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さすらい塞翁が馬

(旧タイトル『さすらい教師・大陸系』)

日本語教員として働いた中国での日々。
そして、帰国後。

外国語学部の入学式

2009年09月13日 21時52分44秒 | 生活(中国)
9/7(月)

今日は外国語学部の入学式。私は今年も日本語代表で式辞を述べなければならなかった。
中国人の先生から「日本語ってどういうものなのか、みんなに聞かせたい」と言われたので、まず日本語の原稿を作った。
しかし、新入生はモチロンのこと、学部長など他の列席者は英語科の先生なので日本語がわからない。
仕方ないので私の場合は日本語と中国語で式辞を述べる。欧米の先生はいいなー、母国語だけで。

式辞は学部長 → 中国人教師代表 → 欧米教師代表 → 私の順だった。

中国人教師代表は・・・なんとヅラの教授だった!
式が始まる前にヅラをグッと引っ張って整えてるし、一番前の席(よく見えるところ)に座っちゃうし、式辞も演説みたいでスゴイ迫力、「イエース、We キャーン!!!」とか絶叫しちゃうし、、、
しかも彼の名前は○桂○、名前にカツラの文字が含まれている!

・・・私?そりゃあ撃沈しましたとも、ええ。

濃いキャラ、再び!

2009年09月13日 21時44分15秒 | 生活(中国)
8/28(金)

W先生とその甥B君、D先生、C先生、L先生と一緒に近所の店で晩御飯を食べた。
久しぶりの中国人先生方との会食。みんな夏休みの話で盛り上がった。

やはり際立っていたのは、C先生とL先生のオヤジっぷりだ。
私が「奈良に行った」と言ったら、関西で生活経験があるC先生の思い出ヒート・アップ!
何故か「温泉地にはオネエチャンがたくさん立っている」などという話に発展してしまった。
その話にセクハラオヤジのL先生が食いつく食いつく・・・

・・・そんな中、隣を見るとD先生(女性)がドン引きしていた。彼女の周りには、あたかも透明バリヤーが張られているかのようだった。

また、C先生がこの前タクシーに乗ったら、高速道路で車がオーバーヒートして動かなくなってしまったのだという。
仕方ないから運転手と一緒に高速道路上で車を押したらしい。(危ねー!)
後続車がくるたび非常用の反射プレートを持って、必死に存在アピールしながら。(怖ぇー!)

ああ、こうしてまた強烈な生活の幕が開く。。。

今日からまた広州

2009年09月13日 21時37分43秒 | 生活(中国)
8/24(月)


夏休みもそろそろ終わるので、また広州に向けて飛び立たなければならない。
な~んか今回は非常に面倒臭く感じるぞ。嫌な予感さえする。なんでだろ?「中国で働き、夏休みは日本で過ごす」というこの生活がパターン化してしまったからだろうか??

池袋からギリギリで成田エキスプレスに乗り込み、予定通りに空港へ着いた。
そのままチェックインの列に並ぶと、飛行機遅延の情報が。あーあ。

やっと搭乗時間になり機内へ乗り込むと、周りの客達のマナーの悪さにウンザリした。もうすでに家に引き返したい気分。

そんなわけでテンション低めのまま広州に到着すると、D先生とB君が迎えに来てくれていた。
二人の顔を見て、何だかホッとした。飛行機が遅れたから、待たせちゃってスミマセン!

日本はもう秋の気配で朝晩涼しかったけれど、広州は恐ろしく蒸し暑い。暑い!暑すぎる!!
学校に到着すると、B君が部屋まで荷物を持ってくれたばかりでなく、ゴキの退治までしてくれた。もう大感謝!
毎年夏休みが終わって戻ってくると、「部屋の主は俺だ」とばかりにゴキが出てくるのだ(泣)。

なにはともあれ契約を更新したわけだから、この一年はここで働かなくてはならない。
とにかく、頑張ります!!

中国のお化け屋敷

2009年07月25日 01時48分46秒 | 生活(中国)
7/11(土)

今日は電車に乗って東莞市郊外・塘厦鎮へ。私にとっては初・東莞。初めての場所って、なんか楽しい気分になっちゃうよね~。

その塘厦鎮には観音山というのがあって、ちょっとしたレジャー公園と言うかなんというか…になっている。お化け屋敷もあるということなので、話の種に行ってみることにした。

まず、公園の門を入って初めに目についたのは、動物型の乗り物。昔、よくデパートの屋上とかにあったヤツ。稲中卓球部の「ペーペーポー」と言った方がわかりやすいだろうか。大人も子供も楽しそうに乗っていて微笑ましい・・・というかウケた!

