次回のtextoから編集を担当する「ぬねの」です(taninunenoさん、お疲れ様でした)。「小説ルービックキューブの揃え方_船旅編」は作者と話が盛り上がって作って貰っています。「技術wo盗め」を作者は瀬戸内龍を書いていた人です。なので、瀬戸内龍の変更スケジュールは具体化されてない状況です。ファミレスや飲み会などで口承したことを編集者で文に起こしたり、メールの遣り取りなどで進めています。
「小説ルービックキューブの揃え方_船旅編」って、こんな話
船旅をしていた青年は甲板で男の子に声を掛けられた。
行く先々、初めて見るものや新しい出会いの連続の一人旅とはいえ、
睡眠以外で暇な時や何もやりたくないときは存在する。そのような、何度目かの退屈のなか、
遂に旅行に出る前に後輩からもらったキーホルダータイプのルービックキューブを
初めて取り出し、やってみようかどうか、ボーっとしていたときに少年が6つのカラーが
混在している揃っていない状態のルービックキューブを差し出しつつ、口を開いたのだ。
今、洋上の青年と旅のお供にルービック・キューブを渡した後輩の乙女にとって
リーズナブルでリアルタイムな伝達手段はチャットだ。それは少年が自由に閲覧することが
許され、ご両親が設定したサイト上に設けられ、URLは青年がメールで乙女に知らせた。
島国から来た青年はルービックキューブを揃えることはできないが、
その立体パズルをくれた女性に揃え方をチャットで教えてもらいながら、
少年のキューブを揃えることにした。日本語のフォントはないので、
主にローマ字や記号を用いることになるが小説では日本語で表記します。
このお話は言葉のやり取りだけでルービックキューブの揃え方の伝達を試みる
一組の男女と少年の物語である。
はたして、もう何年も揃ったことがない少年のルービックキューブが揃うかどうか。
「小説ルービックキューブの揃え方_船旅編」、次回からスタートです。
正直なところ、揃うかどうかは、作者の文章力にかかっています
(うまく表現できなければ、ちゃっとではわからん!と言う結末を迎えるかも。
その時は、きっと、男の子が自力で分かるようになるというとんでもない終わりを
迎えることになるだろうが、それは避けなければと思っています)。
「技術wo盗め」シリーズってどんな話にするつもりだっけ?!
光速をはるかに超える距離を行き来する物語の世界では
技術を盗む行為が歴史に与えた影響は少ないないことになっている。
大宇宙を馳せる為に不可欠であろう、
超光速転移、素粒子合成、エネルギー変換などなどの幾つかの大技術は
既に実用化されている。多くの人・団体を介し、それぞれの派生を含めた様々な
中・小技術を基に開発された各大技術は比較的短期間に実現したと顧みられている。
母星の一つにおける古い暦で21世紀と呼ばれた時代に
知的財産や科学技術の証券化といった制度・方法が普遍的になり、
技術を進歩させることが幸か不幸か、永きに渡り、人々の関心事の最上級におさまった結果、
超光速転移、素粒子合成、エネルギー変換など時間がかかる大技術の分野に
継続的に大量な資本と労力が投入されたのである。
知的財産、科学技術の証券化は
知的財産や科学技術の透明化を担保に、より多くの人にその恩恵をもたらす構図である。
それでも、利益の独占を目論む人たちはいる。技術の囲みこみを計るケースが多い。
この囲い込みに法や制度と何の関係もなく対抗する手段が「技術を盗む」だ。
技術盗みがその盗み方の違いから幾つかに分類されている。
技術泥棒、技術こそ泥などと呼ばれる盗みは比較的準備を
要することもなくでき、泥技と呼称・略称される。
デスクや端末など不用意・無雑作に置かれ、それほどのセキュリティの
類が施されていない技術情報やサンプルの持ち出しなども該当する。
内部の者が出来心で行ってしまうものも、この技術泥棒カテゴリーに入るだろう。
