まあ、どうにかやってる淡野寧彦(TANNO Yasuhiko)の活動状況報告

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新規論文掲載1本,学会発表5件と年末の締め

2021年12月31日 | 日記
たんのでーーーーーす!
今日で2021年が終わりますね。
タイトルを書いていると,「締め」がもう「諦め」に読めてきて,
わが身の衰えを感じてしまいます。
でももう,これはこれとして,今年4回目の投稿を本年の
ラストブログにしていきましょう。
まずはまじめに研究業績から。

【論文】
間々田理彦・石黒聡士・淡野寧彦・山本和博(2021):
 『農業版ハザードマップ』の作成プロセスと意義:愛媛県松山市興居島を
 事例として.農村計画学会論文集,2021-1(1),106-112.


「平成30年7月豪雨」による被害を対象に,2019年に実施した調査を
ベースとした内容です。

【学会発表】
間々田理彦・石黒聡士・淡野寧彦・山本和博(2021):
 『農業版ハザードマップ』の作成プロセスと意義:愛媛県松山市興居島を
 事例として.農村計画学会2021年度秋期大会学術研究発表,セッションC-3.


こちらは上記論文の内容を学会発表したもので,当該学会において
通常なされているものです。

瀬戸裕一ほか(2021):愛媛県ビッグデータ活用県民健康づくり【第1報】
 3年間の取組みについて.
丸山広達ほか(2021):愛媛県ビッグデータ活用県民健康づくり【第2報】
 ビッグデータ分析から得られた知見.
淡野寧彦ほか(2021):愛媛県ビッグデータ活用県民健康づくり【第3報】
 データ分析結果の見える化と活用支援.
入野了士ほか(2021):愛媛県ビッグデータ活用県民健康づくり【第4報】
 事業の動機づけから立案へのWG活用..
いずれも,第80回日本公衆衛生学会総会一般演題(ポスター)発表,P-2-10~2-13


これらの4件については,今年度で4年目を迎える愛媛県の事業について,
現時点での事業成果を取りまとめたものです。
以前にも書いたかとは思いますが,直接的には専門外の本事業,
淡野の役回りは分析結果をどのようにわかりやすく・見てもらいやすく
するかをメンバーとともに考えるものです。
一般向けのものとして,愛媛県では
愛顔の健康づくり通信No.1 高血圧(男性)
愛顔の健康づくり通信No.2 高血圧と生活習慣

が公開されていて,この中のマップ作成や,全体の構成検討が
淡野の主な役割となっています。
これらのほかにも,同事業関連の県内の地域レベルでの啓発活動や
広報誌面作成にも大なり小なり関わっているのですが,
やってみて思うのは,作ること自体よりも,作ったものにまず
気づいてもらうことが実は難しいし,熟慮しなければならないものでも
あるということ。
チラシを作ってもどこで配るのとか,じゃあポスターにしたら目立つ
かもと思っても,どこで貼ってもらえるようにするのとか,
ネットにアップしたとしても,そこにたどり着いてくれるまでに
どうするのとか,こうしたことのほうが難しいんですよね。
本事業の役回り的に,このあたりは自身で率先して考えていくべき
課題だと感じています。

とまあ,こんな感じで2021年が終了。
すなわち,単純換算で論文2本と学会発表5件。いやはや,早くも最低ライン状態になっとるな。
今年最初に書いたブログ記事内で示したグラフの傾向を,さらに落とす結果になってしまいました。
来るべき次の年は,これよりは多くの成果を残したいものです。
いやはやしかしですよ,今の職場が掲げる大学憲章が
「教育」「研究」「社会貢献」「大学運営」
の大きく4つになっていて,自分で言うのもどうかなとは思うけど,
おおむねこれらをまんべんなく達成しているのも事実なので,
職責を果たすという意味では分相応なことをしているのでしょう。

そんなこんなで自らОK判定してみた2021年。
あとは個別にいくばくかの足跡を。

・・・と思ったけど,そんなに良い写真もなく。
かつ,個別の活動をこれから取りまとめて紹介するほどの気力も
年末にはございません。
なので,とりあえず近況報告的にこんな感じ。


11月上旬。
愛媛県今治市の盛港より,広島県竹原市の忠海港へ向かう矢先にて。
新型コロナ流行以降,1年8カ月ぶりに四国を出る直前のものです。
対岸の本州がなんとも近いのがまた良いところ。
学生の卒論指導のために出かけましたが,快晴の空と竹原の町並みが
優しく迎えてくれました。

一方で,ちょうどこの1カ月前の10月上旬,前掲のおじさんは
胃もたれやヒリヒリ感を感じて,人生初の胃カメラを飲んでおりました。
少しでも負担が少ないように鼻からカメラを入れて,その前には
カメラがきちんと鼻を通るように様子を見て,万全の態勢をのもとで
検査を始めたその瞬間。やってきたのは阿鼻叫喚でした。
いや,この瞬間こそ写真だろ,むしろ動画だろ,の場面。
自身の胃の中を悠然と見るひとときを想像していた自分はそこにはおらず,
いろんな意味で言語化できないレベルの音声を発していた自分だけを
ただただ思い出してしまいます。
聞くところによれば,まだ若いからこそ,誤嚥反応が強く働くのでしんどいのだとか。
いやでも,少なくともこの10年ではいちばん憔悴しましたよ。
オレが発したあの音は,もはやCD音源のベスト集でも良いレベルでしたね!
そして結果はというと,胃がちょっと荒れ気味だね,的なもの。
いろいろの中途半端感が実に惜しい。

そんな感じで,せめてわが身の状況を報告しておくべきと,心身ともに
ぼろぼろなのを痛感しながら,受診後すぐに妻へのLINE連絡。
しかし10分後に返ってきたのは,「胃カメラどうだった?」との問いかけ。
「読めよ」と,いささか怒りを感じて見直した送り先は,
ゼミ生向けの業務連絡LINEでした。。。


1979年生まれの42歳。
まだ比較的元気なだけでも幸せです。
皆様も,どうぞ良いお年を。
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