♭出かけよう!ふらっとシャープに#

★気ままに・・・いろいろなメモメモ(^^♪

★四国八十八か所満願のお礼参りで高野山へ。

2024-05-12 | *お四国さん巡り

高野山 大門

外環から鍋谷峠を越えて、高野山へのくねくねと山道480号線を右へ左へとカーブ。


480号線山道

若い頃、右に左に揺られて。。
高野山への山道は当然のように車酔いする道だった。
老いて体も反応せず?なのか車酔いはなくなった。(#^.^#)

そんな話をしながら山道のてっぺんに着いたかな?
と思ったところに急に現れた高野山の総門の「大門」

我が家から車で1時間半ほどで到着。
鍋谷峠ができ、ずいぶんと高野山が近くなった。

昨年に、四国八十八か所大窪寺結願し、
初めてお参りした第一番札所:霊山寺にお礼参りすることを教えていただき。。



霊山寺


大窪寺からの帰り道に第一番札所:霊山寺にお礼参り。
御朱印を頂いたとき、
「近いうちに高野山へお礼参りしてくださいね」
と、またまた教えていただき。。

令和6年5月10日晴れ、
高野山奥の院へ「満願御礼参り」させていただいた。




令和元年5月にお四国さん巡拝を始め、令和6年5月10日無事満願することが出来た。
納経所での係りの方からも
「満願おめでとうございます」との言葉を頂いた。(#^.^#)

お声掛けをいただいて、
あらためて、無事に四国八十八か所巡拝できたことに感謝。


高野山へは何度か訪れている。
先だっての母親の「骨のぼり」の時にも姉たち夫婦と一緒にお参りさせていただいた。

このたびは、「一の橋」からでなく「中の橋」から奥の院へ。


中の橋駐車場から








英霊殿


英霊殿のところで左に折れて中の橋から杉木立の参道を奥の院へ。


杉木立の参道を。。


奥の院は撮影禁止区域との説明板があった。


帰り道、

「崇源夫人五輪石塔(1番石)」の前のところで。。

崇源夫人は、浅井長政の三女「江(ごう)」の方で、
家光の母。
長姉は淀殿(茶々)、次姉の常高院(初)と
浅井三姉妹の一人。


珍しい山野草を見つけた。


テンナンショウの仲間かな?

お詣りの記念にと撮った。





※※※※※※※
今日は母の日。
少し前に、息子達から「藤の花」プレゼントが送られてきて。。
さきほど、娘たちがお昼にフォションのクッキーと紅茶を持ってきてくれた。
有難う~(#^.^#)
お昼におうどんを一緒に食べて、末っ子孫が居残ってお昼寝中。




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★お四国さんの「上がり三カ寺」詣りを終えた。。

2023-11-18 | *お四国さん巡り
11月18日(土)、冷たい雨降る朝。
外は強い風の音だけがして、
「冬きたる」ような寒い朝に。

お四国さん最後の巡拝が秋日和りだったことを「良かった」と思い出しながら。。

お四国さんメモ

お四国さん巡拝の締めくくりになる
第86番札所 補陀洛山 志度寺
第87番札所 補陀落山 観音院 長尾寺
第88番札所 医王山 遍照光院 大窪寺の三つの札所あわせて、
香川県さぬき市の「四国遍路上がり三ヵ寺」と呼ばれている。


※※※※※※※※※※※※※※

11月7日晴れ。
青空が広がった秋日和りの一日に。

第86番札所 補陀洛山 志度寺

高さ33メートルの五重塔が青空に映えて仁王門を潜る。


仁王門

仁王門にある大きな草鞋に、最初にびっくり仰天したのは
徳島県の立江寺だったとお四国さんを始めた頃が懐かしく思い出された。
大草鞋は、お参りする人の願いが込められてだんだんと大きくなっていったようだ。
仁王様の健脚は、凄いぞ!!


金剛力士像

運慶作と伝わるそうだ。




本堂への参道が、あまりに草木が多くてびっくりした。
草木のトンネルも風情?かな?


