tan君の後期高齢四方八方帖

先輩諸兄が歩んだのと同じ小径を踏みしめながら、その都度感じたことを綴ります。

「 夢 二 ― 115 」

2012-04-30 08:40:11 | Weblog

§ 「夢二描画」の「セノオ楽譜の表紙絵」のジャンルの中から、本日の作品は「夕映」を模写しました。妹尾幸陽訳詞ドビッシー作曲で、大正9年に発売されました。

「 わ ら べ ― 87 」

2012-04-25 08:45:29 | Weblog

§ 「WORD」ソフトで描画する場合、その構造は複数の画像による「重層状態」であることは前々からたびたびコメントしていますが、描画の最後の段階は「背景にする予定のグラデーション」の上に「PAINT上で完成した描画」を載せて、その背景の色の部分を「透明な色に設定」ボタンをクリックで透明にしました。そのため、「画像のその他の部分には絶対に背景と同色を使用してはいけない」ことは御理解いただけることと存じます。
もし、うっかり「PAINT上で完成した描画」の他の一部分だけでも背景と同色にした場合、「描画線」や「背景」に連動してその部分も透明な色になり、下部の層に準備して置いた「グラデーション」が現れることとなります。(WORD描画基本のき講座:第94講)

§ 来週は、「夢二」シリーズの投稿を予定しています。

「 わ ら べ ― 86 」

2012-04-24 08:30:26 | Weblog

§ トレースした下絵を「PAINT」ソフトに移動させて、色付けなどを施してモチーフを完成させた後、次の手順として「背景の彩色」を選択することとなりますが、この「背景色」を「WORD」ソフト上で「透明な色に設定」ボタンで透明にする関係で、通常は意図して「描画線の色」とは異なる色を選んでいます。しかし、今週のような「描画線」にするためには、敢えて「背景と同色」にすることが肝要ですし、そのことにより「描画線」も透明な色となって必然的に最下部で待機させている「グラデーション」が自動的に現れることとなります。そして、このことが今回の描画方法のいちばんのポイントだと言うことになります。(WORD描画基本のき講座:第93講)

「 わ ら べ ― 85 」

2012-04-23 07:46:33 | Weblog

§ 先々週の「KAO‐228」で予告したように、今週は既にコメントした描画法の解説ですが、復習の気持ちを込めてコメントします。
さて、「WORD」の「フリーハンド」で下絵をトレースして、続く段階での操作処理の仕方によっては「線の縁(輪郭線)」がクッキリと描けるときと、はっきりしなくて(拡大してみると)縁がピンボケのようになっているときがあります。そして、「クッキリとした線を描く」ためには、①描いた線を選択して「切り取り」、②「編集→形式を選択して貼り付け」をクリックしていろいろと並んでいる項目の中からいちばん上にある「図(Windowsメタハイル)」をクリックすることを、先ず確認して置きたいと思います。(WORD描画基本のき講座:第92講)

「 デッサン ― 113」

2012-04-18 08:47:49 | Weblog

§ 終戦後の電化製品と言われて頭に浮かぶのは、(一定以上の経済力がある家庭では電気扇風機もありましたが)「ラジオ」しかありません。ですから、当時の電力の需要は「照明」と「ラジオ」が殆どだったのではないでしょうか。だからこそ、昨日申したように「無計画停電」で困ることはなく、粛々と「ランプ」に点火出来たのでしょう。しかし、点火することにより「火屋(ほや)」の内側には「煤(すす)」が沢山付着します。それを磨くのが子供の仕事の1つでした。
なお、当時のラジオ放送の内容は殆んど ① 戦争で行方の分からなくなった人の「尋ね人」の時間か、②「世界の名曲」盛り沢山の音楽鑑賞の時間で埋め尽くされていたように記憶しています。なお、③「ニュース」は、戦時中に「大本営発表」ということで国民はだまされ続けていましたので、冷めた気持ちであまり本気で聞く人はいなかったのではないでしょうか。(加齢雑学講座第217回)

§ 来週は、「わらべ」シリーズの投稿を予定しています。

「 デッサン ― 112 」

2012-04-17 08:35:55 | Weblog

§ 昨日は電気関連のコメントをしたので、今週のシリーズは電気関連で統一します。さて、この4月からスタートした「戦後の日本」を舞台にした「NHKの朝ドラ:梅ちゃん先生」を視聴していて、もう完全に忘れていたことを1つ思い出させてくれる場面がありました。
多分、「火屋」という二字熟語をお読みいただけない方が増えていると思いますが、読み方は「ほや」です。その意味は「ランプやガス灯などの火を覆うガラス製の筒」のことです。特に、戦後にかけて「ランプ」はたいへん重宝しました。現代では「計画停電」でも大問題となりますが、戦後、たびたび起こる「無計画停電」でも国民の間では現代ほどの大騒ぎは生じませんでした。「無計画停電」は当たり前のこととして、その対応策として慌てず騒がず「ランプ」に点火をするだけのことだったからです。当時は、一時期、電化製品の「三種の神器」と言われた「テレビ・電気冷蔵庫・電気洗濯機」などがまだない時代のことですから、当然のことながら問題が生じる筈もありませんでした。(加齢雑学講座第216回)