移動中の鞄をひったくり、中身の技術を掠め取る、なども技術こそ泥扱い。
一方、厳重なセキュリティを掻い潜るとか、偽の契約を交わすとか
用意周到に準備をすすめ、大掛かりな盗みをすることは
技術怪盗、技術詐欺などと形容され、技盗などと略される。
犯罪行為の規模が小さくないため、組織的に実行されることが多いが
中には、少数精鋭・単独で行う輩もおり、これらは名怪盗などと伝説化する傾向にある。
超光速空間転移の実用化に決定的な中技術に成功したある企業が
(知的財産に則らず)、公にしないで技術の独占を目論んだにもかかわらず、
数年で全人類宇宙圏に超光速空間転移を実用化する環境が整ったのは
ある単独の技術怪盗の活躍があったのは有名な話だったりする。
人々に伝わっている話の中身というか、経緯は相当な作り話らしく、
この怪盗をモデルにしたフィクション、メディアの大多数は誇張されているので
そのまま信じてはいけない。技賊とは別に、語るべき内容かもしれない。
言うまでもなく、レジェンド化しているような盗みは極一部である。
しかし、技術怪盗、技術詐欺は、その被害・手口の規模の大きさから
星系ニュースの記事に挙がる比率が高い、言い換えれば
経済活動に最も影響を与えているのが技盗という行為であると言える。
そして、技賊・宙賊・技術海賊である。
技賊と称される団体は最も数が少なく、そのかわり、
1回の盗み行為における被害額は大きい傾向にある。
先に分類した技術盗みは設計図や文書など情報の奪取で目的を果たせそうだが、
技賊の獲物は設計図や文書などの類ではなく、現物だ。
ただし、その現物がポケットや鞄には収まる程度の大きさであれば、
技賊の出番ではないだろう。
例えば、最新鋭の軍事偵察機。
最新鋭などとアバウトな表現で申し訳ないが、申し訳ついでに
従来もとい近隣星系に配備されている偵察機に対して郡を抜いた性能を持つ
偵察機が条約、力のバランスなどを無視して導入されるなんて場合。
近隣星系、近隣星系に関係する勢力など、新しい偵察機の配備に
抗う考えが生じるのは理。
力の均衡を計るため、相手に力を持たせるのことを阻止を狙って
配備計画を白日の下に晒し、政治的に計画を頓挫させるという選択が
とられることが多いかもしれない。
しかし、自らも力を持つという方針であれば、配備予定の偵察機を
備えるという選択もある。外交的手段もあるだろうが、ならず者の
手を借りる方策もあるだろう。
偵察機製造の前段階であれば
設計図の文書やファイルを盗む泥技や技盗の仕事になる。
製造・実験もある程度繰り返され、その性能の高さが
噂になった時期でもレジェンドな技術怪盗であれば、厳重な警備を嘲笑い、
現物を操縦して逃げ盗むなんていう芸当もやりかねない。
それでも実機の搬入がなされる段階まで事が進めば、1機体を奪って相手の有利が
大きく減ずることはないので名技術怪盗であっても目的達成は難しくなる。
そこで、力を尽くして技術を盗む、技賊の出番だ。
許されじ非人道的行為とはいえ、戦争覚悟の実力行使より
遥かに益しという考え。
技賊は泥技や技盗が相手の目を盗んで盗むのに対して、
敵を前にして、逃げも隠れもしないで強奪する。
もちろん、奪った後は一目散で逃げる。ということで、
そのためには武装をしているし、組織だった集団である。
故に古来の山賊・海賊を彷彿させるが、
主に宇宙空間における略奪になるので宙賊、宇宙海賊の前に技術を。
情報として最後の価値を持っている状態の現物を獲得する集団。
次回からはある技賊のストーリイを書きたいと思っているが
通常の盗みとは異なる内容になりそうで、技賊的にはイレギュラーな仕事。
シリーズ初めてのお話に関わらず。
その他に気になっているけど調べるまでには至らないことについてtaninunenoさんに書いてもらう予定。
各作者さんへの連絡は「ぬねの」が担当させていただきます。