本堂


本堂(合掌)


大師堂

※※※ご詠歌※※※
いざさらば 今宵はここに 志度の寺 
  祈りのこえを 耳にふれつつ






第87番札所 補陀落山 観音院 長尾寺


山門(仁王門)

山門の向こうに保存木の巨大なクスノキ。
山門の手前左右に経幢が置かれていた。


長尾寺経幢(ながおじきょうどう)
「石造幢弘安歳次六年癸未七月日」の刻銘があるあるそうだ。
経文を埋納保存する。
「経幢」をここで初めて知った。


山門は、大きな草鞋がかかり、阿吽形の金剛力士像が控え。。
大きな釣り鐘もかかっていた山門


山門は、仁王門で鐘楼門

山門は、珍しい門で名門の一つとのこと。



山門を潜り、広い広い境内へ。。
正面に本堂、右側に大師堂が並ぶ。


本堂(合掌)

志度寺は、いっぱいの草木茂る境内だったが、
長尾寺は広々とした境内に大きなクスノキが一本と松の木だけ。
あまりにすっきりとしていて、志度寺とは対照的だった境内。


※※※ご詠歌※※※
 あしびきの山鳥の尾の長尾寺
   秋の夜すがら 御名をとなえよ




長尾寺の参拝を終えて、いよいよ結願所大窪寺へ。。






第88番札所 医王山 遍照光院 大窪寺


仁王門

仁王門の横を通り駐車場へ。
車を止めて。。


「八十八番結願所」石柱

石柱のある階段から山門へ。


山門




本堂、大師堂が並ぶ境内。
境内に大イチョウの大木も色づいて。。


大銀杏


本堂(合掌)

お詣りを終えて、紅葉が美しいと評判のお庭散策。。



赤、黄、緑が重なるお庭。。。



石燈籠の苔も日差しに輝いて。。
山門へ戻れば。。


山門からの紅葉



結願所のお詣りをおえて。。門前の茶店へ。。

茶店への階段を降りようとしたとき、
「八十八番結願所石柱」の前で、
記念写真を撮ってあげましょうと、
首に大きなカメラを吊った同じような年恰好の男性が声をかけてくれた。。
八十八か所を巡拝させもらっていて初めてのことだった。
有難くお言葉に甘えて、スマホで記念写真を撮ってもらった。(#^.^#)

結願所のいい記念になった。(感謝)


※※※ご詠歌※※※
 南無薬師 諸病なかれと 願いつつ 
   詣れる人は 大窪の寺




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★八栗ケーブルカーに乗って。。

2023-11-12 | *お四国さん巡り
11月12日(日)曇りのち雨、
一気に肌寒くなった。
今朝、ガスストーブとホットカーペット初始動。

昨日11日(土)、大阪管区気象台は近畿地方で同日未明に「木枯らし1号」が吹いたと発表。
昨年より2日早かったそうだ。
その日の午後、和歌山へ行ってきた息子たちが大きな大きな柿を持ってきてくれた。

紀州てまり
名前通りに「手まり」ほどもあるかと思われる大きな大きな柿。
さっそくお味見で、みんなでお八つフルーツを。
コーヒーも入れて。。
「てまり柿、甘い~食べごろ固さで美味しいネ
「柿ってネ、若い頃はそうでもなくてネ、
年重ねるごと好きになる果物一番ネ」と柿談義。(#^.^#)


そして、無事お四国さん巡り結願の話も交えて。。

※※※※※※※※※※※※※※※

第85番 五剣山 観自在院 八栗寺へ(2023.11.7.晴れ)。

八栗寺へはケーブルカーに乗って。。


五剣山(標高375m)は、
もともと五つの峰がそびえていたようだが、江戸時代の大地震で一つの峰が崩れたとのこと。
あの左前方にそびえる五剣山の中腹にある八栗寺へ。。

