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さすらい塞翁が馬

(旧タイトル『さすらい教師・大陸系』)

日本語教員として働いた中国での日々。
そして、帰国後。

記憶の彼方 ~ 大連・旅順

2011年01月08日 01時11分49秒 | 旅行(中国)
ブログを放置したまま、千々に心を悩ませているうちに年が明けてしまった。
そういえば年末、NHKドラマ『坂の上の雲』を見て思い出したが、私は2010年8月下旬に大連・旅順に行ったのだった。
2泊3日、あっという間の団体ツアーだった。

到着してすぐに向かった星海公園で、さっそく既視感の漂うアヤシイ建築物を発見。
横浜にインスパイアされちゃった?!うまく写真に収まらなかったけど、実は隣に観覧車もあったりするのだ!!



日本人街として有名な楓林街。近くで路面電車にも乗った。



大連賓館=旧ヤマトホテル。百年の時を経て、当時の建築のまま現在も営業している。
室内の調度品の数々も時代を感じさせるものばかりだ。



上記の楓林街や大連賓館だけでなく、この地域には日本統治時代の建築物が数多く残り、今も現役で使われている。

大連京劇院(旧・東本願寺)にて、様々な曲芸を鑑賞。



写真の二人は変臉(変面)の役者。“変臉(bian4lian3)” とは、直訳すれば「変わる顔」、英語で言えば「Mask Change」か。役者のマスクが一瞬にして変化し、それが七変化、十変化を繰り返す。その技たるや目を見張るものがある。「ビエン リエ~ン♪、ビエン リエ~ン!!」という大音響のBGMの中で繰り広げられる不思議ショー、その風貌からして、夢に出てきそうな、強烈なインパクトである。



大連港。



2日目は旅順へ。写真は二〇三高地。
水師営の会見所にも行った。移動中バスの中から、岸壁に佇む人達が見えた。その人達は、海に向かって花束を投げ、粛として手を合わせていた。



関東高等裁判所跡。このような日本領有時代の施設を見学してまわった。
大体こういう場所には中国側から見た歴史を語って日本を痛烈に批判する掲示があり、中国の愛国教育施設になっている。



旧・満鉄本社。



大連駅。3日目最終日、再び大連。午前中、飛行機の時間まで、ホテル付近を散策。



勝利橋(旧・日本橋)を渡ると、その先にロシア街がある。
マトリョーシカ等のロシア土産店が軒を連ねる他、ロシア人学校などもあって、異国情緒あふれる地区。



以上、写真でザッと振り返った大連・旅順の旅。
中国東北部の聞き取りやすい中国語、美味しい料理、冬の寒さを除けば生活しやすそうな街、重い歴史、ロシア風情、大連には何度も来た事があると言う仕切りたがり屋のおじさん、チョットうざい現地ガイドのお兄ちゃん、ぬいぐるみや可愛い小物が大好きな角刈りの運転手さん……等々、いろいろな思い出の残る旅であった。

……と、今思えば8月までは良かったのだ。

9月、久しぶりに健診を受けてみたら、その後、私の生活は思いがけない方向へ展開してしまった。
こんなはずじゃなかったのに。残念無念。

週末 深セン2

2009年06月21日 14時26分05秒 | 旅行(中国)
6月14日(日)

今日は午前中に“地王”という高層ビルに上った。69階には展示室があって、深センとそのすぐ隣の香港のことを紹介している。小平とサッチャー元首相の蝋人形がお出迎え。高いところから見る街の風景は、なかなかのものだった。

それから電脳街に行ったり、街歩きをして午後。そろそろ帰る時間だ。行きはバスで来たけれど、帰りは電車で帰ってみることにした。

深センから広州まで“和諧号”という特急が走っている。広州まで1時間余り。速い!車内も日本の特急電車と変わらず、きれいで快適だった。

こうして久々の遠出は幕を閉じ、学校へ。校門前でバスを降りると、すぐさま「先生!」と声を掛けられた。一気に現実に引き戻されたなぁと内心苦笑しつつ・・・小旅行で良い気分転換ができたので、明日からまた頑張れそうだ。