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040、039、038、037、036、035、034、033、032、031、
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010、009、008、007、006、005、004、003、002、001
「小説ルービックキューブの揃え方_船旅編」って、こんな話
船旅をしていた青年は甲板で男の子に声を掛けられた。
行く先々、初めて見るものや新しい出会いの連続の一人旅とはいえ、
睡眠以外で暇な時や何もやりたくないときは存在する。そのような、何度目かの退屈のなか、
遂に旅行に出る前に後輩からもらったキーホルダータイプのルービックキューブを
初めて取り出し、やってみようかどうか、ボーっとしていたときに少年が6つのカラーが
混在している揃っていない状態のルービックキューブを差し出しつつ、口を開いたのだ。
今、洋上の青年と旅のお供にルービック・キューブを渡した後輩の乙女にとって
リーズナブルでリアルタイムな伝達手段はチャットだ。それは少年が自由に閲覧することが
許され、ご両親が設定したサイト上に設けられ、URLは青年がメールで乙女に知らせた。
島国から来た青年はルービックキューブを揃えることはできないが、
その立体パズルをくれた女性に揃え方をチャットで教えてもらいながら、
少年のキューブを揃えることにした。日本語のフォントはないので、
主にローマ字や記号を用いることになるが小説では日本語で表記します。
このお話は言葉のやり取りだけでルービックキューブの揃え方の伝達を試みる
一組の男女と少年の物語である。
はたして、もう何年も揃ったことがない少年のルービックキューブが揃うかどうか。
「小説ルービックキューブの揃え方_船旅編」、次回からスタートです。
正直なところ、揃うかどうかは、作者の文章力にかかっています
(うまく表現できなければ、ちゃっとではわからん!と言う結末を迎えるかも。
その時は、きっと、男の子が自力で分かるようになるというとんでもない終わりを
迎えることになるだろうが、それは避けなければと思っています)。
「技術wo盗め」シリーズってどんな話にするつもりだっけ?!
光速をはるかに超える距離を行き来する物語の世界では
技術を盗む行為が歴史に与えた影響は少ないないことになっている。
大宇宙を馳せる為に不可欠であろう、
超光速転移、素粒子合成、エネルギー変換などなどの幾つかの大技術は
既に実用化されている。多くの人・団体を介し、それぞれの派生を含めた様々な
中・小技術を基に開発された各大技術は比較的短期間に実現したと顧みられている。
母星の一つにおける古い暦で21世紀と呼ばれた時代に
知的財産や科学技術の証券化といった制度・方法が普遍的になり、
技術を進歩させることが幸か不幸か、永きに渡り、人々の関心事の最上級におさまった結果、
超光速転移、素粒子合成、エネルギー変換など時間がかかる大技術の分野に
継続的に大量な資本と労力が投入されたのである。
知的財産、科学技術の証券化は
知的財産や科学技術の透明化を担保に、より多くの人にその恩恵をもたらす構図である。
それでも、利益の独占を目論む人たちはいる。技術の囲みこみを計るケースが多い。
この囲い込みに法や制度と何の関係もなく対抗する手段が「技術を盗む」だ。
技術盗みがその盗み方の違いから幾つかに分類されている。
技術泥棒、技術こそ泥などと呼ばれる盗みは比較的準備を
要することもなくでき、泥技と呼称・略称される。
デスクや端末など不用意・無雑作に置かれ、それほどのセキュリティの
類が施されていない技術情報やサンプルの持ち出しなども該当する。
内部の者が出来心で行ってしまうものも、この技術泥棒カテゴリーに入るだろう。
移動中の鞄をひったくり、中身の技術を掠め取る、なども技術こそ泥扱い。