ケーブルカー前の駐車場に車を止め。
ここから歩いて五剣山中腹にある八栗寺へ歩いて行かれる方も。。
我々は、ケーブルカーに乗って。。。


赤いユニークなお顔の八栗ケーブルカー♪

歩き遍路の方は、
ケーブルカー八栗登山口駅の左から
表参道を水大師、賽の河原、八栗城址、お迎え大師、二天門へと
険しい上り坂を行かれる。

ケーブルカーで一緒の席だった女性、
御主人は表参道の険しい山道を歩いて登られ、
女性は体力の心配からケーブルカーで裏参道を行かれるのだと。
ご夫婦の楽しい遍路話を聞かせてもらってるうち
八栗ケーブルカーは山上駅に。(#^.^#)

山上駅でケーブルカーを下りて少し歩けば。。


八栗寺の石柱

向こうに鳥居が見えた。
八栗寺の境内に「八栗のお聖天さま」も祀られている。

裏参道を進み、多宝塔、大師堂を通り聖天堂、本堂へ。


大師堂、多宝塔


聖天堂(拝)
「歓喜天」が祀られている。
歓喜天は、人の喜びを自らの歓びとする天尊。


本堂(合掌)


二天門

四天王の「持国天」と「多聞天」の像が守る。

二天門の前。
歩きで険しい坂道を登ってこられた方は。。
五剣山と本堂が目の前に広がる。



二天門の前に広場があり茶店があった。
「二年ほど前までは広場だった所には旅館があったのよ」と茶店の女性が話してくれた。
旅館が更地となって、聳え立つ五剣山の峰がしっかり眺められるようになったと。
なんとも見事な五剣の峰。



お迎え大師(合掌)

表参道を来られた方が、まず出会う「お迎え大師」。



「お迎え大師」のおられる展望台から屋島が見えた。


【御詠歌】
 煩悩を 胸の智火にて 八栗をば
  修行者ならで 誰か知るべき



八栗寺で御朱印を頂いて、八栗ケーブルカーへの戻り道。。。
我々を追いかけてきたケーブルカーでご一緒だった女性。
まったくの方向音痴なので、ケーブルカー山上駅までご一緒させてくださいと。。(#^.^#)
御主人と一緒に下山されるつもりだったそうだが。。
御主人から「お前はケーブルカーで降りた方が良い」と勧められたそうだ。

上りケーブルカーは超満員だったが。
下りの乗客は、女性と我々の三人だけで屋島の風景を眺めならゆったりと。
お四国さん巡りをしていると、
まったく知らなかった人と「これまでのお遍路話をする」ご縁をもらえる不思議。


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★あの屋島にある第84番札所 屋島寺へ。。

2023-11-10 | *お四国さん巡り

屋島からの眺め


11月7日晴れ。
ようようお四国さん巡りも屋島寺、八栗寺、志度寺、長尾寺を
巡拝させてもらって、お四国さん最後の第88番結願所:大窪寺へ。

この五つの札所をお参りする「東讃五大寺まいり」という特別参拝もあるという。
そして、さぬき市にある志度寺、長尾寺、大窪寺を「上がり三ヶ寺」と呼ばれているそうだ。
巡拝させてもらって知ることも多い。



朝一番に屋島寺へ。。でGO。


屋島南嶺の標高は292mもあるそうだ。



屋島神社を右に屋島スカイウェイを走った。

スカイウェイの途中、
源平合戦の古戦場が眺められる駐車スペースが随所にある。
お墓参りなどで高松へ帰る時、何度か屋島観光で古戦場を見渡したことも。
屋島城跡へ行ったこともあった。

屋島駐車場からの第84番札所:屋島寺へは、東大門から入る。


第84番札所 南面山 千光院 屋島寺:東大門

東大門を入ると。。


本堂、鐘楼堂などが並ぶ境内。。


千体堂


大師堂


屋島太三郎狸

※※説明板には、
霧深い屋島で道に迷われ、蓑笠を着た老人に山上まで案内されたと言う。
のちにその老人こそ、太三郎狸の変化術の姿だった。
※※

と書かれている。


説明板




屋島寺は、天平勝宝のころ鑑真和上によって開創されたと伝わっている。


本堂(合掌)



