蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

宵の明星と夏の月

2023-05-24 00:33:00 | 日記










       居酒屋の 紫陽花は ほろ酔い気分



















       青嵐 鋏で切りし 傷癒えて


















       西日入る 又も投函 忘れたる


















       風和げば 耀う星と 夏の月



我が家の紫陽花は、青い色。
額紫陽花も青っぽい紫色。
紫陽花の色は、土壌の酸性アルカリ性で決まるらしい。
(じゃ、白は?と言う疑問も残るが。)
夫が行きつけの、駅近くの居酒屋さんの玄関に咲く紫陽花に、いつも目が行く。
綺麗な濃いピンク色。
あれ欲しいなぁ。といつも思う。
夫はその店の常連。女将さんとウマが合う…らしい。
「ひと枝もらえないかなぁ?」と図々しい謎かけなどしてみるが、紫陽花の話に及ぶ事がない。と言う。
土壌が決めてなら、万が一挿し木したとしても、やっぱり青色になってしまうかもしれない。
諦めて、この店の前を通る時、じっくり鑑賞させて貰うしかない。

昨日の朝、仏花を切っていて、左小指をハサミの先で切ってしまった。
激痛と出血。
大した怪我でもなくすぐに、血も止まり、痛みも長引くことはなかった。(記念の写真💦太いけど小指です💦)
とにかくそそっかしい。
なんだかこんなポカが、またまた増えた気がする。
雨の日の運転が、ほんとに苦手で怖い。すこし前は、続けざまに、接触しかけて肝を冷やした。
左右確認、ちゃんとしてるつもりが、ちゃんとしてないってことか。

まだまだ、運転はしなくちゃならない用事が沢山ある。
気をつけなくっちゃ。

物忘れも激しい。
投句投函、バッグに入れて、忘れて持ち帰る😭
だから今日は、車の助手席に置いた。
そのまんま忘れた。💦

なんだか心ここにあらず。の日が続く。
ボケるのはまだ早い。しっかりしなくちゃ。

金星と月の大接近が、二月頃から言われてるが、良い季節になり、よりじっくりと、観察できる。

朝から日中、風が強かったが、夕方になり、穏やかに。
黄砂で濁った空の色も、綺麗な青空に変わる夕べ。

三日月と金星はとても「絵」になるなぁ。
スマホでは、夜の月は正確に撮れないので断念したけど。

七月まで楽しめるらしい。

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かたばみ

2023-05-22 21:28:00 | 日記













       かたばみの 呟くように 二輪だけ















       額の花 ひかりの粒を 葉に零す


















       日傘閉づ 海めく空の 広ごりぬ






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小満

2023-05-21 21:42:00 | 日記


















       小満や たくましきかな 子の食欲























       子の好きな 玉葱 スライススライス














       夕闇の 降りて重たき 薔薇となり

























       小満の夕月 一番星を 見上げたる









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金曜はなんやかや

2023-05-20 00:54:00 | 日記

















       クレマチス 古代紫という みやび


















       初夏の 捨てられぬ箱 針箱に












       白玉や 黒蜜派とは 伯母ゆずり













       夏夕べ 影絵となりて 葉擦れかな




かかりつけ医院の若先生。
私のコレステロール値は、かなり危ないと、薬を飲むように勧められたのは、2年前。
なんだかんだ言って薬拒否をしてたが、年2回のエコー検査(突発的にやってくださる!)
首の右側のプラークの映像を見せながらの説明、そして、前回より
もう一箇所増えてるのを指摘されたら、観念するしかない。
三月から、コレステロールの薬を飲み始めた。
「一番、弱い薬です。副作用もないし、〇〇さん(私)のような過敏な人でも、まず異常はないと思います。」と薬局の馴染みの女性薬剤師さんも仰る。
でも…となると、毎月通院しなくてはならない。
それも、薬拒否の理由の一つだったが。

