蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

春遠からじ

2023-02-01 22:23:00 | 日記
温かな一日となった。
今日から二月。
歳時記では、立春(二月四日頃)から立夏(五月六日頃)の前日までを、「春」という。
したがって、本日はまだ冬、を採用。
とはいえ、日中は17度まで上がり、風も暖かい。
夜になり、やはり冷えてきたけど、昨日までの辛い冷たさではない。

三寒四温だなぁを実感する。
週間天気を見ても、そんな感じだ。

睦月は、旧暦一月の異称。
太陽暦(新暦)では一月下旬から三月上旬を指す。つまり今頃。

二月はいいけど、如月はまだ当てはまらない。

4年ほど前に、ある俳句誌に俳句を投稿していた。
佳作ばかりだったけど、1〜2年間ほぼ毎回入賞して、冊子に作品が載るのを楽しみに、又作句の励みにもしていた。
ある年から、落選が続きすっかりやる気が失せた。ページ数が大幅に減り、選者の俳人も約半分になった途端のこと。
選ばれ掲載される俳句は、本当に素晴らしいものばかり。次元が違う。句会に席も置いてないど素人。
こんなレベルじゃ到底無理。
さっさと諦めた。

でもダメ元で、又始める。
きっかけとか、なんとかはない。
気まぐれでなんとなく。 
切手も沢山あるし…
(シリーズものを見つけると買っていたので。)
四か月後の、結果待ちまで、最低でも四か月は、投句し続ける。

そして本日、二月一日は、我が六十歳代最後の日。
明日から70歳!(信じられない!が本音。明日から70歳って変。(笑)70代かぁ。なんだかなぁ。完璧なお婆ちゃん💦)

母が居たなら、まぁ⚪︎⚪︎ちゃんが、70歳!へぇっ!って言うだろうなぁ。
記念に、今夜、夢の中に出て来てくれないかな。
一番の誕生日プレゼントになるのになぁ。(母にプレゼントをせがむなんて、罰当たりでした🙇‍♀️)


余談だけど、蝙蝠は今日夕方玄関から飛び立っていきました。
昨夜一晩、下の廊下の何処かに潜んでいたよう。
やっと一安心。
私も蝙蝠も。














       迷い蝙蝠玄関より出づ四温晴














       再開を決意す投句睦月かな




















       冬晴の空より青い切手貼る






















       春遠からじ梅の蕾まだ固き






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真冬の蝙蝠

2023-02-01 11:42:00 | 日記


「真冬の恐怖体験」としたかったが、よくよく考えたら、当の本人(?)の方が怖くてパニックになってたに違いない。

昨夜の夕方は、少しだけ忙しかった。
4時半過ぎにいつも通り、孫たちへ夕飯を届ける。
上の孫は部活でまだ下校していなかった。
少し待とうかなと、宿題を終えた下の孫と、しりとりをしたり、時々玄関を出て、様子を見る。

今日は、夫を飲み会会場まで送る事になっている。
5時半近くまで粘ったが、帰りそうもなく、諦め帰宅。
夫は、準備も済み私の帰宅を待っていたよう。

そのまま送り、後コンビニに寄るつもりが、娘からLINEが入り、もう直ぐ帰ると言う。

急いで帰れば、早や娘が帰宅。
玄関、鍵かけてないからと言ったが、今日はもう帰ると、外でちょっとだけ話す。
今日の再検診の結果が聞きたい。
とりあえず、心配はないらしい。
念の為の、胸の細胞検査の結果は、来週とのこと。
ちょっとだけだが、やはり寒いので、途中玄関を開け、中で話した。この時玄関はちょっと開けて、その後娘が車で帰るのを見送る際も開けてたかもしれない。

夫が留守なら、自分のご飯は極力手抜き、というかチョー手抜き。
レトルトカレー(ちょいお高めの😋)とコーヒーとみかん。
後は、俳句作るぞー✨
その前に、少しだけ録画観る。(笑)

さてさて、俳句。
9時過ぎだったろうか。
何か、ゴソゴソと聞こえる。
結構大きめの音。
隣の夫の書斎?
食堂から廊下へ回り、玄関脇の夫の部屋を覗く。
その際、電気は片っ端からつけて。(かなり怖かった。)
誰もいない。何もいない。
傘立ての傘を持って(笑)玄関を開け外を見る。
何にも異常はない。
閉めて、食堂を開け、リビングに座り、ひと息。
さてさて…
歳時記を広げ、いろいろ考えを巡らす。まだ春の季語は、早いね、
などと。

いきなりバタバタバタッと音がして、振り返れば、食堂を乱れ飛ぶ黒いもの。
えっ〜〜、なに??
鳥?
大変だ。一瞬真っ白になったけど、とにかく外へ出そう。
リビングと食堂の間の引き戸をぴたりと閉め、電気を消す。

黒い何かは、休む事なく飛び回っている。
勝手口を全開。
エアコンも止め、灯りはここだけ、ここから外へ出て、と誘う(てるつもり)
調理場の西の窓の上に一瞬留まったその姿に、凍りついた。
蝙蝠!
なんで?
なんでなんで、頭の中がぐるぐる、何でが飛び交う。

誰か、助けてくれ!と言いたいけど誰も居ない。
娘に電話したってしょうがない。
勝手口の横の風呂場の電気もつけ、風呂場で待機する。
蝙蝠さん、出て行ってと祈りながら。
食堂はもちろんドアは閉めてる。
もしもを考え、2階の部屋のドアも全部閉めに行った。

そぉっと、食堂と調理場を除く。
居ない。
勝手口から出て行ったんだ、と結論づける。(ことにした。)

しばらく、怖いやらなんやら。
どこから入った?どこに潜んでいた?
いや入るなら、玄関でしょ。
夫への訪問者は多い。結構玄関を開けっぱなしでしゃべる。
私もさっき娘と喋り、いっとき開けっぱなし。
いや待て、家の中に元々居た?
最悪です!
ネット検索するといろいろ書いてある。

でも蝙蝠って冬眠するよね?
どうした、蝙蝠なにか気にさわる事、誰かしたのかな?
あの蝙蝠は、パニックであんなに飛び回りなんとか逃げたかったに違いない。

でもでも、こちらも大パニック。
もう何にも、俳句なんか浮かばない。
そして、2階へ上がる時、幻だろうか、一瞬黒い物体がひらひらした(気がした。)

10時半頃帰宅した夫は、結構飲んでる。
そのまま寝室へ直行。
そして、本日もずっと、役員会議だなんだと忙しい。
蝙蝠の話をする暇がない。
いや、夫に話してもしょうがない。この人、こういうの苦手だし良き解決策だの、私を安心させる術はない。(笑)

蝙蝠さんは勝手口から外へ逃げ、又冬眠に入った、と思うことにする。

思い出すたび、全身鳥肌が立つ。
俳句はやっぱり浮かばない。

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