四天門

増長天・持国天、多聞天・広目天の四天王像が守る。


多聞天


広目天



四天門

屋島のお土産物屋さん界隈を通って屋島寺へお参りする時は、四天門から入る。
四天門の前には、


句碑
夏艸や つはものどもの 夢の跡(芭蕉)

ここにあの有名な夏草やの句碑が。
東北の奥州藤原氏のことだったように思ったが、
源平合戦に関連して、大正13年に句碑が建てられたそうだ。


※※【御詠歌】※※
梓弓 屋島の宮に 詣でつつ
祈りをかけて 勇む武夫




子供たちがまだ幼かったころから、屋島へは時々観光で来ていた。
たいてい屋島寺を通り抜け、お土産屋さん界隈へ。
当時、お四国さん巡拝で「屋島寺」にお参りする日が来るとは想像もしていなかった。
瀬戸内海の島々の風景に、子供らが「かわらけ投げ」をしたことなど色々と想いだされた。






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★11月吉日、立冬の日に。

2023-11-08 | *お四国さん巡り

和歌山港
立冬のお日様が水平線へ。。(南海フェリーから)

11月8日立冬、快晴。
今日は立冬とは思えぬほどの暖かな一日だった。

11月7日に「四国八十八か所巡り、結願の第八十八番札所:大窪寺」へお参りさせてもらった。
令和元年に第一番札所霊山寺へ参拝させてもらってから
ほぼ5年ほどかかったが、昨日で無事にお参りできたことに感謝。

四国八十八か所結願の大窪寺にお参りすることが出来れば、
「一番初めに参拝した寺へお礼参り」とのことを教えてもらって。。
徳島港からの帰り道。。
11月吉日に霊山寺へお参りした。


第一番札所霊山寺




お礼参りの御朱印を頂いた。

徳島港からフェリーに乗り。。





無事に家に帰ることが出来た時に。。
ようやく四国八十八か所巡拝できたこと、
四国をぐるっと回れたことなど。。
あらためて、八十八か寺の御朱印に色々な事が思い出される。
じわっと嬉しい。(#^.^#)
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★桔梗が咲いていた根香寺から一宮寺へ

2023-08-03 | *お四国さん巡り

桔梗がさいていた根香寺境内

7月17日、白峰の山から青峰の山へ

根香寺への道、7月もなかばというのに、まだまだ紫陽花が綺麗だった。



青峰と記された根香寺マップ


第82番札所 青峰山 千手院 根香寺(あおみねさん せんじゅいん ねごろじ)



根香寺 山門

大きな大きな草鞋が山門の両側に吊られていた。


山門は、草鞋が吊られいる奥に仁王像

山門をくぐれば、すぐに下り階段。
足元に気を付けながらおりていく。



階段を下りて、しばらく石畳を歩けば、見上げるほどの上り階段。


山門を振り返った

のぼりきった階段の上から振り返れば、山門に続く木立が美しい。


階段を上がったところに鐘楼堂


鐘楼堂

紅葉の頃は見事だろうと思われた青紅葉まっさかり。


回廊は万体観音堂になっていて、本堂への入り口にもなっている。


万体観音堂 香閣

万体観音堂の奥に本堂


本堂(合掌)


大師堂


エブリさんの故郷の近くということもあり、
根香寺へは、何度かお参りさせてもらっていた。
あらためて、青々として見事な青紅葉があったことを知った。
そして、桔梗の青紫色も暑い暑い日に涼やかな気持ちにさせてもらった。