お目当てのお化け屋敷は、入り口でお金を払うと切符切りの兄ちゃん(orお姉ちゃん)が電源をON!しかし入ってみると中は真っ暗で、どっちに進んでいいのかわからないほどだ。そんな中で、笑い袋みたいな声ばかりが響き渡っている。私はつられて笑ってしまった!そして、檻に入った変な人形が不自然にカウカク動く。怖いというよりは、おマヌケ(笑)。海外ならではの、こんなアトラクションが私は結構好きだったりする。

それから園内の観覧車に乗ったり、塔に登ったり、動物園を見たり、ロープウェイにも乗ったり・・・
鳩や猿などにエサをあげたのも面白かった。

いかにも中国らしい公園を満喫できた一日であった。

冷やしておいしい緑のお汁粉

2009年07月06日 01時49分38秒 | 生活(中国)
7月5日(日)

中国には、デザートとも清涼飲料水ともつかぬ「糖水」というジャンルのものがある。
中でも私は「緑豆の糖水」にハマッている。

緑豆には体温を下げる効果があるらしく、特に夏場は店でもよく売られている。が、以前は見向きもしなかった。学生に手作り緑豆糖水をもらった時も、内心「ちょっと不気味・・・」と思ったが、せっかく作ってくれたのでいただくと、まぁお汁粉の味

私は「自称・世界一のあんこ好き」なので、モチロンお汁粉にも目がない。しかもこれは冷たくして食べる、夏のお汁粉!そう、色は違えど汁粉ドリンク(冷た~い)みたいなもんだ。

それからと言うもの、緑豆糖水は“My夏の風物詩”となっている。

作り方は、いたって簡単!材料は写真の2点のみ。
①緑豆を軽く洗って一晩水に浸け、ふやかす。
②アクを取りながら煮る。
③アクをだいたい取り終えたら、棒状の黄色い砂糖を入れる。(写真右)
④30~40分ぐらい煮る。
⑤冷蔵庫で冷やす。

砂糖は中国人のオススメでこのような砂糖を使っているけれど、普通の砂糖や三温糖でもいいんじゃないかと思う。甘さや水加減は、自分の好みで!
・・・と、テキトーでスミマセン。私の料理のモットーは「いい加減が良い加減」なので。

ちなみに私は隠し味として、最後に醤油をほんの少し垂らして煮る。
そうすると和風な味になる、ような気がする。
白玉を加えれば、なお良い。

夏本番になると、私の冷蔵庫に常駐の緑豆糖水。
繊維が多く、個人的にはデトックス効果(?)があると思っている。
小豆が好きな人にとっては、おいしく食べて、お腹スッキリ!
私の場合は、食べ過ぎて顔が緑色にならないように気をつけなくっちゃ。
(子供の頃、冬にミカンを食べ過ぎて手のひらや鼻が黄色くなってる子いなかった?)

中国的『実録・白い巨塔』?

2009年06月28日 15時59分26秒 | 生活(中国)
6月26日(金)

今日は日本人の同僚・K先生と家飲み。
二人で料理を持ち寄り、食べて飲んで喋って。

K先生は最近悩みでもあるのかな?とも思っていたので、いい機会だ。

彼女の御主人は中国人で、夫婦そろってこの大学の外国語学部で働いている。どうやら御主人の話から、この学校のドロドロとした人間関係を知ってしまい、一人で抱え込んでしまっていたようだった。夫婦二人、巻き込まれたくないのに巻き込まれてしまっていると・・・・・・。

ちょっとショックな話もあったけど、今日はいろいろ聞かせてもらって良かった。いっぱい話したら、私も何だかスッキリした。

しかし、学内の人間関係が まるで『白い巨塔』みたい。
大学の社会って、みんなそんなモンなの

語り続ける私達の背後では、テレビがずっと「マイケル・ジャクソン急死」を報じていた。

学期末“打ち上げ”ラッシュ

2009年06月28日 15時25分27秒 | 生活(中国)
6月24日(水)

