冬休みに『曲げられない女』というドラマを見た。
その劇中では、こんなやりとりが目立った。(↓)
友人A :そんなことしたら、あとで後悔するよ!
主人公:「後悔」という言葉は、それ自体「後で悔やむ」という意味なので、
「あとで後悔する」っていうのは間違ってます。
すみません、正確に言っておきたいので。
主人公は毎度のように他の登場人物の言葉の間違いを正しており、個人的には痛快だった。
私も日常生活の中で『曲げられない女』みたいなことを言いたくなる場面がよくある。
でも、大学で同じクラスだった友達と話している時、または授業関連以外は、なかなか指摘できないもんだ。
実際『曲げられない女』の主人公も、かなり浮いてたし。
ところで、1年生の教科書に「ちょっとお伺いしますが・・・」という文が出てくる。
「伺う」は「聞く・問う・尋ねる・訪れる」の謙譲語。
「お~する」も謙譲表現なので、これはダブル謙譲(二重敬語)になってしまうのでは?
という考えが一瞬脳裏をよぎる。
一般的に二重敬語は避けるべき言い方。しかし現在、これは許容範囲となっている。
平成19年2月2日に出された文化審議会国語分科会敬語小委員会の答申『敬語の指針』
(http://www.bunka.go.jp/1kokugo/pdf/keigo_tousin.pdf)に、
【習慣として定着している二重敬語の例】として、
尊敬語:お召し上がりになる、お見えになる
謙譲語:お伺いする、お伺いいたす、お伺い申し上げる
との記載がある。
間違える人が多いから、それが徐々に正しいものとなる、か。
「言葉は生きもの」、新しい時代には新しい日本語が生まれる。それが歴史の流れ。
何とな~くモヤモヤしないでもないが、私にはどうすることもできないんだ。
国立国語研究所(http://www6.kokken.go.jp/)も、
「・・・・・・言葉というものは,ある特定の言語社会で意思伝達するために使われるわけですが,社会の変化にともなって,意思伝達になんらかの支障が生まれるようになると,人間は言葉を変化させることによって,支障を取り除いてきたのです。そのため,本来はまちがいとされてきた表現でも,そのまま新しい表現として定着することも珍しくありません。・・・・・・」と。
自分の頭の固さを思い知る。ふぅ~っ。。。
(学友さん達へ。上記二つのURL内で「お疲れ様」問題にも少し触れてるよ!
)
その劇中では、こんなやりとりが目立った。(↓)
友人A :そんなことしたら、あとで後悔するよ!
主人公:「後悔」という言葉は、それ自体「後で悔やむ」という意味なので、
「あとで後悔する」っていうのは間違ってます。
すみません、正確に言っておきたいので。
主人公は毎度のように他の登場人物の言葉の間違いを正しており、個人的には痛快だった。
私も日常生活の中で『曲げられない女』みたいなことを言いたくなる場面がよくある。
でも、大学で同じクラスだった友達と話している時、または授業関連以外は、なかなか指摘できないもんだ。
実際『曲げられない女』の主人公も、かなり浮いてたし。
ところで、1年生の教科書に「ちょっとお伺いしますが・・・」という文が出てくる。
「伺う」は「聞く・問う・尋ねる・訪れる」の謙譲語。
「お~する」も謙譲表現なので、これはダブル謙譲(二重敬語)になってしまうのでは?
という考えが一瞬脳裏をよぎる。
一般的に二重敬語は避けるべき言い方。しかし現在、これは許容範囲となっている。
平成19年2月2日に出された文化審議会国語分科会敬語小委員会の答申『敬語の指針』
(http://www.bunka.go.jp/1kokugo/pdf/keigo_tousin.pdf)に、
【習慣として定着している二重敬語の例】として、
尊敬語:お召し上がりになる、お見えになる
謙譲語:お伺いする、お伺いいたす、お伺い申し上げる
との記載がある。
間違える人が多いから、それが徐々に正しいものとなる、か。
「言葉は生きもの」、新しい時代には新しい日本語が生まれる。それが歴史の流れ。
何とな~くモヤモヤしないでもないが、私にはどうすることもできないんだ。
国立国語研究所(http://www6.kokken.go.jp/)も、
「・・・・・・言葉というものは,ある特定の言語社会で意思伝達するために使われるわけですが,社会の変化にともなって,意思伝達になんらかの支障が生まれるようになると,人間は言葉を変化させることによって,支障を取り除いてきたのです。そのため,本来はまちがいとされてきた表現でも,そのまま新しい表現として定着することも珍しくありません。・・・・・・」と。
自分の頭の固さを思い知る。ふぅ~っ。。。

(学友さん達へ。上記二つのURL内で「お疲れ様」問題にも少し触れてるよ!