週末 深セン1

2009年06月21日 14時03分48秒 | 旅行(中国)
6/13(土)

朝早く家を出て深センへ。久しぶりの小旅行テンション高め
今回は先ず広州の天河バスターミナルへ行き、そこから深センの羅湖行きバスに乗った。
所要時間2時間。週末のわりに乗客が少なく、大型バス車内は10人いるかいないか。クーラーが恐ろしく寒く、凍死寸前だった。

ここ1週間ずっと雨だったので天気が心配だったが、今日は不思議と降られなかった。天気予報も雨だったし、私も雨女なのに。

午前11時に相方(笑)と合流。地下鉄に乗って “世界の窓”へ。
世界の窓とは、世界各地の有名な観光地を小型化して再現したテーマパーク。エッフェル塔やスフィンクス、自由の女神やオランダの風車・・・いろんなものがある。
日本コーナーには富士山もあったが、、、、、ただの白い塊じゃねえか!!
でも池の錦鯉はとても綺麗で可愛かった。餌を撒いたら一斉に近寄ってきて、水の中で揉みくちゃになっていた。

途中、“峡谷探検”というアトラクションに乗った。水路をボートに乗って進むのだが、チケットを買うとレインコートとタオルが付いてきた。うーん、ドキドキMAX!
いざボートに乗り込もうとしたら、もう既に座席が濡れている。いつどこで水が出てくるのかわからず、私はずっとソワソワしていた。そのうちボートは坂を上り始め、下ってバッシャーン!レインコートのフードはその時の勢いで取れてしまったため、頭ビッショリ。ゴール地点が見えて「はー、終わった」と思っていたら、最後の最後に横から水がビューッと顔面直撃。化粧が無残に崩れ去ったのであった
しかも、もらったタオルで顔を拭いたら、顔中タオルの繊維だらけ。何てこったい!ここまでくると笑ってしまう!!

それからオバマ大統領のパネルと記念撮影したり、園内をひととおり見て終了。緑も多いし、楽しい公園。夜にも催し物があるようだし、ゆっくり見て歩けば、一日遊べるだろう。

そのあと私達が向かったのは東門。ここは繁華街になっていて、様々な店が軒を連ねている。人も多い。
ここで服や小物などを見て回り、晩御飯へ。相方が面白いところに連れて行ってくれるという。

ホテルのエレベーターを上がると、そこには「思いで横丁」の看板があり、どうやら新宿のそれを模した作りになっているようだ。私は池袋のナンジャタウンを連想してしまったけど!日本的な居酒屋やパブなどを外から見ていたら、客引きの女の子が近づいて来た。「アンニョンハセヨー♪」・・・ズコッ!

私達はその中の居酒屋に入った。注文したサワーや日本料理と思われるものの数々はツッコミどころ満載だが、それもまた一興。隣のテーブルの中国人女性と日本人オジサンが怪しかったり、相方が店員の女の子におちょくられてたり、そんなことも面白かった。友達から「前世はオヤジ」と言われている私は、日本でも新橋などのオヤジ・スポットで飲むのが好き。そんな空間を疑似体験できて、楽しかった。


今日は一日よく歩いた。ホテルに戻ってテレビをつけたら久しぶりのNHK。しかし、ベッドに横になった瞬間に寝てしまった。

2008年・春節:福建省の旅15(最終)

2008年02月13日 00時18分04秒 | 旅行(中国)

/()  ただいま広州

朝6時過ぎ、夜明け前に広州の広園バスターミナル到着。
まだ学校行きのバスは出ていないので、待合室で休んでいた。寝台バスのベッドの斜面がイマイチ体に合わず、少々疲れた。

それにしても始発はいつ来るのかな?7時ごろかな?・・・などと思いつつ、待つこと2時間、8時過ぎにやっと第1便がやって来た。こんな時期・こんな時間なので、客はもちろん私一人。ほっとしたのか、学校行きのバスに乗ると、また眠ってしまった。

そうして9時半には自分の部屋に戻ってきた。広州は晴れ。久しぶりの太陽が嬉しい。しかしながら学校付近は風が冷たかった。

何はともあれ、無事に行って来られて良かった。時にはこんな悪天候続きで残念な旅もあるさ。

さあ、シャワーを浴びたら洗濯しよう!


