蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

青梅マラソン

2023-02-19 22:52:00 | 日記






夜、東京の弟に電話した。
そして意外な事を聞き、驚いた。
「今日、⚪︎⚪︎ちゃん(妹の名前)が青梅マラソンに、出てね。あまり自信はなかったけど、完走して、しかも余裕の走りだった。
来年も出場するみたい。今年はその布石にしたかったらしい。」

青梅マラソン。すっかり忘れていた。
今年、三年振りに開催されたとのこと。

コロナ禍以前の二年前から、妹とこの弟は、青梅マラソン、10キロの部に出場参加して、なかなかの成績をおさめている。

妹は、私より三つ下の今年67歳。
弟は、9歳下。
弟曰く、10キロは苦しい。
このあとは、⚪︎⚪︎ちゃんのサポートに徹する。と。
で、本日も早朝、鎌倉から急ぎ帰宅して、姉の援助をしたらしい。

それにしても…我が妹の底力。
小さい時から、私とは真逆の努力家だった。
生まれ持った才能プラス、日々の努力精進も怠らない。
勉強もスポーツも。

な〜んにも才能のない姉を、補うかのように、なんでも出来た妹であった。(ちょっと身内自慢だし、自分を卑下してるみたいでお聞き苦しいかも、だがそうではなく、いつも、姉を立ててくれる優しい妹なのです。)

今年の青梅マラソンのスターターは、高橋尚子さんだったようだが。(きちんと調べていないので違うかも🙇‍♀️)

思い出すのは、2004年の事。
あの年は、割と長い期間、しかも珍しく冬から早春にかけての帰省。
娘が大学の春休み、短期留学で一ヶ月家に居ないので、骨休みに帰省していた。

青梅マラソンの当日の朝、確か、まだ沿道に雪が残っていた気がする。
雨だったかもしれない、とにかく道が濡れて歩きにくかった覚えがある。
弟と二人、会場へ急いだ。

スターターの、ミスター(長嶋監督)を見るために。
途中で雨が降って来た記憶がある。傘をさして、デジカメを構える。
走者以上に、観戦者も凄かった。
人、人、人で、近くに寄るのは到底無理。
長嶋監督が車の上で、挨拶する声もあまり聞き取れなかった。
写真も、残念すぎるくらい小さく、まわりの人ばかり写っている。
それでも、ミスターが去った後、満足して帰宅して行った姉弟。
その十数年後、この弟、そして妹が、出場するなんて思いもしなかった当時であった。

ただミスターを生で見たいが為に、行った青梅マラソン。(のスタート地点。)
遠い遠い昔を、ふと思い出した。




   春や号砲 青梅路駆ける 人、人





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雨水

2023-02-19 01:10:00 | 日記











       子の好きな 雨の匂いや 木の芽どき























       ガチャガチャで 運引き寄せる 木の芽雨














       昼からは 本降りとなる 雨水かな




雨水
二十四節気の二番目の節気。
降る雪が雨に変わり、雪解けが始まる時期。
草木が芽生える頃。

木の芽雨
木々が新しい芽を出す季節。「木の芽時」に降る雨のこと。

暖かい雨の土曜日。
書道教室に通う、中1の孫を迎えに行く。
車に乗る前から、浮かない顔。
「どうしたの?」と聞いてもなかなか言わない。

家に着くちょっと前に漸く口を開いた。
友達とうまくいってないと言う。
おまけに、さっきは出掛けに、母親から叱られた、と。
忘れ物をしたり、ちょっとポカが多い事を叱られたようだ。
(出掛けに言うかね?そんな事。優しくない!)と内心思う。
なんだか、ついてない一週間だったようだ。

それでも、書道の硬筆の宿題は済ませていて、ばあばの家に着き、道具をまとめて、すぐに教室へ向かう。
雨が、本降りになってきた。
春の雨は、どことなく優しい。
結構な雨量なんだけど、静か。

教室のある公民館に着き、行ってきます。と玄関へ入っていった。

四時過ぎ、迎えに行く。
晴れ晴れとした顔。
「なかなかうまくいかなかったけど、柳田先生はやっぱり優しくて好き。行書、結構楽しいよ。やっぱり書道やってて良かった。」と言う。
帰りは、このまま書店へ先週借りたDVDを返しに行く。
この書店の一角、ガチャガチャのコーナーが、一月前に出来て、それがまた楽しみらしい。

行くたびに新しいものが入っているので、ワクワクする…らしい(笑)
今日見つけたのは、ミスドのストラップ仕様の小さなアクセサリー。
5種類あるけど、ハズレなしの可愛いのばかり。
これ、買っていい?
に、いいよ!ばあばも買おうかな。
一つ目、チョコファッションとミスドの袋、リアルで可愛い!
二つ目、ポンデリングと白いミスドマークのお皿!

どっちも大好き!大当たりだぁ!と喜ぶ孫。
ツキが戻ってきたかな?

降り続く雨の中、急いで帰宅。
車を降りて、家に入る時「いい匂い。雨の匂いって好き。」と孫。
そうそう、この子は、夜の匂いや、四季折々の匂いに敏感。

うーん。私は食べ物の匂いならわかるんだけどね。カレーとか、魚の煮付けとか、には敏感です。





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