効果のほどはまるでわからないけど、確かに胃不快感とか、副作用的なことはない。
効き目の結果は、数ヶ月後の血液結果でわかる、ということか。

で、自由な金曜日、医院を予約。
昼は、この前買いそびれた、久しぶりの綿ブラウス。それからカルディの、コーヒー半額セール!
行かねばならぬ。(笑)
そこから、30分かかる、義母の病院へ、着替えと洗濯物を引き取りに。
を計算して、4時半に予約を入れた。

ほぼ予定通りに行ったこの日。
できたら、夜ウォーキングをと思っていたけど、体力気力はゼロ。
まぁ無理はしない。
モールをあちこち歩いて、6000歩は達成していたことだし。

医院の垣根のクレマチス。
ボリュームがありゴージャス。
スマホで撮り名前を検索したら、「優雅という名のクレマチス」
へぇっ。初めて見た。
何枚か写真を撮らせて貰う。

ナナズグリーンティーカフェで、テイクアウトした白玉パフェに、黒蜜たっぷりかけていただく。
出窓の障子に映る庭木が、さやさや揺れて、良い季節だなぁと、夕飯支度前、しばしの至福時間。

ムーミンの木の箱は、娘に母の日に貰ったマグがはいっていたもの。
使い道に、少々困ったけど、ミニ針箱にして、下のリビングに置く事にした。
たまに、孫のボタン付けや裾のほつれ、など、わざわざ2階に取りに行っていたけど。
必要なものだけ入れるのに、ちょうど良い。
可愛いな、ナイスアイデアと自己満足。(笑)





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緑雨

2023-05-18 23:27:00 | 日記









       実梅もぐ あとは真白き 空ばかり






















       我が庭の さつき ようやく咲いて 雨







        











       雨蛙鳴く ひそやかに 雨の音














       投句兼題に窮す 緑雨はしづか



二日続いた真夏日、今日の最高気温は、一気に下がり22度。そして雨の予報。

朝のうちは薄曇りだったので、夫は、梅の収穫を済ませた。
去年と同じくらいの収穫。綺麗な青梅だ。

孫も飲めるようにと、去年は梅サワーを作ったけど、不人気💦
瓶の梅サワーは、ほぼそのまま残り、今年は梅酒も、梅干しも作る気なし。
夫に告げると、近所の仲良しさんの元へ届けた。

葉っぱだけになった梅の木は、軽やか。木の間の空は青空ではない本日だけど澄んで見える。

庭のさつきが、毎年の事だけど、他の所より半月ほど遅く、咲きだし満開となった。
白はこれからかな。
曇天の下のピンクが綺麗。庭が華やぐ。

蛙が庭の何処で鳴き出した。
「雨になるね。」と夫と話している間に降り出した。

母を思い出す。
もう20年以上昔のこと。

大分から、又この地に戻り、家を新築して二階の窓辺で、母によく電話した。

「蛙がね、鳴くの。ゲロゲロッゲコゲコッて。そうすると必ず雨が降ってくる。田んぼの向こうから雨がこっちにやって来るのが見える。
凄い光景でしょ?
田植えが終わると牛蛙が、凄い声で鳴く。うぉーうぉーって。夜通しね、不気味〜。」
母は、「あらー良いわねぇ。」と笑う。

実際は、あの頃の私はそれがあまり好きではなく、半分は母へ愚痴を聞いて貰いたい電話だったのだが。
私のモノマネがうまかったのか、母はゲラゲラ笑った。
母の声が好きだったし、母の笑い声は最高だった。

蛙の声と雨は、ワンセットで母との思い出となった。

話は、全く変わるけど、投句はあまりスムーズにいっていない。
以前は、俳句誌を買い、添付のハガキをすぐに切り取り、二、三日で投函していたけど、今年再開してから、月ごとに遅くなるばかり。
兼題が…
なーんにも浮かばない。
明日にしよう、が連日。
又半月があっという間に過ぎ、今夜こそ。
歳時記と、ごちゃごちゃ書きためた句帳という名の(笑)雑記帳を睨めっこ。
今夜も駄目。集中力ゼロ🥲

まっ 月末までまだ間がある。
焦らない焦らない。






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