そんな根香寺では、
ご夫婦と思われるお二人が、ご一緒に読経されていたのがとても印象に残った。

私は、本堂でただ手を合わさせていただく四国八十八か寺札所巡拝をさせてもらっている。


※※※ご詠歌※※※
宵のまの 妙ふる霜の 消えぬれば 
  あとこそ鉦(かね)の  勤行の声







根香寺から、青峰ノ山をおりて鬼無駅のほうへ。。


根香寺から一宮寺へのマップ


第83番札所 神毫山 大宝院 一宮寺



一宮寺 山門

讃岐一之宮・田村神社の第一別当だったことが寺名の由来とあった。



地蔵堂

地蔵堂の前に色とりどりの風車が。。。


大師堂



本堂 (合掌)

本堂の手前に大きなクスノキが。。
本堂に向かって左側に鐘楼堂。


鐘楼堂



西門

西門から入ると、りっぱなお庭のしつらい。


京都の名工のお庭。
「一服の癒しとなるような空間に」とのこと。

車を駐車場にとめて、西門から一宮寺にお参りさせてもらった。


ショウジョウトンボ

西門ちかくの小川で見つけたショウジョウトンボ?。。
緑の水草に赤色とんぼ。。
映えている。(#^.^#)
小川の向こうに青田が広がっていた。


このたびのエブリさんの高松での用事で同行し、
郷照寺、天皇寺、国分寺、白峰寺、根香寺、一宮寺と巡拝させてもらった。
7月半ばというに、とっても暑くなった三連休の後半、
想像以上の人出におどろいた。
今まで巡拝させてもらったなかでも一番くらいに出会う人が多かった。
グループの人、お二人であったり、おひとりであったりと
お遍路姿の人も大勢いて、時に外国からの人も。。。
ただすれ違っただけで、微笑んで会釈されたり、
話しかけられたり。。
おもわぬ親切をうけることもあり、
人と人がすれ違うだけでも良いなぁ~と思えるお四国さん巡りに。



※※※ご詠歌※※※
讃岐一宮 の御前に  仰ぎきて 
  神の心を  誰かしらゆう






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☆はやツクツクボウーシ♪ーが聞こえた第81番札所白峰寺。。

2023-07-30 | *お四国さん巡り
第81番札所 綾松山 洞林院 白峯寺

坂出市にある五色台は、青峯、黄峯、赤峯、白峯、黒峯五峯の山がある。
白峰寺は、もっとも西寄りの白峯山の中腹に建つ



7月17日山の日の早朝、
で五色台への細い山道を白峰寺駐車場まで。
駐車場広場で車を降りればすぐに、
大師像が迎えてくれた。



駐車場の正面に山門七棟門)。
右側に、赤い鳥居があり、紫陽花に囲まれて大師像
大師像を拝して山門へ。


白峰寺 七棟門

あまり見たことがない山門の前。

※七棟門の説明板
山門は、高麗門形式の門の両脇に二棟の塀をつらねた珍しい門で、
その棟数合わせて七棟、故に七棟門と呼ばれています。
※※※※※
と書かれていた。

山門を潜れば、すぐ右手にりっぱな御成門
正面は、護摩堂

左に折れれば勅額門のほうへ石畳が続く。



勅額門への参道に紫陽花がまだまだ綺麗に咲いていた。
柏葉紫陽花の白い花も。。



勅額門

勅額門の向こうに頓証寺殿が見える。
が、
案内板が示す本堂へ先にお参りさせてもらった。


階段の両脇にも紫陽花が綺麗に咲いていた。
そして、杉木立の方から、
ツクツクボウーシ♪、ツクツクボゥ~シ♪」が。
えっ。
もうツクツクボウシ蝉の声。

クマゼミの声でないツクツクボウシ蝉の声に、
アジサイの花の色に。。
杉木立の山中ある白峰寺は、
街なかのような暑すぎる夏は無いかもしれない。

涼しげに聞こえてくるツクツクボウシの応援をもらって、
階段を一段一段ゆっくりとあがった。

階段の中ほどに鐘楼堂


未申年生 大日如来」の看板があり、鐘楼堂の対面に


薬師堂

薬師堂では、
未、申の置物があり、
お参りの人の開運厄除を願い
十二支守り本尊と七福神がお祀りされていた。

ちょっと愛らしい未さんの置物に挨拶をして、本堂への階段を再びのぼる。


本堂の屋根

階段の向こうに本堂の屋根が少し見えた。。


本堂 正面(合掌)


