そういえば年末、NHKドラマ『坂の上の雲』を見て思い出したが、私は2010年8月下旬に大連・旅順に行ったのだった。
2泊3日、あっという間の団体ツアーだった。

横浜にインスパイアされちゃった?!うまく写真に収まらなかったけど、実は隣に観覧車もあったりするのだ!!




室内の調度品の数々も時代を感じさせるものばかりだ。

上記の楓林街や大連賓館だけでなく、この地域には日本統治時代の建築物が数多く残り、今も現役で使われている。








水師営の会見所にも行った。移動中バスの中から、岸壁に佇む人達が見えた。その人達は、海に向かって花束を投げ、粛として手を合わせていた。


大体こういう場所には中国側から見た歴史を語って日本を痛烈に批判する掲示があり、中国の愛国教育施設になっている。






マトリョーシカ等のロシア土産店が軒を連ねる他、ロシア人学校などもあって、異国情緒あふれる地区。


以上、写真でザッと振り返った大連・旅順の旅。
中国東北部の聞き取りやすい中国語、美味しい料理、冬の寒さを除けば生活しやすそうな街、重い歴史、ロシア風情、大連には何度も来た事があると言う仕切りたがり屋のおじさん、チョットうざい現地ガイドのお兄ちゃん、ぬいぐるみや可愛い小物が大好きな角刈りの運転手さん……等々、いろいろな思い出の残る旅であった。
……と、今思えば8月までは良かったのだ。
9月、久しぶりに健診を受けてみたら、その後、私の生活は思いがけない方向へ展開してしまった。

こんなはずじゃなかったのに。残念無念。