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★気ままに・・・いろいろなメモメモ(^^♪

★子規句碑に「衛門三郎」の浄瑠璃寺から八坂寺へ。。

2022-06-16 | *お四国さん巡り
さきの6月8日(水)、大宝寺でのお参りを終え、
豪快な山峪の風景が広がる三坂峠を越えて、
松山市街地にある浄瑠璃寺まで下りてきた。
※※
三坂峠
標高720m。分水嶺で、北側の御坂川(重信川水系)は瀬戸内海に、
南側の久万川(仁淀川水系)は太平洋に流れる

※※
バイパスが出来ていて車の往来も多かったが、車でもすごい峠越えを味わった。



第46番札所 医王山 養珠院 浄瑠璃寺

浄瑠璃寺に絵地図があった。


浄瑠璃寺は、↑〇ここです。





浄瑠璃寺

松山市浄瑠璃町にある浄瑠璃寺。
岩屋寺、大宝寺への札所巡りを終えたので、
参道の石段が、見上げても余裕に感じられた。

石段の左に正岡子規の句碑
永き日や衛門三郎浄瑠理寺
石段右に「医王山浄瑠璃寺」の石柱。


※※※
衛門三郎伝承。。
空海が浄瑠璃寺あたりを托鉢に来た際、
この地の豪農の衛門三郎邸へ立ち寄った。
その時の僧を追い払い、持っていた鉢を叩き割ったことから、
衛門三郎に不幸が続いた。
衛門三郎は、懺悔の気持ちから、
大師を追い求めて四国巡礼の旅に出た。
という伝承から「遍路の元祖」といわれている。
その衛門三郎のふる里が浄瑠璃寺あたりとのこと。
※※※


境内には、

天然記念物のイブキの木と籾大師 : 九横封じの石

九の災難を救う「九横封じの石」や
樹齢千年とのイブキの木のところにあった籾大師。

「仏手華判」  仏足石

「仏手華判」は、お釈迦様の指紋で、実印とのこと。
近くに、「仏足石」「仏手石」もあった。

参道の様々な謂れのある石碑に触れながら本堂へ。


本堂(拝)

本堂の左側には、
1つだけ願いを叶えてくれるところから「一願弁天堂」という
赤い鳥居の「弁天堂」があった。
浄瑠璃寺の守護神とのこと。

一願弁天堂


境内の北側では、6月が見ごろというアカンサスがいっぱい咲ていた。


衛門三郎の句碑でお四国さん遍路の始まりを知り、
いろいろな石碑の謂れにも触れた浄瑠璃寺。
初めて知ることばかりだった。
梅雨晴れの午後、境内の木々からの風が爽やかに。

ご詠歌
極楽の 浄瑠璃世界 たくらえば 
受くる苦楽は 報いならまし




第47番札所 熊野山 妙見院 八坂寺


八坂寺 山門

浄瑠璃寺からは0.9kmの距離で、
同じ松山市浄瑠璃寺町にある八坂寺。
大宝元年(701)の創建と伝えられ、
古いお寺のようだが、本堂や山門は比較的新しく感じた。


山門天井   道標

八坂寺前を流れる小川にかかる朱塗りの極楽橋。
屋根付き橋のようになった山門は、
天井には22の菩薩と阿弥陀如来が描かれている。
珍しい。橋にかかる山門をくぐった。

西林寺の道標石が橋のたもとに。


本堂への石段   本堂から大友山の眺望

石段を上がると、正面に本堂、閻魔堂、右側に大師堂。


本堂 (拝)


駐車場からの八坂寺    八坂寺の三界万霊の石仏

仏教の欲界、色界、無色界の三界、
過去現在未来の三界、
あらゆる世界の全ての霊を供養をする石仏が並ぶ。

そして、八坂寺の駐車場奥に。。。


不動明王像(いやさか不動)


大友山を背景に驚くばかりの不動明王像だった。
八坂寺は、ますます栄えるという意味ももつ「いやさか」からも
「やさか寺」という寺名ともいわれている。
広々として、青々とした八坂寺だった。

ご詠歌
花を見て 歌詠む人は 八坂寺 
 三仏じょうの  縁とこそきけ



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