夕方、授業が終わった後、学生達と食堂で夕食を食べた。
食事中、D先生から携帯にメールがあり「期末試験のことで確認してほしいことがある」という。仕方ないので食べ終わったら、すぐに研究室に向かうことにした。

その途中で日本語科の先生方も含め外国語学部の先生方が続々と教職員食堂に入って行くのに遭遇。どうやら今日は学部の食事会だったらしい。夕食後だったにもかかわらず、私も引っ張り込まれてしまった。お腹は空いてなかったが料理を見たら食べたくて、つい料理に手を出してしまった。その晩は腹が苦しくて仕方がなかった。

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6月25日(木)

今日は日本語・フランス語・ドイツ語研究室(英語以外は人数が少ないので職員室が一緒なのだ!)の食事会。学部長らも招かれた。

中国では「敬酒」という習慣があって、世話になった人のところに挨拶に行き、乾杯(中国の“乾杯”は一気飲みを指す)しなければならない。しかも酒はアルコール度50%以上だ。
私も何度か“乾杯”したが、出かける前に牛乳を飲んでおいたので、不思議なくらい酔わなかった。

宴会は終始和やかな雰囲気で、最近ギスギスしていた中国人先生達の人間関係も修復されたかのように見える。仲が悪かった先生同士が歓談しているのを見て、「ああ本当に良かったー、みんな仲良くなって。」と安堵。微笑ましい光景であった。酒の力ってスゴイなぁ!

三明治

2009年06月21日 14時57分06秒 | 生活(中国)
6月19日(金)

校内のパン屋で買ったサンドウィッチ、中国語で「三明治」。

何の変哲もない、ただのサンドウィッチと思うかもしれないが、よく見てくれ。
パンが全部くっついている。そう、これで一切れというか、一かたまり。ワイルドに、この厚さをガブッと食べるのだ。「ああ、二枚ずつ食べたい!」と思うのは、私が日本人だからだろうか??

教職員卓球大会2

2009年06月21日 14時31分52秒 | 生活(中国)
6月18日(木)

昨日、日本語科・C先生から卓球大会の続きがあると告げられる。
ええ~?!まだ試合があるの~?!内心ダルイ。

午後3時半に集まるように言われたので時間どおりに卓球場へ向かったが、だ~れもいない。
まったくみんな時間にルーズなんだから!もう帰っちゃおうかな・・・と思っていたところにC先生登場。逃げられない。そのまま2人で練習することに。

4時頃になって、やっと人が集まってきたので試合開始。頼れる日本人・K先生は(C先生に「どうしても出ろ」と言われ、仕方なく)午後の授業を少し早めに切り上げて、駆けつけてくれた。

この日もシングルはK先生が一回戦を勝ち進んだ。しかし、2回戦で当たった相手はチョット卑怯な手を使ったので、負けてしまった。K先生は静かに、でも相当くやしがっていた。しかもこの相手の先生、試合が終わった後の握手もしない。挨拶もナシ。それを見ていた日本語科・L先生は「負けても気にすることないよ。相手は変な女だから仕方がない。」・・・“変な女”って!中国人は物事をハッキリ言い過ぎで面白い。

女子ダブルスはK先生のおかげで勝つことができた。私にとっては初めての勝利!うれしい!!
すっかり監督気取りのL先生も大ハシャギ。しかしL先生は“どさくさまぎれのセクハラ上手”なので、私達はさりげなくタッチをかわしつつも、みんなで喜びを分かち合った。
続いてL先生と一緒に男女混合ダブルスにも出場したが、これは負け。相手の男の先生が強すぎた。

それにしても中国人の先生方が熱くなり過ぎてて怖かった。いくら娯楽のない所に住んでいるからって、そんなに本気にならなくても・・・。声を荒げて喧嘩しているチームもあった。おー、こわ。

私は今まで卓球には何の興味もなかったが、この試合を機会に少し好きになった。いい汗 流して、心が清々しい。

教職員卓球大会1

2009年06月21日 01時39分23秒 | 生活(中国)
6/12(金)

午後4時頃から教職員卓球大会が行われた。

私は卓球などほとんどやったことがない。非常に下手だ。本当は出たくなかったけど、頭数が足りないので「どうしても」と言われ、断れなかった。

もう一人の日本人・K先生は中学時代に卓球部の部長だったという!うわ~、ダブルスなんてことになったら迷惑をかけてしまうぅ。しかも中国人はデフォルトで卓球が上手い。ど、どうしよう!