本堂

本堂は、階段を上がればすぐのところに建っていた。
右側からの本堂。


本堂では子年、阿弥陀堂では午戌亥年、
行者堂では丑寅年、護摩堂では辰巳酉年

の看板を見つけたのだが。。。
私の干支・卯年の看板が見当たらない??



勅額門

勅額門の階段横、「本堂への案内板」の横に
「卯年生 文殊菩薩」の看板があった。(#^.^#)


頓証寺殿 拝殿(拝礼)

崇徳上皇の霊を祀る御廟所「頓証寺殿」(とんしょうじでん)。




拝殿の前に干支卯年の卯の置物が。。。
頓証寺殿に干支の守り本尊(文殊菩薩)がおられるようだ。

すでに女性の後厄62歳の坂をかなり前に無事越させてもらった。
自分にもあったまさかの坂もなんとか越させてもらった。
おかげさまでと手を合わせた。


※※※ご詠歌※※※
霜さむく 露白妙の 寺のうち 
  御名をとなうる  法のこえごえ


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★予讃線:国分駅、そして第80番札所国分寺へ。。

2023-07-26 | *お四国さん巡り

昨夜8時過ぎのお月様。。宵月(月齢7.75)

7月26日、雲一つない快晴。。
ここ数日の晴れ、晴れで、
食器棚の敷き布や布団シーツ類、ソファカバー類と
洗える大物はすべて洗えた。
食器棚の入れ替えもすっきりとして、
「よし!」と自分ひとり合点。(#^.^#)

孫二人、お昼ご飯に来ると連絡があり、
二人希望の「ちくわ天」をいっぱい揚げて天ざるに。
いつものように、ただいま爆睡中だ。

(お四国さんメモ)



国分駅(JR予讃線)

1897年(明治30年)、讃岐鉄道が丸亀ー高松駅まで延伸した時にできた駅。

讃岐鉄道の開業は1889年(明治22年)で丸亀駅 - 琴平駅間
金毘羅さんへの参拝客の輸送だったようだ。


坂出方面は大きくカーブしていた。




上下線でホームがあり、跨線橋で渡る。
ラッキーなことに駅についてすぐ、ホーム上下線に列車が入ってきた。

第80番札所は、 国分寺
駅名は、国分寺ではなくて、国分駅。




第80番札所 白牛山 千手院 国分寺(はくぎゅうざん せんじゅいん こくぶんじ)


奈良時代に聖武天皇の詔により日本各地に建立された国分寺。
お四国さん巡りでは、
阿波国分寺土佐国分寺伊予国分寺にお参りさせてもらった。
お四国さん巡りでいよいよ讃岐国の国分寺へ。


仁王門




こちらの仁王像は、運慶の子の湛慶作と伝わるそうだ。
ワォ!!
と、とても迫力ある仁王像を拝して仁王門を潜った。



とても重厚な仁王門。
仁王門越しに見える石畳がつづく
見事な松並木の参道。


石畳の参道





参道両脇に、四国八十八ケ所の石像がならぶ。
阿波から土佐、伊予の札所を確認しつつ、
本堂へ進む。

両脇に並ぶ札所石仏は、近隣の里山にあったのを昭和初期に境内に移設したとのこと。


鐘楼

奈良時代の銅鐘(重要文化財)で、国分寺で最も古い文化財とのこと。


大師堂(拝)



本堂 (合掌)

