山頂には誰もいない。私たちだけでのんびり食事をします。
登頂記念。はい、チーズ。
「これ、舐めるな。前を向け。」といつもの大騒ぎが始まりシャッターが・・・
水を沸かしコーヒーやスープを飲み、持ってきたおむすびや副食品を食べます。ホタテのえんがわが結構いけます。
減量中のたまをどうするか考えましたが、白湯と林檎を少し与えます。
どうやら貰えそうと思ったようです。涎と姿勢で・・
１時間余り山頂で過ごし下山を始めます。２時半頃です。この時期、流石に登ってくる人はいないと思います。
１０分ほど下ったところで単独登山の軽装の女性に出会います。たまは大喜びで駆け寄っていきます。山頂には
もう誰もいないことを告げ気をつけるようにお話しします。初春といっても気温は下がりますし寂しくなります。
気をつけるに越したことはありません。今日であった単独行の人の中には大きな音でラジオをつけて下山してき
た年配の男性もいます。複数の女性が下ってきたと思ってたまに注意したほどです。
午後の日差しが暖かく差してきます。明るい緩めの下り坂です。
これから１５分後、たまは森の中に探検に行ったまましばらく戻ってきません。また美味しいものでも見つけて
一人静かに食していたに違いないというのが私の見解です。どういうわけかその後ずっと大人しくしています。
登山道の終点まで１km余り。暗くなってきました。
川から水蒸気が蒸発していたのですね。写真をみて靄がかかっているのに気がつきます。
たまの姿を撮ってみました。お腹がへっこんだような？
「太り過ぎ」「腰の筋肉が少ない」などいわれて減量と筋力増強に努めるたまちゃん。
疲れて寝ています。
たまがこっくりこっくりとしているのを息子がビデオに収めていました。翌日も疲れが残っていたような・・・
息子が撮ってくれた写真の約半分は手ぶれを起こしています。カメラをしっかりホールドして撮るという基本が
学習されていないようです。３５mmのフィルムカメラを使っていると一枚一枚が高くつきます。失敗してはい
ゴミ箱という訳にもいきません。その場で確かめることもできないため技術を磨き一瞬を捉えられるように感性
を磨いていたような・・・ デジタルカメラの良さも分かりますがフィルムカメラの良さが忘れられません。