2008年・春節:福建省の旅14

2008年02月13日 00時03分35秒 | 旅行(中国)

/()  最後の日

福州、いや福建省の旅・最終日。朝目覚めて真っ先に空模様を確認するも、またもや暗い雲。まったく残念!

ホテルのチェックアウト時間は正午なので、そのころ部屋を出、フロントに荷物を預けて西湖公園へ行った。帰りのバスは6時発。時間はたっぷりある。

西湖公園は人がいっぱい、とてもにぎやかだった。園内の省博物館も新年だからか無料開放されており(常設展示室のみの開放だが)、そこも大勢の人だった。しかし・・・トウモロコシをかじりながら展示物を見るのは如何なものかと思う。大きな声・・・は、この人達、どこでもそうだな。それから展示ケースのガラスを手の跡だらけにする等々、いろいろ気になったことはあったが、ここは日本じゃないので仕方がない。

そうして夕方頃バスターミナルに戻り、付近で簡単に夕食を済ませた。あとは広州行きのバスに乗るだけだ。乗車時間は約12時間・・・ちと気が重いが、金なしヒマ人の宿命と割り切る。どのみち私の場合、乗車と同時に眠ってしまうのだから大した問題ではない。広州の自分の部屋に着くまで、無事に、順調にいきますように!

バスターミナルの待合室に座っていると、出発の25分も前に改札が始まった。普通は10~5分前なので、ずいぶん早い。とりあえず改札を通ってバスに荷物預け、時間があるので改札員とバス乗務員の了解を得て再び待合室のトイレへ行かせてもらった。それからまた改札で切符を見せてバスに乗ろうとすると、警備員が通してくれない。どうして?

警備員:「広州行きのバスはまだ来てない。」
    :「いや、あれがそうなんですけど。もう荷物も積んであるんです。」
警備員:「本当か?ちょっと確認してくる。(戻ってきて)あれは広州行きだ。」
    :「だから、私はあの広州行きのバスに乗るんです。(切符を見せて)行ってもいいでしょう?」
警備員:「ああそうか。ちょっと待て。向こうで改札が始まってから入れ。」
    :「だからー、改札はもう済ませて、荷物ももう積んであるんです。(切符を見ればわかるだろう!)」
警備員:「ダメだ。」

意味不明。結局、他の客と一緒に改札を通過することができたけど、何だったんだ、あれは?ま、こういう理不尽かつ不可解なことは、この国には付き物。もう慣れたよ。とはいえ、本当に大丈夫なの??

福州北バスターミナルから広州行きのバスに乗ったのは私も含め2人だけだったが、乗務員が切符を予約した人達と携帯で連絡を取り、途中で客を拾いながら行くと最終的には20人ほどになった。しかし、どうにも腑に落ちないのは、他の客が私の半値以下で切符を買っていたことである。

通常は発車地点のバスターミナルで切符を買うのが一番安い。他の場所で切符を予約した場合、手数料を取られ、そのぶん高くなる。実際、廈門行きのバスの中で、「バスターミナルで直接切符を買わなかったために切符代が高くなってしまった」と言うおじさんがいた。

それでも価格差は50元程度であったが、今回はどうしてこんなにも値段が違うんだ??しかも迎えにまで来てもらってるのに半値以下って、どういうこと?ありえない!みんな親族?そんなわけないか!どうにも納得がいかない。

こんなケースもあるんだな・・・中国って、まだまだ謎だらけ。


2008年・春節:福建省の旅13

2008年02月12日 23時38分22秒 | 旅行(中国)

