まあ、どうにかやってる淡野寧彦(TANNO Yasuhiko)の活動状況報告

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およそ100日の間に

2021年08月23日 | 日記

もうここのところ,「前回のブログから・・」が枕詞のようになりつつある
このブログ。気が付けばすっかり夏本番ですね!
100日は2,400時間,つまり144,000分,すなわち8,640,000秒にも
なるわけですが,おおよそこれだけの時間が過ぎた実感があるような,
ないようなといった毎日が続いております。
この間には,何かと話題になった東京オリンピックも最初から最後までが
含まれ,男子100m決勝の結果なら88万回超,男子マラソンでも763回も
走れてしまう時間が経過したことになります。
そして明日からはもうパラリンピックですね。

オリンピックといえば,某放送局がオリンピック中継やらニュースやらを
流すたびに「か~ぜ~が吹けば!」という歌をよく耳にしました。
そのたびに頭の中では「お~け~屋が儲かる!」という続きフレーズが
出てきて,たぶんこういう感覚は一定の年齢以下ではピンとこなさそうやな
と思いつつも,どうせなら1週間くらい,「風が吹けば桶屋が儲かる」
事例をただただ考えてマイベストセレクションを作り,一人で爆笑して
いたいと思うのですが,そうは問屋が卸さないのが現実です。

むしろ風が吹くといえば,8月上旬に愛媛をかすめて台風が通過して
いきました。直近の豪雨ほどには大きな被害が出なかったものの,
屋外では結構な風が吹いたようで,まさにこの100日間ほど,
下の子とともに毎日成長を見守り,あとは乾いて種を採るばかりと
なっていた我が家のヒマワリすべてが,茎を真っ二つに折られていました。
雨で直に濡れ,地べたに倒れて水たまりでも濡れたヒマワリの最上部を
切り取って収穫し,そのまま種を保管してしまうとカビが生えてしまうので,
1粒1粒取り分けつつ,さらにこの瞬間,種がびっしり詰まっているのを
凝視すると,ブツブツ状態になっていることに今更気づいて,これ生理的に
ムリなやつやんと思いながらも種がくっつかないようにキッチンペーパーに
並べて,丸1日ほど乾かしてようやく収穫完了となりました。
およそ半月ほど,風すなわち儲かる的なフレーズが脳内を流れていましたが,
結局は嵐にあっただけでしたね。
とはいえ,なんだかんだで優良なものだけで100粒以上の種を採取できました。
今年は大きいもので1.2mほど(プランターで栽培)まで育ったので,来年は
淡野の背を超える1.8m超をねらうべく,もう少し大きめの鉢を買って,
また子どもと一緒に栽培してみたいと思います。
いやぁ,良い目標ができたな。それではまた。




・・・が100日間の記録だとすると,さすがに引退級ですね。
むしろ3mぐらいのヒマワリでも育てろよというレベル。
というわけで,実際には以前も記した「役年」がまだ現在進行形で継続中。
詳細は割愛するにしても,学内業務を中心に,まずまずの働きもしておりました。
今年度に入って,新しく始まったのが,愛媛県伊方町との連携プロジェクト。
伊方町といえば原子力発電所,というのが一般的なイメージとして
強いわけですが,東西およそ50kmもの佐田岬半島が位置する町内には,
他にもいろいろと興味深いところがあるぞ,ということで,そうした
地域資源の(再)発見や活用を目指すプロジェクトです。

で,新型コロナが少し落ち着いた時期に町内を案内してもらい始めて,
愛媛に10年ちょっと住んでるけど,確かに全然知らなかった場所や物事が
あるなぁ,と思いながら活動を進めています。
先述の電力関連にしても,実は伊方町は風力発電も盛ん。
このこと自体は知っていましたが,普段は遠目にしか見ることのない
風力発電機を間近で見ることのできるスポットなんかも町内には存在します。
それが,せと風の丘パーク。まさに目の前で風車が回っています。
この風景を写真に収めるだけでも一興ですが,やはりここは一工夫。

テーマ:風車風
(※撮影時のみ,無言状態でマスクを外しています)

普段の業務では,馬車馬のように働いているときもありますが,
やはりそれだけでは人生楽しくありません。
自らこのポーズを取って写真を撮ってもらい,それをアップする41歳。
この100日間が,紛れもなく有意義であったと確信しております!