「 デッサン ― 111 」

2012-04-16 09:05:22 | Weblog

§ 先週、配線をせずに、つまり、電波を飛ばして「呼び鈴」の働きをする「ワイヤレスチャイム」に巡り合えたことに大喜びをしていたtan君に対して、若い方々は「どうして、そんなに喜ぶの?」と思われたかと思います。
しかし、昭和1桁生まれの人間にとって電気器具を作動させるためには「配線」は必要不可欠なものという時代遅れの常識が備わっているからでした。昔から、取敢えず客間だけは天井板で隠す家が多かったと思いますが、その他の多くの部屋は家族の目に付く壁の木材の部分・天井板・柱などに碍子(ガイシ→電線を絶縁するために家屋などの構造物に取り付ける器具で、一般的に陶磁器製の絶縁体)を打ち付けて、その碍子に電線を留めて家中に張り巡らされていた環境で育っているので、上記のような「常識」が育まれたのです。そのため、「呼び鈴」を設置するための第1の関門は、必然的に、玄関の天井にどのように電線を張り巡らそうかという発想が浮かんで来るのは当然の成り行きではありました。(加齢雑学講座第215回)

「 K A O ― 228 」

2012-04-11 08:37:25 | Weblog

§ もし「ホームテレホンシステムを買い換える」という選択肢を選んだら、かなりの出費を覚悟しなければなりません。それに、電話・インターホンの両機能は正常に働いているという厳然たる事実があり、どうしたらよいのか判断出来ませんでした。また、もしも今のままで我慢するとすれば、最低でも「呼び鈴」を設置しないといけないと考えましたが、配線をどのようにしたらいいのかよいアイディアが思い浮かびませんでした。
或る日のこと、電気通信の飛躍的な向上が実現している現代のこの世の中のことですから、配線をせずに電波を飛ばして「呼び鈴」の働きをする電気器具が市販されているかも知れないとの考えが閃き、近所の電器量販店を訪れて担当者に御相談してみるとその考えが的中して、イメージどおりの製品がありました。「ワイヤレスチャイム」という商品で、「見通し距離約50m」まで使用可能という優れものでした。購入した結果、更に驚いたことに複数の報知音がセットされており、御紹介しますと、①ピンポン×1 ②ピンポン×2 ③アーニーローリー ④おじいさんの古時計 ⑤ノック音 ⑥ピッピッピッ… ⑦アラーム音 ⑧犬の吠える声の8種類で、このたびは「赤色ビニルテープ」にマジックで「故障!右の呼び鈴を…」と書き改めて、現在、順調に使命を果たしています。(加齢雑学講座第214回)

§ 今週のシリーズの画像の「描画線」のカラーの微妙な変化についてお気付きのことと存じますが、この画法については前々から頭に描き、どのような結果が得られるのか、理科室での実験結果を楽しむかのような気分で作業を進めました。
それに、この「パソコン描画帖」に継続して御訪問下さっておられる方々は、tan君がどのような操作をしたかお分かりのことと存じますが、再来週に投稿予定の「わらべシリーズ」で復習の気持ちを込めて操作方法をコメントしてみたいと考えています。(WORD描画基本のき講座:第91講)

§ 来週は、「デッサン」シリーズの投稿を予定しています。

「 K A O ― 227 」

2012-04-10 08:46:47 | Weblog

§ 「ドアホーン」の故障について、「柳の下に何時も泥鰌(どじょう)は居らぬ。」という諺の通りになることも考えましたが、再び、前回と同様に「玄関子機」を取り寄せて交換してみたところ、残念ながら、今回は機能が回復しなかったので「赤色ビニルテープ」にマジックで「故障!裏へお回りを…」と書いて「玄関子機」の上に貼り付けました。
ところが、或る日、故障した筈の「ドアホーン」が鳴って隣組の班長さんが事務連絡に来られました。このあたりから、「ホームテレホンシステムを買い換える」か「このまま暫く様子を見る」かの二者択一で悩む破目に陥ることとなりました。(加齢雑学講座第213回)

「 K A O ― 226 」

2012-04-09 08:44:20 | Weblog

§ 現在の我が家は平成元年に建て直しましたが、棟梁の設計で当初から「ホームテレホンシステム」が備え付けてあります。電話機が1階と2階に1台ずつ設置されており、お互いを呼び出すことが出来ることでインターホンの役目も果せるので、今までに経験したことのない便利さを感じていました。その他、「ホームテレホンシステム」には「ドアホーン」が備え付けてあって、来客に対しても効率よく対応することが出来ました。
ところが、平成17年の秋に「ドアホーン」の機能が故障し、「素人の勘」を働かせて電器量販店で「玄関子機」を取り寄せて交換してみたところ、再び、正常な状態に復帰しました。それが、昨年末頃から再度調子がおかしくなり、故障と復帰を繰り返すという不安定なシステム環境に陥りました。(加齢雑学講座第212回)