ガラスープも3回目の仕込みとなると工夫の余地が出てきます。
最初は鶏ガラに怖じ気をふるってなかなか触ることができませんでしたが、
慣れてくると直接手を使って調理するようになりました。
脂肪分の少ない新鮮な鶏ガラを選んでいるためかひどい匂いはしません。
1時間煮たガラを取り出し、骨から肉を削ぎ落とします。
最初のときは.ガラが気持ち悪くて触れません。箸で肉をつつきました。
お腹の中や首のところはどうも苦手なんですが、そうも言ってはいられません。
手で骨をちぎって肉を外します。脂肪分の様な感じのところや皮は捨てます。
取り除いた肉と軟骨です。けっこうな量になります。
ボールに入れます。これを捨てていたかと思うともったいないことをしました。
取り除いた骨をスープに放り込み、水を足しながら、更に2時間煮立てます。
スープを裏ごしして骨や浮遊物を取り除きます。
もう一度肉を確認しながら適当な袋に入れて捨てます。
骨自体、随分少なくなりました。
これに取ってあった肉を入れ水をつぎ足して一煮立てすると、
りっぱな鶏ガラスープの完成です。
でもこれって人間用の鶏ガラスープとは違うようですね。