/()  福州3日目

今日は烏石山・于山の二つの風景区を見て回った。両方とも市内にある比較的小規模な風景区だった。外はとても寒い。時折小雨も降った。今日は旧暦1月1日。なんともドンヨリとした新年だ。両風景区とも人出はまあまあ。

今回の旅は結局1日しか晴れの日がなかった。2週間の旅行中に天気は回復するだろうと思ってたのに、ダメだった。明日は広州への帰路につく。思えば、今までで一番低調な旅ではなかったか。


2008年・春節:福建省の旅12

2008年02月12日 23時33分17秒 | 旅行(中国)

/()  福州2日目

今日も空はどんより曇っている。こんな日に風景区に行くのもどうかと思い、駅から路線バスで繁華街へと向かった。

台江歩行街で下車し、地図に繁華街と書いてある所をすべて歩いた。天気のせいか、街全体が寂しく映る。寒いからか、人通りも少なく感じる。そのまま歩いて歩いて、途中、公園で休憩したりしながら、駅前ホテルまで歩いて帰って来た。

今日は中国の大晦日なので、付近の店は夕方5時には閉まった。

しかし良く歩いた。ホテルでゆったりと春節聯歓晩会でも見ることにしよう。
外は花火が綺麗だ。


2008年・春節:福建省の旅11

2008年02月12日 23時26分49秒 | 旅行(中国)

/()  福州1日目

今日は移動日。泉州バスターミナルから2時間半ほどで福州北バスターミナルに到着。とうとう最終目的地に着いてしまった。泉州を出るときは雨が降っていたが、福州は曇り。

宿を見つけてから、帰りの広州行きの切符をバスターミナルの窓口で買った。春節期間だから?バスのくせして値段が高かった。

2008年・春節:福建省の旅10

2008年02月12日 23時23分57秒 | 旅行(中国)

/()  泉州4日目

昨日の晴れはどこへやら、天気はまたどんより曇っている。でも雨が降らないだけマシだ。今日は泉州最終日、街中を見て回ることにした。

この街の古い雰囲気はなかなか良いが、とにかくバイクが多すぎる。クラクションがうるさいし、四方八方から突っ込んでくるので歩きづらいし、もうウザイったらありゃしない。この点が本当にもったいない街。


2008年・春節:福建省の旅9

2008年02月12日 23時20分28秒 | 旅行(中国)

/()  泉州3日目

朝、目覚めてカーテンを開けたら、晴れていた!実に8日ぶりだ!!いい天気なので、清源山に行くことにした。いつものように路線バスに乗ると、今日は街の様子が良く見える。嬉しい!晴れがこんなに嬉しいとは!!本当にいい気分だ。やっと旅の雰囲気になってきた感じ。古い街並みを見るのも楽しい。

ほどなく終点で降り、清源山へ。ここは老君岩という老子の大きな石像がシンボルとなっている。山には石段が続いており、1時間半ぐらい登ると山の上に着いた。今まで寒い日が続いていたので、今日は久しぶりに汗をかいた。山の風も心地よい。しかし、筋肉痛が心配だ。


2008年・春節:福建省の旅8

2008年02月12日 23時01分07秒 | 旅行(中国)

/()  泉州2日目

雨。路線バスで郊外の博物館へ。建物は立派だし、展示自体もまあまあだが(残念なことに照明が暗すぎてよく見えない箇所あり)地元の劇や音楽に関する展示館は閉まっており、1階も調整中。入り口で「入場券は買わなくてよい。」と言われた意味がわかった。人もまばら、寂しい場所。寒さが身にしみる。

それから再び路線バスに乗り、鼓楼で降りて、西街辺りを歩く。開元寺周辺には小さな店が集まっていた。

この街は仏教的な建築物が多い一方、教会もいくつかある。独特の建築様式の家もたくさんある。田舎だけど、ちょっと面白い街だ。


2008年・春節:福建省の旅7

2008年02月12日 22時39分39秒 | 旅行(中国)

