寒波到来tといっても我が家の周りは雪が薄っすら積もるだけです。
堪りかねた私とたまは雪を求めて田舎に行くことにしました。たまを離しても遊ばせても
困らない場所となると山深い辺鄙なところでないといけません。冬の雪に覆われた野山
は危険極まりないと思います。気軽に遊びに行って人様にご迷惑をおかけする訳にはい
きません。人里から近くて人のいない野山、家から近くてある程度地理や気候を理解し
ている場所となると限られてきます。そうなると田舎しかありません。最近よく遊びに行っ
ていて様子が分かっているところとなるとなお限られます。結局、田立の滝を選びました。
もちろん『たまくるま』の登場です。老体にムチ打って一緒に出掛けてもらいましょう。な
にやらご機嫌に走ってくれます。のこぎり、チェーンソー、スコップ、ショベルなど緊急用品
は積み込みません。チェーンと長靴、防寒を兼ねゴアテックスのレインコート、手袋、食糧、
お茶とお湯(水場が凍って枯れていた時の用心)、スープやコーヒー、調理用品等です。
カメラは簡単な軽いものにします。昨夜からお腹が痛いので薬とホカロンもいります。たま
の餌とリード、牛乳パックそして汚物入れがあればオーケーです。あと携帯電話かな。
雪を見てたまも興奮し始めます。車から降りると大興奮で走り回っています。
♪ いいぬは喜び庭駆け回り・・・ ♪
この様子を見ているとほんと、そう思います。
目指すは『田立の滝の駐車場』です。そこから先は本格的な冬山装備が必要になります。
たまの雪遊びにはここまでで十分です。私も満足です。
それでも危険は付きものです。
道で遊んでいたたまの姿が急に消えました。
よく見ると、雪の深いところに落ちてしまっています。溝のところです。
どうするかなと見守っていると、自分で這い上がってきました。
脱出成功! えらいえらい、よく頑張ったねと声をかけます。
嬉しそうに駆け戻ってきます。 元気だなあ・・・。
たまの落ち込んだ跡。
この後から気をつけていました。それでも帰りにもう一回雪に嵌っていました。
ラブラドールは水も好きですが、降り積もった雪も大好きなようです。
30cm~50cmくらいあると一緒にいて楽しく遊べます。このときは柔らかくやや湿った雪
でした。雪遊びは楽しいのですが骨折など怪我をしないか心配もあります。