あとは,遠出はもちろん,外出もなかなか難しい昨今なので,
自分の趣味的なことをさらに自己満足的にやってますので,
ある種の自己紹介も兼ねて書いときましょうか。

その1:自分駒
子ども二人が多少将棋をたしなむので,淡野自身が好きなこともあって
(以前の「夏休みの自由研究?:未公開の雑記集ネタ,こんなのがありました」記事などからご推察),
1年ほど前にちょっと良い将棋駒と盤を購入しました。
これが結構よい出来で気に入ったので,自分の好きな文字を駒に彫って
くれるプランで別注文し,こんなのを作ってもらいました。

実戦での用途なし。自分以外での利用もなし。
ただ誰に迷惑をかけるでもなく,日々,触りながら色合いを見て,
どんな風に色が変わっていくのかなぁ,と鑑賞しております。

その2:時刻表
こっちはブログ記事では初披露かもしれませんが,まあそれなりに,
淡野は電車好き,すなわち鉄道ファンですね。
ただ鉄道ファンといっても強弱度合いは様々で,かつ結構ジャンルが
幅広い,というのも最近知られつつあります。
淡野の場合は,電車そのものよりは「スジ鉄」,つまりは時刻表を
見るのが好きなタイプです。
今年の初め頃から,生まれ育った奈良・大阪に住んでたときに
利用していた近鉄の時刻表を久々にじっくり眺めたいと思い,
3月のダイヤ変更後すぐに最新版を購入しようと思っていた矢先,
新型コロナの影響によるダイヤ変更の延期。
当然,最新版の時刻表の発売もなく,旧版も気が付くと販売終了
している状況で,万事休すとなりました。このときの残念感が結構シビア。
半月ごとくらいに近鉄のホームページを確認して,ようやく7月半ばに
発売されたものを,即購入しました。担当部署に現金書留まで送って。

到着したものをほぼ毎晩,寝る前にペラペラめくりつつ,
「そうか,今は高安まで先着させるのね」とか,
「江戸橋から伊勢中川まで各停状態なんやなー。知らんかった」とか,
「東花園で2本待ちか~」などと心の中でつぶやいております。
コロナ禍がおそらくは当分続く中,今目にしているダイヤのうちに
近鉄に乗る可能性は極めて低いのですが,まあ楽しいです。


上記2つに加えて,競馬なんかも好きなのですが,趣味3つを並べてみて,
40歳も過ぎると,自分がどういう傾向のものが好きなのかが,ある種,
客観的に考えられるようになりました。おおむね,次の3要素。

第一に,一人でも十分楽しいこと。将棋は必ずしもそうではないかも
しれませんが,将棋中継でプロ棋士が指しているのを観ているだけで
結構楽しいものです。鉄道は先の通りで,競馬も一人でOK。

第二に,物事単体ではなく,システムというか,仕組み的なことに
関心のあること。
将棋にもいろんな楽しみ方がありますが,詰まるところのルールは,
相手の王様に対して,原則,自分の駒2枚が必ず連携して行き場を
なくすことが勝ちであり,その状態に持っていくまでにもなるべく
駒同士が連携して働いているいることが重要です。
なので,仮に飛車を2枚とも持っていると有利かもしれないけれど,
それはイコール勝ちではないという,単体重視ではないゲームです。
電車にしても,それ自体ではなくて時刻表のほうに興味があるのは,
時刻表に示されたとおり,速い電車も遅い電車も整然と運行されている
ところが重要で,大都市部の鉄道でよくみられる緩急接続とかが
たまらないわけです。
なので,昔,海外の鉄道の時刻表を重い目をして買って帰ってきた
ことがあるのですが,書いてある情報はスカスカだし,それぞれの
電車が勝手に走っているように見えるだけで,何も楽しくない。
競馬にしても,過去のレース結果に基づいてクラス分けがなされて
次のレースが組まれ,その詳細を競馬新聞でチェックしたうえで
次のレースを予想したり観戦したりできるという点で,個々の
レースがどう,というだけのものでは全くありません。

そして第三に,実はこれがいちばん重要なのかもしれないけれど,
どれも四角い枠に囲われているということ。
将棋盤しかり,時刻表しかり,競馬新聞に記されている馬柱と呼ばれる
過去の成績表しかり,どれもこれも整然とした四角形の枠に囲われ,
その中に特定の機能やら情報やらがはっきりしたかたちで存在している。
これはもう,たまりませんわ。
時刻表なら無理にそこに行かなくても一人で数字を追っかけていられるし,
馬柱の中の1つ1つの枠にパンパンに情報が詰め込まれた体裁なんかは,
もはや芸術の域とさえ感じています。

待てよ,こんだけ四角形的な見た目のものが好きやから,ヒマワリの
部分でも書いたように,逆に丸っこいものの集合体は苦手なのかも。
行動が制限され,自分自身の好みや価値観を見つめなおしてみると,
新たな気づきが生まれるものですね。
今回もまた,長い割に中身のない内容でしたが,これこそが当ブログの
ほぼ一貫した姿勢であり,淡野自身の一部を可視化したものでもあると
自画自賛しておいて,今度こそ,それではまた。
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