90代の繰言

後期高齢者の戯言

二階堂美術館

2013-06-01 00:51:05 | インポート
2013/06/01(土)

二階堂美術館
 
 05月28日、我が家から車で10分ほど、日出町(ひじまち)にある二階堂美術館に出かけてきました。
 「二階堂酒造有限会社」は「むぎ焼酎吉四六」(きっちょむ)で有名な会社で、大分では「焼酎いいちこ」で有名な「三和酒類株式会社」と双璧をなす会社です。「三和酒類」は先だって紹介した「安心院葡萄酒工房」(あじむぶどうしゅこうぼう)の親会社です。

 「二階堂美術館」は先代社長以来収集した日本画を展示する美術館。
 今回は次のような作家の作品が展示されていました。
 このほかにも多数の作家の作品がありましたが、いずれもはじめてお目にかかる作家でしたから割愛。

  竹内栖鳳(せいほう)
  上村松園(うえむらしょうえん)
  橋本関雪(かんせつ)
  土田麦僊(ばくせん)
  山口華楊(かよう)
  橋本雅邦(がほう)
  安田靫彦(ゆきひこ)
  村上華岳(かがく)
  川合玉堂(ぎょくどう)  
  山口蓬春(ほうしゅん)
  横山大観(たいかん)
  小倉遊亀(おぐらゆき)
  杉山寧(やすし)
  中村岳陵(がくりょう)
  伊藤深水(しんすい)
  小杉放庵(ほうあん)
  奥村土牛(どぎゅう)

 印象深かったのは玉堂さんの「春秋遊鹿図屏風」。
 手前の松葉とその奥の松の幹、そしてそのわきに遊ぶ2頭の鹿が、見事に、最近はやりの3Dになっていました。しばし見入りましたが、見事な3D効果の秘密は分かりませんでした。すっかり魅せられ、この絵1枚で美術館に訪れた甲斐があったと嬉しくなったのです。
 おまけに奥村土牛さんの「仔犬」のかわいらしいこと……。いつものスケッチ風の小品ながら、どうしたらこのようなかわいらしい線を描けるのかとなんどもなんども眺めていました。

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↓ 門前から工場内部を……

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↓ 美術館前。内部は撮影禁止!

↓ 玄関前の彫像

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↓ 「おしゃれな渡り鳥」中村晋也


(以上)