tan君の後期高齢四方八方帖

先輩諸兄が歩んだのと同じ小径を踏みしめながら、その都度感じたことを綴ります。

「 老人日記 か ら (64) 」

2017-08-29 19:47:16 | Weblog
「お盆」の8月13日の真夜中の午前1時と明け方の午前4時にトイレに行ったとき、tan君流に病名を付ければ「平衡感覚失調症」ということになりますが、何かを持たないと歩けない症状が現れました。1年半前に発症した脳梗塞の症状とそっくりなので、再発したのではないかと心配になり、かなりの抵抗感はありましたが生まれて初めて「119番」に電話をしました。

「消防ですか。」「救急ですか。」と型通りのお尋ねがあり、まるでテレビ劇の主役になったような気分で、救急車の車内で隊員のお方が「何処の病院を希望されますか。」とのお尋ねに、先ず、近所の病院名を告げると「担当医が不在のため、お受け出来ません。」との返事が戻って来ました。再び、「何処の病院を希望されますか。」とお尋ねになられるので、昨年の12月に約1週間入院した「旭東病院」を告げると病院が、当方の希望をお受け下さいました。

上記の例でお気付きのように、老年期に「急病時に引き受けて下さる救急病院」を育てて置くことが必要ではないでしょうか。その点、tan君は60歳代は旧市内で暮らしていましたので、頭に異状を感じたときはいつも「旭東病院」で診察を受けていましたので、偶然なことですが、幸運でした。

「 老人日記 か ら (63) 」

2017-08-15 13:06:10 | Weblog
翌日になって、初めて「取扱説明書」を開いてみると、我が家の電気温水器は「時間帯別電灯/深夜電力(通電制御)切替式」で、深夜午後11時から早朝午前8時までの間は昼間の電気料金の3分の1ですので、その時間帯を利用して「沸き上げのための通電」が自動的に作動するシステムになっていることは、既に購入の時点で承知していました。しかし、「沸増し機能」は、この電気料金の有利な時間帯に使ってはならないことは「説明書」で初めて知り、当夜、偶然にも「沸増し機能」を使わなかったことが偶然にも本当は正しかったことだったという運命的な流れに感謝一杯の気持ちになりました。

前回のコメントで、「【エラー解除】→[∧](アップポイント)ボタンを約3秒間押します」のボタンは押しても、果たして素人では【エラー解除】されたのかどうか分かりませんので、電気温水器を設置した業者に電話して「電器屋に来てもらって下さい。」と連絡すると電器屋ではなくて、(建築全般に亘ってお世話になっている)業者さんが10時半頃来訪下さり、いろいろと操作をして見られ、当日は昼間に「沸増し機能」でお湯を沸かしてその夜入浴しその夜以降は、電気温水器が正常に作動するかどうかを、緊張感のために熟睡することの出来ない環境の下での観察を継続することになりました。

今までは、浴槽にお湯があるのが当たり前の毎日から、夜中に起きたら必ず温水器の状態を点検する習慣が出来て、当分の間は熟睡することの出来ないという本当に気が重くなるような日々が1週間ほど続きましたが、毎日「沸き上げのための通電」が自動的に作動するので、もう正常に作動することに対する目鼻が付いたので電気温水器を設置した建築業者さんには「もう電気屋さんへの連絡は不要です。」と電話しました。そのように決断する契機となったのは、メーカーの「修理相談センター」に電話相談したことでした。「購入されてから何年になりますか。」と尋ねられたので、「10年以上で、その間、一度も今回のような問題は起こりませんでした。」とお答えすると、驚かれたような御様子で「大事に御使用いただいていたのですね。」と言われ、当方が疑問に思っていることをいろいろお尋ねし、「修理のための部品は【10年間保障】なので、該当部品があれば対応出来ますが、なくなれば仕方がありません。」とのお話をお聞きして、今度故障したら迷わずに電気温水器を買い換えることを決断した次第でした。

蛇足ながら、現在、電気温水器は32日間正常に作動中です。

「 老人日記 か ら (62) 」

2017-08-01 08:29:19 | Weblog
本日のコメントの原案を作成するに当たり、「二度あることは三度ある。」ということわざを使うのに迷いが出て来ました。その迷いというのは、「悪いことが続く時と、よいことが続く時のいずれのときにも使えることわざであるのかどうか」という問題でした。そこで、愛用している「ことわざ成句使い方辞典(大修館書店)」で調べてみると、「よいことに使うのは(間違いとは言わないがなじまない。)」とありましたので、自信を持って活用すればよいことを確認しました。そのことを踏まえて、次のように御推察することが出来ると思います。【今日もtan君にとってはあまり嬉しくない話題であるな】ということを感じられたことと思いますので、もう、「二度あることは三度ある。」ということわざは省略することにします。

実は先月の出来事ですが、いつものように、夜、入浴するつもりで、身に着けているものを全て脱いで浴室に入ってみると、浴槽の中のいつもなら当然お湯であるべき筈のところがそうではなくてただの水でした。(今の電気温水器を設置してから既に10年以上経過していますが、幸いにして、トラブルを一度も経験したことのない環境の下での出来事だったので【びっくり仰天】してしまいました。) で、その時とっさに思いついたのは、我が家の「電気温水器」には「沸増し機能」が付いていることでしたが、入浴出来る水温までに達するには数時間かかりますので、入浴時刻は真夜中を過ぎますし、また、果たして電気温水器が正常に作動するかどうかも分からない事態ですから、直ぐに、家内にやかんでお湯を沸かしてもらって、その日は「行水」で我慢しなければなりませんでした。

モニターボックスの「ふた」を開けてみると、「【エラー解除】→[∧](アップポイント)ボタンを約3秒間押します」とありましたので、気が動転していましたので画面上の[E:?]サインが点滅していましたが、重要な「?」を記録して置くことを思い付きませんでした。([Eは、エラーのE]であることは常識ですし、また悲しいことに、お役人の答弁と同じように「記憶にございません」。理屈では「Eの次の?」はトラブルの原因を表示することは知っていましたので、たいへん後悔しました。)