一方、厳重なセキュリティを掻い潜るとか、偽の契約を交わすとか
用意周到に準備をすすめ、大掛かりな盗みをすることは
技術怪盗、技術詐欺などと形容され、技盗などと略される。
犯罪行為の規模が小さくないため、組織的に実行されることが多いが
中には、少数精鋭・単独で行う輩もおり、これらは名怪盗などと伝説化する傾向にある。
超光速空間転移の実用化に決定的な中技術に成功したある企業が
(知的財産に則らず)、公にしないで技術の独占を目論んだにもかかわらず、
数年で全人類宇宙圏に超光速空間転移を実用化する環境が整ったのは
ある単独の技術怪盗の活躍があったのは有名な話だったりする。
人々に伝わっている話の中身というか、経緯は相当な作り話らしく、
この怪盗をモデルにしたフィクション、メディアの大多数は誇張されているので
そのまま信じてはいけない。技賊とは別に、語るべき内容かもしれない。
言うまでもなく、レジェンド化しているような盗みは極一部である。
しかし、技術怪盗、技術詐欺は、その被害・手口の規模の大きさから
星系ニュースの記事に挙がる比率が高い、言い換えれば
経済活動に最も影響を与えているのが技盗という行為であると言える。
そして、技賊・宙賊・技術海賊である。
技賊と称される団体は最も数が少なく、そのかわり、
1回の盗み行為における被害額は大きい傾向にある。
先に分類した技術盗みは設計図や文書など情報の奪取で目的を果たせそうだが、
技賊の獲物は設計図や文書などの類ではなく、現物だ。
ただし、その現物がポケットや鞄には収まる程度の大きさであれば、
技賊の出番ではないだろう。
例えば、最新鋭の軍事偵察機。
最新鋭などとアバウトな表現で申し訳ないが、申し訳ついでに
従来もとい近隣星系に配備されている偵察機に対して郡を抜いた性能を持つ
偵察機が条約、力のバランスなどを無視して導入されるなんて場合。
近隣星系、近隣星系に関係する勢力など、新しい偵察機の配備に
抗う考えが生じるのは理。
力の均衡を計るため、相手に力を持たせるのことを阻止を狙って
配備計画を白日の下に晒し、政治的に計画を頓挫させるという選択が
とられることが多いかもしれない。
しかし、自らも力を持つという方針であれば、配備予定の偵察機を
備えるという選択もある。外交的手段もあるだろうが、ならず者の
手を借りる方策もあるだろう。
偵察機製造の前段階であれば
設計図の文書やファイルを盗む泥技や技盗の仕事になる。
製造・実験もある程度繰り返され、その性能の高さが
噂になった時期でもレジェンドな技術怪盗であれば、厳重な警備を嘲笑い、
現物を操縦して逃げ盗むなんていう芸当もやりかねない。
それでも実機の搬入がなされる段階まで事が進めば、1機体を奪って相手の有利が
大きく減ずることはないので名技術怪盗であっても目的達成は難しくなる。
そこで、力を尽くして技術を盗む、技賊の出番だ。
許されじ非人道的行為とはいえ、戦争覚悟の実力行使より
遥かに益しという考え。
技賊は泥技や技盗が相手の目を盗んで盗むのに対して、
敵を前にして、逃げも隠れもしないで強奪する。
もちろん、奪った後は一目散で逃げる。ということで、
そのためには武装をしているし、組織だった集団である。
故に古来の山賊・海賊を彷彿させるが、
主に宇宙空間における略奪になるので宙賊、宇宙海賊の前に技術を。
情報として最後の価値を持っている状態の現物を獲得する集団。
次回からはある技賊のストーリイを書きたいと思っているが
通常の盗みとは異なる内容になりそうで、技賊的にはイレギュラーな仕事。
シリーズ初めてのお話に関わらず。
その他に気になっているけど調べるまでには至らないことについてtaninunenoさんに書いてもらう予定。
各作者さんへの連絡は「ぬねの」が担当させていただきます。
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