焦った私は前日K先生に特訓してもらったが、やっぱり卓球って難しい。

さて、当日。
我々=日本語・フランス語研究室チームは私も含め4人。男女2人ずつだ。
英語研究室は教員数が多いので、いくつものチームに分かれていた。
どういう順番で試合が決められているのか定かではなかったが、女子シングル・女子ダブルス、男子シングル・男子ダブルス、男女混合ダブルスの5種類があった。

女子シングルの方は、経験者のK先生に出てもらった。中国人先生は素人にもかかわらず、なかなか上手い。K先生、苦戦しつつ勝利。
私はダブルスの試合に出たが、床が滑って転ぶなど、カッコ悪~い負け方をしてしまった。トホホ。
あとは応援に徹した私なのであった。

美甲店2

2009年06月07日 13時55分09秒 | 生活(中国)
6月5日(金)

マニキュアが剥がれてきたので、前回のネイルサロンへ行った。
そろそろ本格的に暑くなってきたので、足もやってもらった。くすぐったくて死ぬかと思った。
今回も「日本では気が引ける奇抜な色を」と意気込む。
しかし、仕上がりはこのとおり。ちょっとバカっぽい。
もっと深くて濃い緑色にしたほうが良かったな・・・少し残念

商店街を歩いていたら、小さな女の子と子犬が仲良く遊んでいた。子犬にリードはついておらず、女の子の周りを跳んだりはねたりしながら後を追うかたち。それから1人と1匹は日陰で一休み、女の子は子犬の頭を大事そうに撫でていた。
子供と動物。。。なんとも微笑ましい光景。カメラのCMみたいだった。

以前マンゴー並木のことを書いたことがあるが、今日、マンゴーをもいでカバンに入れているお姉さんを発見
「これだけ実ってたら、取ってみたくもなるよな~」と思いながら横目で見ていたら、通りがかったオジサンが一言「ここのは取っても食べられたモンじゃないよ。取るだけ無駄!無駄!」と。
そうか、観賞用(?)だったのか。

端午節

2009年06月01日 00時32分54秒 | 生活(中国)
5月28日(木)

この日は旧暦5月5日=端午の節句なので、学校は休み。
朝、学校からチマキが配られた。

中国では端午の節句に屈原を偲んでチマキを食べる。
大学時代にちょっとだけ『楚辞』を習った。悲しい詩人だと思った。

写真は学部の事務長がわざわざ届けてくれたチマキ。
中には黄色い豆と豚の脂肉が入っていた。
私はおいしくいただいたが、他の先生方には不評だった。
休日出勤までして、チマキを宅配して回った事務長…哀れじゃのぅ。

ホームパーティー

2009年05月25日 02時02分10秒 | 生活(中国)
5月23日(土)

今日は私の部屋に同僚を招いた。
“ホームパーティー”と言えば聞こえが良いけれど、平たく言えば“家飲み”である。

写真は私なりのおもてなし料理。何か、田舎のバアさんの料理みたいだな。
まあ、私は田舎のバアさんのもとで育ったから、どうしてもこうなっちゃう。
何気な~く自分の中におばあちゃんの影響力を再発見することがあって、ちょっと驚く。
おばあちゃんからは、いろんなことを学んだなー。
私にとっては偉大なるおばあちゃん。心の中に今も生きている。
感謝してますフォーエバー

ゴーゴー!マンゴー!!

2009年05月18日 16時09分21秒 | 生活(中国)
5月18日(月)

教員住宅の並木道で、マンゴーがたわわに実っているのを発見。
「あぁ、私は南国にいるのだな。」というのを実感する。
毎日通る道だけど、まさかマンゴー並木だとは思わなかったよ

埼玉出身なもんで、身近にマンゴーがある生活、しかもごく普通に植生している環境に興奮気味

学生の話によると、マンゴーは緑色の時に収穫し、一週間ぐらい保存すると黄色くなって食べ頃なんだそうだ。
ある学生は「生米とともに保存するのが良い」と言っていたけど、そんなこと言われたら気になってしょうがないじゃないかー