この讃岐国の国分寺で四国四か所の国分寺すべて巡拝させてもらうことが出来た。
讃岐国分寺は、特別史跡に指定されているそうだ。

天平13年(741年)ころの創建当時と境内が重複しているとのこと。
すごい歴史ある国分寺。
仁王門、本堂ともに重厚な建物だった。

まいれる人を  助けましませ





※※※ご詠歌※※※
国を分け 野山をしのぎ 寺々に 
   まいれる人を  助けましませ
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★第78番札所:郷照寺から第79番札所:天皇寺へ。。

2023-07-22 | *お四国さん巡り
7月22日(土)、近畿は7月20日に気象庁の梅雨明け発表があった。
「梅雨明け十日」通りの真っ青な夏空。

朝から蝉しぐれが賑々しい。
狭い庭で夏野菜本番の朝。。
と言うには、
トマト、ナス、キュウリ、しし唐がほんの少しだが。。。

ちゃんと煮びたし、お漬物、サラダの一品になってくれている。(^^)/


(お四国さんメモ)

7月16日(日)、お天気は上々で梅雨が明けたかと思われるほどだった。
自動車道高松道を坂出北インターでおりて、
第78番札所郷照寺へ。


郷照寺マップ



案内看板どおりに右折すれば。。
すぐに大吉地蔵が迎えてくれた。


大吉地蔵

大吉地蔵は元は本堂前に鎮座していたそうだ。
大吉地蔵の前を通って、山門も車で潜らせていただき郷照寺駐車場へ。。


第78番札所 仏光山 広徳院 郷照寺




鐘楼



●説明板に
※※太平洋戦争のとき、日本国内の金属は
飛行機や爆弾を作るために集められましたが、
この郷照寺の釣り鐘は歴史的な価値があるということで
免れ、今日まで宇多津の町を平和の鐘として守ってきました。
※※

とあった。

鐘楼堂からは、平和の鐘の宇多津の町が一望できた。。
この日はとても暑い日だったが。。
駐車場からすぐのところに鐘楼堂があり。。
ゆっくりと説明板を読ませていただいた。

階段を上がって、本堂へ。
階段を少し上がっただけだが。。
もう汗が噴き出していた。


本堂(合掌)

本堂の横に大師堂への階段があり。。


厄除け大師堂

郷照寺は「厄除け大師」として知られているようだ。


花飾りの天井

大師堂の隣にある、
信者さんが観音像をおさめておられるという「万体観音の洞窟
を拝観。
なかでは、
一組のご家族が「観音像」を収められているところだった。
そして、
大師堂でも「厄除け願い」に来られている方が数人おられた。


本堂の大屋根

青空に甍の波のような大屋根。
大屋根の風景を眺めていると、
汗がス~と引いてくれるような心地よい風。
ホッ(*^-^*)


※※※ご詠歌※※※
踊りはね 念仏申す 道場寺
  拍子をそろえ 鉦を打つなり







第79番札所 金華山 高照院 天皇寺(てんのうじ)


四脚の赤い鳥居:(白峰宮)

美しいりっぱな赤い鳥居の向こうが、天皇寺かな?
と、勝手な思い込みで白峰宮境内へ。。

正面の建物は、白峰宮本殿だった。


白峰宮本殿 (拝礼)

天皇寺は、白峰宮が崇徳天皇社だった当時の別当寺だったそうで。。
天皇ゆかりの寺ということで「天皇寺」の名に。

白峰宮境内を左方向へ行けば、天皇寺境内へ行けるとのこと。


ご神木・楠

境内に大きなりっぱな「ご神木・楠」があり、
拝して天皇寺本堂へ。



趣のある本堂背面側から回らせてもらうことに。。


本堂  (合掌)


大師堂

本堂、大師堂とお参りの後、
もう一度白峰宮境内をとおり、本坊にある納経所へ。。


白峰宮境内からの本坊・納経所への門



本坊・納経所側から白峰宮境内への門


保元の乱で敗れ讃岐国に流された崇徳天皇をお祀りした白峰宮。
もともとは白峰宮の敷地内にあった天皇寺。
本坊納経所への門を潜りながら。。
学校で習った神仏習合、明治の神仏分離令などを思い出すお参りになった。