/()  泉州1日目

昼近くバスに乗り泉州へ。3時間ぐらいで到着。龍岩より雨は少ない。宿を見つけて荷物を置いて、買い物がてら付近を散策した。
天気
が悪いからか、気分が乗らないからか、どこへ行っても同じ街に見えてしまう。もっと観光を楽しみたい。雨が早く止みますように。。。


2008年・春節:福建省の旅6

2008年02月12日 22時35分16秒 | 旅行(中国)

/31()  龍岩2日目

昼前、泉州行きの切符を買いに行った時、土楼行きバスのことを電光掲示板で知った。が、雨だし、時間もそんなに早くないし、寒いしで行く気になれなかった。土楼まではここから1時間半ほどかかるらしい。悪天候なので何が起こるかわからない・・・なぜか私はすっかり弱気になっている。きっと天気のせいだと思う。

結局、今日は近所を歩くのみ、休息日にあてた。

中国では1月25日から雪・雨・低温が続いている。特に湖南では深刻な事態に陥っているらしく、テレビでは連日特番が組まれている。春節帰省ラッシュのこの時期、大雪や停電で各地の交通が麻痺し、駅は列車を何日も待つ人々であふれかえっている。

去年は暖冬、今年は大寒波。私は大変な時期に旅に出てしまった。しかし、天気予報を見ると現時点では広州の方が、より気温が低いようだ。その上、休暇中の学校は付近の店が全部閉まり、生活が非常に不便。どうにもこうにも出掛けるしかなかったのだから仕方ないか。


2008年・春節:福建省の旅5

2008年02月12日 22時31分34秒 | 旅行(中国)

/30()  龍岩1日目

今日も雨。そして寒い。龍岩行きのバスに乗り、廈門に別れを告げる。と、バスはどんどん山の方へ入っていくので、天気のせいか、非常に心細くなった。山を抜け、ちょっとした町に出たかと思ったら、すぐ龍岩バスターミナルに到着した。

龍岩では客家住宅の土楼民俗村を見に行く予定だったが、ガイドブックに書いてあるような民俗村行きのバスがよくわからない。果たして、私は何もない町に来てしまったのか?降りしきる雨と寒さが、私をいっそう絶望的な気持ちにさせた。ガイドブックに乗っている内容が実際と異なることはよくある。

私はバスターミナルの向かいのホテルに泊まることにした。部屋に暖房が入っている!暖かくて気持ちいい。ホテルだけは当たりだ!何もない町のようだけど、まだ悪天候は続くようだし、もう1泊しちゃおうかな。


2008年・春節:福建省の旅4

2008年02月12日 22時14分59秒 | 旅行(中国)

/29()  廈門(アモイ)3日目

天気は悪いものの今日は廈門滞在最終日なので、島へ行ってみることにした。
鼓浪嶼は廈門のすぐ近くにある小さな島。フェリーに乗って、すぐ到着する。

フェリーを降りると「ガイド承ります!」という人たちがたくさん集まってきたが、私はただブラブラしに来ただけなので避けながら歩いた。中に、とてもしつこい人がいたので「せっかく説明してもらっても私、わかんないから。だって外国人なんだもーん。」と言ったら、すぐに諦めて立ち去った。ハハ、中国語がわからなかったら、臆病者の私が一人旅なんかできるわけない。こんな時ばかり外国人だということを活用して逃げるのは、卑怯かな?

島のいたるところからピアノの音楽が聞こえてくる。何だかいい気分になってきた。残念ながら今日も時折小雨が降るような天気だが、もし天気が良かったら、もっと清々しい気分になれたのかもしれない。

実は11年ほど前の夏(だったか?)、一度廈門に来たことがあった。友達と一緒に。その頃はピアノの音はなかったし、道もこんなに整備されてなかったような気がする。途中、「あれ?この道はあの時、通らなかったっけ?」という場所があって、そのまま歩いてみたら工事中で行き止まりになっていた。ただそれだけのことなのに、「もうあの頃には戻れないということか。」なんて、つまらないことを考えてしまった。当たり前だ!振り返らず、私は私で前に進むのみだ!!