四葩かな 秩序正しき 運動会
熱き応援合戦 五月の空
山滴る 土埃上げ 駆ける子ら
土曜日は、中2の孫の体育祭(体育大会というらしい)だった。
コロナ禍を経て、今年の体育祭は、全生徒の家族参観が許可された…けれど、各生徒の家族2名まで、とのこと。
孫も娘も、我々爺婆に気を遣い「交代して観よう」と提案。
校門で受付の際に、その旨伝えて、前半、母親と妹(我が娘と下の孫)後半というか中盤あたりから、爺婆が観るという。
腕に黄色のシールを貼るのだが、娘と孫から受け取り、貼り付け晴れて、参観することが出来た。
入学式以来の、この中学校。
体育館しか知らなかったが、校庭も広く、体育館近くの紫陽花の綺麗なこと。思わずスマホ写真。
この日の最高気温は、31度。
湿度も高く、短時間でも汗をかく。
観ているだけも段々辛くなってくる。
生徒たちは大丈夫だろうか、と心配になる。
12時までの大会とはいえ、これまでの練習で疲れもピークだろう。本番がこんな猛暑(猛暑日ではないけど、もうそれに近い💦)とは。
若い人や子ども達がひ弱になり、体力低下は良く知るところ。
でも生徒たちの真剣さ、演技ひとつひとつに誰もが、真摯に取り組む。
走る 走る。皆声を張り上げる。
滴る汗をものともせず。
お婆さんは感動するばかり。
孫娘は、前日LINEで、プログラムに自分が参加するところを、マーカーで記し、手書きの地図まで書いてこと細かに、何列めの何番などなど。
見落とさないよう、迷わないようにと教えてくれていた。
おかげで、バッチリ写真も動画も。と言いたいところが、一番肝心のリレーを、こともあろうに、撮れなかった!のである。
はちまきの色(リレーの時だけ違う色だった!)を間違え孫を捉える事ができなかった。
ショック…で落ち込む、
それまで隣に居た夫は、知らないうちに、もっと近くのよく見える場所に移動していた。
しょげる私に、「俺が脳と瞼に、焼き付けた。一番に走ってきて、バトンパスしたぞ。」
って。じゃ写真撮ってよ!
と突っ込む気力もなかった。
参観を交代して、先に帰った娘からも、リレーの動画宜しく、と言われ、孫も絶対ビデオ撮ってくれるものと頑張ったろうに。
その日と翌日まで、引きずり立ち直れなかったばあば…💦
に当の孫、と娘は、「そんなに落ち込まないで。実際に見てくれた、ってことが一番嬉しいんだから。」
…だけど、実際も見てないんだよね。
もうそれは言わないけど、そして孫娘も娘もそれ以上、その件に関しての話はしてこなかった。
痛恨の、五月の体育祭…参観。