理想の自分をつくるため

満月前と気温の寒暖差とゲートのおかげで体調が余り宜しく無い良斗です。

さて、前回の続きです。

人格者になるには、とりあえず行動してみて、何か気づく事はないかと考え
学びの中から何か気づく事はないかと探し
奪い取る事より与えることをすることで良い人格が形成され、人生が豊かになります。

では、どのように考え生きればよいのか。

それは、考え方、捉え方を変えることで生き方が変わるのです。
今までから何度となく、この題材について書いてきましたね。
私がセッションの中でご紹介させて頂く本の中に「嫌われる勇気」があります。
この本の中に出てくるアドラーの心理学の中から引用も含め、私的な考えを書いてみますね。
ちなみにこの本をご紹介する理由のひとつに読んだ時
「同じように考えていた心理学者が居たんだ！」
と思ったからです。

さっさと書けと・・・は～い(-_-;)

アドラーは、全ての悩みは、対人関係が起因していると考えています。
孤独の悩みでさえ、他者がいるから孤独で悩むのです。
他人が居なければ、孤独という概念すらないもんね。
言われてみればなるほどでしょ。

で、多くの方が持っているものに「劣等感」がありますね。
「あの子より自分は、劣っている」
「あの人は、あんなに凄いのに私は、全然だめ」
「同期のあいつは、一気に出世したのに俺は、まだペーペーだよ」
このままで終わったら劣等感が増大していきます。

そこでこう考えて下さい。
あなたがその劣等感を持っている方をAさんとします。
Aさんは、今の人生を手に入れるのに10の経験と10の知識をしました。
そして8の欲を持っています。
あなたは、8の経験と9の知識、8の欲を持っています。
この誤差が劣等感です。

では、どうするか。

この誤差を埋めればいいのです。
この誤差は、「自分に足りていないだけなのだ」と思う事です。
だって、経験も知識も全員に平等にチャンスは、与えらえれます。
そのチャンスが人によって来るタイミングが違うのです。
成長のチャンスは、何度でもやってきます。
どんなに鈍感な人でも分かるように。

誤差を埋めれば、理想の自分になれるのです。
そう！

埋める理由は、そのAさんになるのではなく、理想の自分になるためです。

「Aさんのようになりたい。」
と思ってもAさんそのものにはなれません。
うさぎさんが白鳥さんになれないように全く同じ人間にはなりません。
ただ、内面的に同じようなレベルをお持つことは、可能です。
自分より人格の高い方や地位の高い方を見た時に
「自分に足りないものは何だろう？」
と、考えてみてください。
つまり、他人は、競う相手ではないのです。
ここをよ～く、理解してくださいね。
他人は、自分を成長させてくれる仲間であって、競う相手ではありません。
また、評価するものでもされるものでもありません。
同じ横並びにみんないるのです。
が、他人の評価が気になりますよね。
次回は、その評価について書いてみますね。

今日も皆様が笑顔でありますように。




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