の古参国にはそのような滅私奉公は奇異でしかなかった。カンバン方式にしても大企業が零細企業を泣かしている構図である。どこかが在庫を持たなきゃカンバン方式というコンビニ化に対応はできない。こういう土壌こそが格差社会を生み出す。階級社会とは違う一元化された縦割社会とでも表現すればいいのか。器用貧乏が多い日本人の社会には取り込まれ易いシステムだが、立ち止まったときに”何かおかしい”と誰もが感じているに違いない。

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コメント
 
 
 
視点が (ken)
2006-04-28 19:56:46
はじめまして!TBありがとうございます。

視点がずれているというか、何でも競争すればよい、安かろう、悪かろう、カロリー高かろう・・・の競争ですよね。物や食べ物を大事にしなさい!と言われ育った私の時代には考えられないことです。

そういった精神文化が失われつつあるのは残念です。

 
 
 
コンビニをインフラ化させてはいけない (天誅乙女)
2006-04-28 23:11:54
消費者団体や環境団体が動いてもいいんではないかと思いますね。なぜなら、無駄なコストを発生させているのに消費者のニーズで片付けてしまう。「そんなアンケートに答えたことは無いぞ!」無けりゃ無いで別に要らないし、個人的に工夫してやりくりすればいいこと。一日に弁当類の配達を3~4回ぐらいしてるんでしょう。トラック便が増えて渋滞や二酸化炭素の排出原因となる。コンビニが1つのインフラとして機能するのもどうかと思う。人間から工夫すると言う行動様式を奪ってしまい。白雉化が進むのではないか。料理の出来ない人間が増えたりとか。なんか無機質な社会生活を営む集団を形成させてしまいそうである。文明が発達して生活が便利になってもコストの掛る社会になるだけで、そのコストを補うために仕事が忙しくなるのである。洗濯機、掃除機で松下幸之助翁の目指した主婦を家事の苦労から開放し文化的な暮らしを家庭にもたらす。という理想は物理的には実現しているはずなのだがどの程度の人がそう実感できているのだろうか。
 
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