『国民健康保険に加入している70歳から75歳未満の方は、「国民健康保険高齢受給者」として保険給付を受けていただくことになっています。』
と、市の福祉部国保年金課から、案内が届いたのは、誕生日の数日後だった。
まだ先のことと、思っていたけど…
春一番が吹き、このまま暖かくなってくれたらいいのになぁ、との願い虚しく、寒さが身に沁みるこのごろ。
また、ほんとにもう勘弁してよ、というこんな寒い日に。
行って参りました。
朝寝坊には厳しい、九時半からの受付。
10時から説明会、健康講話および簡単な体操…。
ギリギリ間に合った私は、当然ビリ。
参加人数は、想像もつかなかったけど、あれれ、5人。
私を入れて6人。
まもなく始まった説明会。
始めに職員さん、「寒い中、皆さんお集まりいただきありがとうございます。
該当される方は、30数人居られるのですが、ご都合や体調の悪い方もいらっしゃるでしょうから。」
あまり広くもないし、テーブル椅子も、少なめだけど6人じゃなんだか職員さんもお気の毒。
欠席者には、後日書類と保険証は郵送される(と案内状に書いてあった。)けど、びっしり書かれた書類など、読む気もしない年ごろ。(笑)
寒かったり、少々億劫でも、説明を実際に聞いた方が、遥かにマシ、とギリギリおばばは思う。
説明は、ただ書類を読んだだけだったけど、健康講話は、とても為になった。
息を三秒吸って、七秒かけて吐く。
これを3回。
真剣にやると、頭の中は空っぽ。真のリラックスが出来るという。
確かに。
肩甲骨を広げたり、縮めたりする簡単な体操。
深部の筋肉を動かし、全身に血液を送るのに役立つそう。
体操は簡単過ぎるくらいだったけど、講話が良かった。
働く。とは「人が動くという事です。単に仕事をする、という事だけではなく、「運動」する。
ちょっとした運動で良い。無理のないウォーキング。週に何回か自分にできるだけで良い。
そして、
食事は大事。その食事を作ること。これも「働く事」ですね。
あっ と思う。
専業主婦の私。
料理下手だし好きな家事ではないけれど…
そして、今また孫の夕飯作りにてんてこ舞いして、
近所の、友人に「なんでそんな事してるの?孫や娘のためになんて。甘やかしてるだけの愚かな行為。自分のことに日々を費やしなさいよ。」と一月ほど前に言われ、密かに傷ついた。
胸に沁みた。なんだかすごく嬉しい。
そして最後に、「おじいちゃんおばあちゃんは、毎日元気な笑顔で子どもたちに接してください。
笑顔で子を見守る。
それが子ども達を幸せにする。」
暗い顔や病気になったら、子どもたちも元気を失う事になるんです。
と結んだ。
良いお話を聞けた。
会の最後にはアンケートお願いします、と言われていた。
最初の項目には、「参加して、良かった。どちらでもない。良くなかった。」
五項目ほどの質問に、三つのどれかに丸を書き、感想もありましたらお書きください。とある。
参加して良かった、を丸で囲み、
健康講話が素晴らしかった。
とても為になるお話でした。
参加して良かった。ありがとうございます。
と書き、一番に提出して、一番に会場を出た。
ビリに来て、真っ先に帰ったおばば。(笑)であった。
(お借りした画像です。)
呼吸法と 笑顔大事や 桃の花
春北風(はるきた)や ふと口遊む 早春賦
春兆すとて ひとりごと 「おお寒っ」