※※※ご詠歌※※※
十楽の 浮世の中を たずねべし 
  天皇さえも さすらいぞある





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☆第76番札所金倉寺から第77番札所道隆寺へ。。

2023-06-04 | *お四国さん巡り

ミニトマト

6月4日(日)晴れ、ソファーカバーを洗う。
2色のカバーが付いていたソファ。
三~四年に一度だが、まるごと取り外しとはめるのが大変。
ふぅふぅと一仕事。

カバーを干している庭先に、
お四国さんから帰り、植えたミニトマト苗。
まだまだ小さくて若い苗にぷるるんトマトの青い実がついた。
青い実も可愛いが、名前も可愛いぷるるんトマト

美味しくなるかな~(#^.^#)


ぷるるんトマト

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

5月20、21日で巡拝させてもらった香川県にある札所。
第71番札所弥谷寺と
善通寺市にある第72番曼荼羅寺や出釈迦寺、甲山寺、善通寺
そして第76番金倉寺もそれぞれに近い場所にあった。


香川県にある札所巡りで、
七ヶ所まいり」という札所巡りがあることを知った。
歩きでも1日で結願できる弘法大師ゆかりの地の
第71番弥谷寺から第77番道隆寺までの7札所を巡拝するお遍路だそうだ。
足よはき人は 此印七り七ヶ所をめぐれば 四国巡拝にじゅんずといふ
七ヶ所まいり」お遍路は江戸時代の頃からあったようだ。

偶然、「七ヶ所まいり」と同じ行程になった
この5月20~21日の札所巡りは、第71番弥谷寺にはじまって、
第76番札所金倉寺から第77番札所道隆寺へ巡拝させてもらって、帰路についた。







第76番札所 鶏足山 宝幢院 金倉寺(けいそくざん ほうどういん こんぞうじ)



仁王門



本堂への参道

仁王門を潜れば、
こちらでもりっぱな大楠が迎えてくれる。



本堂


鐘楼

とても柱が多い鐘楼だった。


大師堂



大師堂前にヤマボウシが。


白い花のヤマボウシ花盛り。。


訶利帝堂

訶利帝母(かりていも)は、鬼子母神(きしぼじん)のこと




案内図の現在地

に立てば、「巡礼七福神」が笑顔で迎えてくれた。


駐車場は、この現在地の手前。
円珍誕生のお寺であるとのことで、
こちらの札所も広い境内に立派な本堂、訶梨帝堂、観音堂が並んでいた。
鐘楼の近くにあった句碑に。
お遍路の 鈴の法楽 誕生寺
(忠司)

※※【御詠歌】※※
まことにも 神仏僧を ひらくれば
  真言加持の 不思議なりけり






第77番札所 桑多山 明王院 道隆寺(そうたざん みょうおういん どうりゅうじ)


仁王門


仁王門からの本堂


鐘楼




本堂(合掌)



本堂前の観音像(拝)

仁王門から本堂、
裏門へと沢山の観音様が並んでおられた。


大師堂の前に衛門三郎像

衛門三郎がお大師様に両手を挙げ懇願している。
第51番札所石手寺にもあった跪く衛門三郎像を思い出した。
「衛門三郎」は、お四国さん巡りをするようになって知った。
第46番札所浄瑠璃寺で、子規の句に詠まれていた人物だ。
永き日や 衛門三郎 浄瑠璃寺」 (子規)



多宝塔



妙見宮

道隆寺境内にあった鳥居。
参道の向こうに道隆寺の鎮守社、妙見宮。

鳩がのんびりとして仲良く日向ぼっこ。。




香川県の第77番札所道隆寺に巡拝させてもらって、
日向ぼっこの鳩に、ようよう八十八か所巡拝を結願できそうに思えてきた。





※※【御詠歌】※※
ねがいをば 仏道隆に 入りはてて
 菩提の月を 見まくほしさに
コメント (2)
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