今日は朝から雨の日曜日・・、特に大きな予定がないので・・と
もう一ヶ月以上過ぎてしまったが、気になっていた新聞記事を題材にまとめることにした。
その記事によると・・
5月12日、大分市希望が丘東公園で遊具のタイヤを鎖で吊したブランコが支柱から外れ、
遊んでいた小学生3人が落下、手首の骨を折るなどのケガを負った。原因は金属疲労と見ている。
昨年10月、業者に依託して実施した年一回の点検では、異常が報告されていなかったという。
大分市の公園緑地課によると
“折れた部分には金属製のカバーがついており、目視の点検では異常が見つからなかったようだ。
今後は内部についても点検するよう徹底したい”・・と話している。
続いて5月17日の記事から抜粋。
“・・
壊れた部品はカバーで覆われており、年一回の定期点検では、目視で異常が確認できなかった。
部品は国が交換の目安として示す年数を超えて使用していたという”
大分市の公園緑地課の担当者よ、
“
折れた部分には金属製のカバーがついており、目視の点検では異常が見つからなかったようだ。”
・・とは、もう絶句である!!! ただただ、アキレルばかりである。
よくもまぁそんな業者の子供じみた言い分を鵜呑みにするものだと思う。
カバーがあるのなら、それを取り外して
該当箇所を点検するのが当然であり常識
・・というものではないのですか?
交換の目安として示す年数を超えて使用していた・・といい、
ヨウスルに交換のみならず
点検すらしていなかった・・というのが明白ではないか!!
子どもたちの安全を守る管理者の立場でありながらまるで責任感が感じられない!!
下手な言いわけを宣う業者、それを鵜呑みにする大分市側、そんなことが通用するとは
イッタイどんな関係? これが癒着でなくしてイッタイ何なのか・・と、
一市民として信じられない思いこの上ない!!
そんなイイカゲンナ仕事で公金から報酬を貰えるほど大分市の仕事はアマイのですか?
結局大分市は“緊急点検”の名の下に業者がキチンと職務を果たしていれば
やるハズのなかった点検をする羽目になったのだ。これが無駄遣いでなくして何なのだ!!
まるで公金を扱っているという自覚がないと言われても仕方がないだろう。
ケガをされた子どもたちには当然公金から治療費が支出されるのだろうが、
最終的にはこの業者に、再点検にかかった経費とともに補償を求めていただきたいものだ。
“
タダ働き”で甘い汁の報酬を得てきたこんな悪徳業者は永久に指名停止にすべきだろう。
コレまで支払った点検報酬の返還を求めても何の異論があろうか。
・・と思うたろすけの言い分は、筋違いの考えなのだろうか。
●6月20日追記:18日夕刊に緊急点検の結果を報じる記事があった・
それによると大分市内の公園413カ所(ブランコは458基)を市職員が回った。
その結果、88台が使用禁止になった。危険度が特に高いものはすでに取り外したという。
今までの点検業者がいかにイイカゲンナ仕事をしていたかこれでわかるだろう。
●追記:7月6日16時35分、
この日記を紹介してメールした市役所の担当者より以下の回答が寄せられました。
☆ ☆ ☆
小島 様
メールいただきありがとうございます。
遊具事故に関する日記を拝見させて頂きました。
ご指摘を受けました点検につきましては、今後は遊具の点検体制、
点検方法の見直しを行い、子どもたちが安心して使用できる遊具の
管理に取り組んでまいりたいと考えております。
貴重なご意見ありがとうございました。
大分市公園管理事務所
543-4221
この回答を読んで、たろすけの疑念はまったく解けませんでした。
要するにズサンな点検を行った委託業者は労せずして公金をモノにし、
その無責任な仕事の責任はまったく問われず・・
再点検を初めとした余分に支出された公金が使われてしまった・・。
たろすけのブログでいくら疑念を表明したとしても
“貴重なご意見”としてゴミ箱に捨てられるだけ。
・・と言うことがよく分かりました。公正さとは無縁な処置。
納税者である大分市民のみなさま、どう思われるでしょうか?
会計検査院、なんとかオンブズマンさん、そしてこの事件を報じた
大分合同新聞社さん、こういう時にこそ無力な一市民に代わって
深いメスを入れて真相を解明して欲しいものですが・・。
●参考:関連日記です。
◎
悪徳商法まがいの東芝に操られる大分県警会計課 2008年07月02日